「ヤングケアラー支援強化」の記事をヤングケアラーが読んでみた。

「〇〇、新聞にヤングケアラーの記事が載ってるぞ。」

用事のため仕事を休んだ父が家に帰った途端、僕に言ってきました。
僕は社会情勢に興味がありますが、基本ニュースやネット記事で情報を得ているので、新聞を読むなんて何年振りでしょうか?

記事の内容を大まかに書くと、
・厚生省がヤングケアラーの支援を基本指示で示すのは初めて。
・「団塊の世代」が2025年に後期高齢者になるので、それを見据えての支援。
・ヤングケアラーの高齢者介護の負担軽減策を市区町村に促す。
・ヤングケアラーが家族を介護し続けた際に起こり得る懸念点。
・包括支援センターに相談体制の強化を促す。

と、いう感じです。

これまで日本の社会問題として言われてきたヤングケアラーという存在を減らすために、やっと日本が動き始めたのかな?と嬉しく思いますが、記事の中で「え?」と思い、考えることがありました。

”介護で心身の負担が大きくなるから、学校で社福士と相談できる環境を用意するよ。”(記事の内容を割愛し、自分なりに理解)について、自分が感じたことは…

「ヤングケアラーって言っても学生限定かよ?じゃあ、俺みたいな大学卒業した後の人はどうなるの?」

「もし学生だったら、家では介護でストレスが溜まるから、学校の自由時間は友達と学生らしい会話をして過ごしたいな。」

「介護に関して1番心身の負担が溜まるのって問題が起こった後だよな。」

ということです。

色々な考えのもと、厚生省は今回の支援について考えたのかと思いますが、
僕的には「ラインなどで24時間、いつでもどこでも相談できる環境」を用意したの方が若者にとってはいいと考えています。

介護される家族の介護度や、それぞれの家庭の事情にもよりますが、介護する側は基本的に自由な時間が多く取れません。僕の場合は祖母の介護や家事で手一杯なので、父が休みの日でない限りは包括支援センターにわざわざ相談できる余裕なんてないのです。

最後は愚痴で終わってしまいましたね。
でも、これがヤングケアラーの僕がヤングケアラーの記事を読んで思ったことなのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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