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絶対いい流れはくる


✩入院がきっかけ

お父さんは泌尿器科の病院に通院していました
尿道留置カテーテルが入っていました
それも自尿が出ないからと言われて

そしてある日、カテーテルを抜去してみて
自尿がでるか経過観察で入院してみないかと
主治医から提案されました


カテーテル交換は看護師2人、
家族2人で押さえて、
行っていました

押さえないと暴れて、
交換ができないからです


それが3週間に1回
それで主治医から提案されたのでした



認知症のお父さんは個室での対応となり、
誰か1人が必ず泊まることになりました
食事介助は家族がしていました

家族で交代して泊まっていました


入院生活であらためて、
施設の食事量が少なかったと思い知りました

看護師さんも介護スタッフもよくしてくれました



そしてカテーテルを抜去して様子を見ていたら、
自尿が出ました!
これでもうバルーン交換の必要もない!
何より感染のリスクがなくなる!




なんでカテーテル入ってたんだ??って…
それもお泊まりデイサービスに行ったからの話でした



バルーン抜去ができて、退院の目処もたちました
問題はお泊まりデイサービスです
もうあそこには戻したくなかったです


でも自宅でオムツ交換…
やったことないケアマネどうしよう
何からやれば…


専門職のはずの私は自分の家族になると
頭の整理ができませんでした


だからこそご家族の気持ちが痛いほどわかります


✩退院後の生活は入院中に考える


自宅に退院する患者で、
介護サービスを利用する際は
退院カンファレンスが開かれます


病院がケアマネに
カンファレンス開催を提案しましたが、
ケアマネがいらないと言ったそうです


そんなことある??
病院からの情報、注意点、今後の方針など
聞かないでどうやってプランをたてるの??


正直、バカなの??って思いました
本当に任せておけない



しかしここから状況は良くなるのです
お父さんの入院していた病院の
医療ソーシャルワーカー(MSW)が
とても親身に相談に乗ってくれました


施設の今までの対応を話し、
ケアマネを呼んで一緒に話をしてくれました
その時の会話は今も残っています


本当にひどいものでした
MSWも呆れていました

気持ちをわかってくれるだけで、
私たち家族が過剰な反応ではないということが
わかったもらえただけで、本当に救われました



そしてさらなる良い波がきたのです!
上司には家庭の事情を話して、
有給を取らせてもらっていました

上司から同じ法人の主任ケアマネに
相談してみたらどうかと提案され、
相談させていただくことになりました


主任はケアマネの鏡のような人でした
仕事もできて、周りからの信頼もあつく、
何より本人や家族のことを
すごく理解してくれる人でした

すぐに動いてくれて、
対策を考えてくれる人でした



私は主任ケアマネに時間を作ってもらい、
義理のお姉ちゃんも同席し相談させてもらいました


偶然!いや、もうこれはお導きか…
主任のお姉様が特養の施設長!
しかも私の地元から行ける範囲!


すぐに事情を施設長に伝えていただき、
年始からショートステイをすぐに
確保して下さったのです!


年末は家族で頑張ろうと!なりました
ショートステイの間に、
介護サービスを整えて
在宅介護をもう一度立て直ししました!


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