ポケモンを題材にした漫才やXVideosにネタ投稿など実験的な試みを続けるラフターナイト王者・真空ジェシカ
今回はガクカワマタさんと川北茂澄さんによるコンビ、真空ジェシカさんをインタビューしてきました。先日優勝した『ラフターナイト』の話題やラジオ出演時のエピソードに加え、終盤ではガクさんおすすめの超乳漫画を3本紹介しているので、最後までお見逃しなく。
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立川:まずは『ラフターナイト』のチャンピオンおめでとうございます!「ラランドでーす」のつかみでやられた!と思ったんですよ。勝算はあったんですか?
川北:まったくなかったですね。「どうせこいつら優勝しないから俺らは入れてやるか」みたいな感じで入れたのが集まったんだと思います。
ガク:「多分かが屋が優勝するでしょ。まあ私は真空ジェシカに入れとくか!」みたいなね(笑)
川北:ネタの最後にいつもサムネイル用に撮ったりするんですけど、ネタが思ったよりウケたからそのまま終わりたかったんですよ。でも準備しちゃったし、やらないんだって思われるのも嫌だったので。
立川:リスナーからしたら真空ジェシカと言えばサムネイルのボケあるよなって思いますもんね。
川北:それをわかってる少数のためにやりましたね。
ガク:そもそもチャンピオン大会でサムネイルもないですしね。
立川:それって最初に出たときからやってたんでしたっけ?
川北:最初は1週間の視聴回数が300とか400とか全然少なかったんです。たしかに名前も知らないし、サムネイルを見てもただ2人が立って喋ってるだけ。こんなの誰も見たいと思わないし、他の人のサムネイルを見てたら、全部おもしろい場面が切り取られてたんですよ。これはTBSラジオの人が芸人が良い瞬間を選んでサムネイルにしてくれてるとわかったので、それも大変そうだからこっちが指定した方が向こうも仕事が減って喜んでくれるんじゃないかなと思ってやり始めました。
ガク:優しさでね。でも向こうの人は「いつサムネイル撮影が来るかわからないから、真空ジェシカのときはずっとカメラを構えてなければいけない」と言ってました。
川北:逆に迷惑かけちゃって…
立川:逆にと言えば、『逆ニッチェ』好きです。
川北:逆ニッチェはなかなか反響ありましたね。みんなも江上さんの顔とあの丸まった髪が同じ大きさだなって思ってると思うんですよね。多分そこがよかったんじゃないかなと。『白黒アンジャッシュ』に出させてもらったときも写真でボケるみたいなので逆ニッチェをやったけど、全然ダメだったよね。説明する時間がすごく長くなっちゃって。
ガク:逆ニッチェは説明されたら絶対おもしろくないよね(笑)
川北:「ニッチェじゃなくて江上さんだろ」って言われるのが1番困りましたね。
ガク:でもまあそうだよ(笑)
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立川:『ラフターナイト』の賞金でいろんな人に任天堂スイッチを配ってるじゃないですか。あれは何人くらいにあげる予定ですか?
川北:まだ決めてないですね。賞金が入る前にスイッチを配りすぎてて今カード止められてるんですよ。賞金が入ってくるまでに餓死するかもしれないですね。それかスイッチ食べてるか…
ガク:どっちにしろ死ぬよ(笑)
立川:ママタルトの檜原さんが買ってくれたとつぶやいてましたね。
川北:ママタルトが優勝したら、彼らがスイッチ持ってない子に買ってあげるって約束してたんですよ。だからママタルトが優しいだけですね。
立川:優勝特典の『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』の手応えはいかがでした?
ガク:ラジオのやり方自体を知らなすぎて、時間配分とか全然わからなかったのでバタバタしちゃいました。ラジオの反響というか、手応えってみんなどこで感じてるんですかね?お客さんもいないし。
立川:単純に楽しさとか、またやりたいかとかじゃないですかね。
川北:でも前にやらせてもらった『ミュ〜コミ+プラス』よりは全然よかったです。
ガク:よく笑ってくれる作家の白武ときおさんが入ってくれてね。
立川:次回やるとしたら改善したいところはありますか?
