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【#おうちで考え中】じぐざぐ・ジャンプ編『辛いやきゃりーな世界でそれでも僕らは乗り切りもえ』

新型コロナウイルスの影響で多くのお笑いライブやテレビ収録が中止・延期になってしまっている昨今。頻繁に外出を行うこともできず、多くの楽しみが奪われています。

また、芸人さんはおもしろいネタを考えても以前のようにお客さんの前で披露することができず、窮地に立たされていると言っても過言ではないでしょう。

これまで取材してきた芸人さんたちに対して表現する場を提供したいと考え、芸人さん自身にコラムを書いてもらう『#おうちで考え中』を企画しました。

芸人さんの現状を少しでも知ってもらうと共に、ライブなどの仕事がない期間の日常をどう過ごしているのかお伝えしていきます。

#おうちで考え中 の記念すべき1人目は人力舎所属 じぐざぐ ジャンプさんです。どうぞ、お楽しみ下さい。

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自粛中のみなさんほんとに、お疲れチャングンソク、です。縁あってコラムの話をいただきまして、了解ウォッチ、と引き受けました。たまに現れる隠れダジャレで多少読みづらくて、失敬島シーパラダイス、かもですが少しでも暇つぶしになれば、嬉しいな桔平、です。

ではコラムの、はじまりはじまり夏木マリ

現在コロナウイルスの影響で世界は一変してしまいました。お笑いの世界でもライブ、収録などの仕事が一気になくなり多くの芸人は、暇ナンデス、状態です。

僕も今の唯一の仕事はTwitterに1日1ダジャレを投稿することのみです。まあ仕事というかほぼ、趣味テクト、ですが。

とんでもないピンチです。僕の人生の最大のピンチといえば、大学1年の時にサークルの先輩の家のカーペットにマーライオンのごとく盛大な寝ゲロをして先輩をブチ切れさせ、後日みんなの前で土下座をした事件が思い出されます。あの日の20人の冷たい視線を一身に受ける状況、そのピンチたるや世界の終わりに感じたものだが、その時の自分に言ってあげたい。SEKAI NO OWARIなめんな。そんなピンチは、しょーもない、ドラゲナイ、と。

まさに世界の終わりなのではないかと思える現在、お笑いに何かできることはあるのでしょうか。もしコロナウイルスにお笑いが有効だと判明し、お笑いが世界を救う鍵になれば、サイコーたくみ、なんですが、と僕の中のママタルト檜原くんが日々そう言っています。そんなリトル檜原くんはさておき、現実的にお笑いが今できそうなことは、みんなの自粛を促す力にあるように思えます。

今大切なことは事態の打開策が見つかるまでいかに自粛を続けられるかだと思います。2週間、1ヵ月と自粛が続くとはっちゃけたいと思うのは仕方ないことですが、そんな時でもいかに誘惑に打ち勝てるかが重要になります。

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「今日はあの芸人の配信を見よう。あのお笑い番組見ないと。あの芸人のネタ動画を見たいな。じゃあ家に篭ろうかな」そんな自粛のきっかけになれたら、それはお笑いが今の世界のためにできるささやかだけど大切な役割なのではないかと思います。

幸い数多の芸人たちのネタ動画や配信といったコンテンツが家の中で簡単に楽しめる、嬉しいな林檎、な時代です。1人で寂しい夜は錦鯉さんの漫才を見ましょう、明るい気分になります。飲み会したい時は虹の黄昏さんの動画を見ながらお酒飲みましょう、オールで飲み会した気分になります。パチンコ打ちたい時はYes!アキトくんのダブルパチンコ!を見てともにやりましょう、打った気分になる、かもです。

ここではとても挙げきれないですが、他にも星の数ほどのお笑いの動画が見れるのです。「YouTubeの動画を全部見た」という個人的にすごく好きなボケが真空ジェシカのネタにあるのですが、自粛で時間が有り余っている人、このボケを実現しちゃってほしいものです。そうなると真空ジェシカのこのボケにリアリティーが生じて笑わなくなる人が出てしまい営業妨害になるのかもしれないので、埼玉スーパーワリーな、なんですが。

友達と飲みに行くのもダメ、旅行もダメ、そもそも外出がダメという世はまさにみんながみんな、辛いやきゃりー、状態ですが今はこの苦しみを受け入れて生きていかないといけないのです。

先に話したマーライオン事件も事件直後はみんなからの地獄の塩対応に苦しみましたが、2ヶ月後には笑い話となりました。マーライオンが、お笑いおん、になったわけですね。…ちょっとこのオチは、死んがぽーる、なんで封印しますね。


もし自粛がしんどくなった時は笑いに触れてみて下さい。ちょっとかもですがきっと、頑張るびっしゅ有、な力になるはずです。最後に僕なりの格言で、おしまいフットツー、とさせていただきます。



みんなと遊びた過ぎた玄白
でも今は耐―えるアナトミア
このピンチを乗り切りもえ


じぐざぐ ジャンプ🕶

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#おうちで考え中 は今後不定期で続ける予定です。外出自粛が続き憂鬱な毎日ですが、読者の皆さんが少しでも明るく前向きに過ごせるような存在になれたらいいなと思います。

お笑いがある世界が戻ってくるよう、皆さん一丸となって乗り切りましょう。次回もお楽しみに!



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