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If you wanna be an influencer, ... 2

もう1回同じことを繰り返します.上の記事は実は結構真面目に書いたので.

例えば,仮にぼくのこの本を勧めてくれる人がいたとして(そんないません,残念ながら),きちんと
『ゼロから覚醒 はじめよう英作文』(かんき出版)
タイトルをきちんと紹介し,『』(カギカッコ)ではさむことができる人はほとんどいません.『ゼロから覚醒』とか『はじめよう英作文』とする人は論会です.だって,「ゼロから覚醒」はかんき出版のシリーズ名で,現代文の有名な先生が英作文よりも先にたくさん出していて,最近では英文法の本も出ています.さらに「はじめよう英作文」は平凡であまり定着していない名前なのでインターネットのブラウザーで検索しても別の本ばっかりひっかかってしまうはずです.だから,シリーズ名とこの本独自のタイトルの間に1バイト(半角)のスペースをきちんと入れて,
『ゼロから覚醒 はじめよう英作文』
とした上で念のために,(かんき出版)のように出版社名を後につけられるのがプロの情報提供なのです.

SNSのサイト上では,署名付きの写真が自動的に表示されるのでいらないだろう,と思う人は素人です.普通の人はその写真をクリックしてサイトに飛んで正式署名を確認したりはしません.また,あなたの書いた記事が仮に少し影響されたとしても,その記事が商品名の検索で引っかかってこないでしょ? だから,署名をきちんと自分の記事のテキスト部分に入れられるかは,記事の中身よりも重要なのです.繰り返しますが,

『ゼロから覚醒 はじめよう英作文』(かんき出版)

としておいた場合,「ゼロから覚醒」「はじめよう英作文」「かんき出版」の3つでこの本が検索エンジンに引っかかる可能性が出ます.でも,普通の人はこれをしません.いいですか.ぼくの本でなくても,食品でも健康器具でも情報商材でもセミナーでもいいですが,正式な商品名をきちんと記事の中で正しく紹介するということができない限り,あなたはインフルエンサーになれません.「ハッシュタグ」という「#」という記号の後にキーワードを入れるスキルを磨く前にこのことを意識してみてください.

この本も先週から市場に出たようですが,書店には並んでいないと思います.

『15の論理展開パターンで攻略する英文ライティング』(JMAM)

ときちんと紹介してくれる人はどれぐらいいるでしょうか.まあ,自分の本を例に出していますが,他の作者の本でも本以外の商品でも良いですが,本気でそのクリエイターを支えたいなら,きちんと商品名を紹介するという部分からはじめないと,その商品は売れませんし,あなたのインフルエンサーとしての実績もあがりません.

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