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部下が報連相できない?それ上司のあなたが原因かも - 部下が報連相できるようになる2つのポイント

こんにちは。てぃろです。

リーダーやマネージャーとして部下や後輩を指導したことある方は多いと思います。すると、部下が「報告・連絡・相談」をしてくれないという悩み抱えたことがありませんか?

上司からすると”なぜ報連相しないのか?”と部下を責めたくなってしまいますが、それ本当に部下だけのせいでしょうか?

報告・連絡・相談は、人間同士のコミュニケーション

私は報告・連絡・相談とは人間同士の当たり前のコミュニケーションの一つだと思っています。

仕事だからといって、報告・連絡・相談という行為を特別視してませんか?

上司も部下も人間なので、話しかけにくい人には積極的に話しかけません。報告すべきことがあっても、関わりたくない人には極力関わらないようにするのが人というものです。

加えて、”人から言われただけでは変わらない”人というのは多いです。つまり、「報告しろ!」と口で言っても本当に報告する人は少ない。

その大きな理由の一つは、部下にとって報告しなくても困らないからです

つまり、報告しなくてもデメリットはない。逆に報告したところでメリットもない。それなら何もしない。当たり前の行動ですよね。

つまり、考えうる部下が報告しない理由をまとめると、

・上司に関わりたくないから
・報告してもうれしくもなんともないから

ということになります。

ならば、報告してもらえるように、報告がやりやすくメリットがあるものに変えましょう。

報告のハードルを下げ、報告にメリットを与えよう

関わりたくないと思われている悪いケースの場合を想定してこれを解消することを考えます。そのために、報告のハードルを下げましょう

「報告」と聞くと何かかしこまったイメージがありますが、何かの箇条書きでもなんでも情報が伝達されればそれは報告です。

例えば、以下のようにすればハードルは下がります。

・Webサービスを使って、タスクの進捗を簡単にコメントする
・Slackなどのチャットで箇条書きする

報告は上司が部下の状況を聞いてサポートを適切にするためのものなので、報告資料そのものが重要ではありません。

このようにライトな報告にしてしまえば、関わりたくない上司にも極力関わらずとも報告してもらうことができます。

次に、報告のメリットを与えましょう。といっても、それはシンプルにこの一点に尽きます。

・部下の仕事がぐっと前に進む(言い方をもう少し変えたい)

当たり前ですが、部下は仕事を進めるために報告します。ならば、それをしっかりサポートしてあげれば、それが最大にして唯一の部下にとってのメリットです。

部下は仕事を進めることに必死です。部下の報告内容から仕事をさらに前に進められるように上司のあなたが追認してあげたり、アドバイスをしていくだけで部下にとってメリットのある報告になります。

こうしてメリットがある報告としていけば、関わりたい上司と認識してもらえるようにもなり、もっと報告してもらえるようになることでしょう!

まとめ:上司こそ報連相に能動的に関わるべし

今回は、報告してほしいなら報告しやすい環境を整え、報告そのものにメリットを与えることが大事である、という話でした。

つまり、報告を聞くとは上司にとって能動的な仕事であるべきなのです

場づくりからはじめて、報告を聞く時まで、すべて上司こそが部下の報告・連絡・相談に対して能動的に関わる姿勢が重要なんですね。

もちろん、ここまで書いた通りにすればすべての部下が報告・連絡・相談をすぐにしてくれるわけではないかもしれません。

本当にただ怠惰な人もいたり、やむを得ず報連相できない状況にいる人もいるはずです。

そんなときこそ、部下も同じ仕事をしている人間であることを忘れず、なぜ報連相できないのか?をよく聞いて対策するのも上司の仕事だと思います。

そうやって、上司から積極的に部下の報告・連絡・相談に関わっていくことが一番の報連相をしてもらう環境づくりなのかもしれないですね。


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