いい感じの戸口（16）～フランス・パリ
パリには、パッサージュ（passage）と呼ばれる通り道があります。直訳すると「通り抜け」ということなのですが、建物と建物の間を通り抜ける道のようでもあり、建物の中に作られたアーケードのようでもあり、日本では見られない独特の存在です。共通するのは、入口には門があり、中はガラスの天井になっていること。中は明るく、冬も暖かくて、ホッとする場所です。写真は、そんなパッサージュのひとつ、ギャラリー・ビビエンヌの入り口です。美しい格子模様に凝った彫刻が素晴らしいです。パリのパッサージュ巡りは、オススメです。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？