川北:僕は楽しくやらせてもらったのでよかったですね。おまえはあまり楽しそうじゃなかったな。全然笑ってなかった。
ガク:楽しかったよ。結構笑ってただろ。ねえ、笑ってましたよね?
立川:超乳の話されてましたよね。ラジオをやるにあたって、エロ漫画以外にやりたかった企画とかありますか?趣味とかで。
ガク:趣味とかじゃないですけど、川北がイジられる流れがめったにないことなので対応できませんでした。だからその流れをもっと作ればよかったです。
川北:1通目に来たメールが「声震えてるじゃねーか」でしたからね。あとコンビ名の由来になった希崎ジェシカさんからお祝いコメントもらったので、最終回を迎えちゃったんですよ。
立川:コンビとしての最終回?
川北:そうです。だからやることなくなっちゃった。どうする?解散します?これ最後の仕事にしようか。
一同爆笑
ガク:希崎ジェシカがゴールだったって(笑)
立川:ご本人もツイートしてましたよね。実際にお会いしたことはありますか?
川北:会ってはないですね。コメントだけです。
立川:希崎ジェシカは2人とも好きですか?
ガク:川北が好きですね。
川北:いやそんな照れないで。僕も好きですけど、彼も好きですね。
ガク:好きな方がいいか。
立川:実際に会ってないので、それをモチベーションの1つにするとか。
ガク:今月で引退しちゃうんですよ。だから終わりですね。
川北:ただ、ディレクターの越崎さんは希崎さんに「引退しても真空ジェシカがいるのでジェシカって名前は残りますよ」と言ったら複雑な顔をしたらしいので(笑)
ガク:残してほしくないのかもしれないですね(笑)
立川:毎月新ネタを2本披露するライブ『でかぷっしゅ!』に出演されていますが、もっと大きい小屋でやりたいですか?
川北:今やっと50キャパから80キャパになったところですね。ただやっぱりオズワルドがどうしても出たがらないんですよ。M-1決勝が決まる前から出てなかったんですけど。
ガク:頑なにね。しかも吉本のライブじゃなくて、地下でやってるライブに出るために『でかぷっしゅ』を休んでるんですよ。
川北:でもそのオズワルドが結果を出してるので、僕らが間違ってるんですけど…
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立川:お2人は結構実験的なネタを作ってる印象があります。僕は『サワムラー』のネタが好きです。
川北:YouTubeにあげてるやつは完全にYouTube用っていうのはちょっとありますね。
ガク:サワムラーは『グレイモヤ』でやらなかったっけ?
川北:同世代しか来ないライブですね。やったかも。YouTubeのアナリティクスを見ても同世代しか視聴してないんですよ。
立川:世代に強く刺さるネタをやってるという点ではいいことではある気がします。
川北:それが強みですね。でも男性が9割近くで、女性は全然見てないんですよ。こんなにポップなのにな。
ガク:ポップじゃないんだよ、明らかだろ。
川北:おまえはポップだろ。
ガク:僕の見た目だけなんだよ、髪型だけ。
立川:XVideosにも動画をアップしてますが、反響ありますか?
川北:反響…はないですね。
立川:そもそもエロい動画以外もアップできると知らなかったです。
川北:いけましたね。調べたらヒカキンの動画も上がってました。
ガク:無断転載で?
川北:いやわかんない。公式じゃない?
ガク:公式で上げるか!(笑)でもXVideosはエロくないとダメなんだよね?
川北:収益を得ようとするとダメ。僕も1回申請を出したんですけど、エッチじゃないって理由で動画を消されました。だから今は収益なしでただただアップしてます。
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立川:他の芸人から怖がられてると感じたりしますか?
ガク:後輩からは多分話しかけづらいとは思われてるでしょうね。
川北:単純に人見知りなだけなんですけど、それで怖がられたりするんですよ。おまえはめっちゃ怖がられてるよね。
ガク:そんなことない(笑)でも川北はめちゃくちゃ怖がられてるけど、話してみると普通に話せるから一気に好感度が上がるのでずるいですね。
川北:ずるいってのがわかんない。でも第一印象を悪くする努力とかはしてます。最初が悪いとちょっと話すだけで伸び率がよくなる(笑)
立川:ヤンキーがゴミ拾いしてるとかそういう理論ですね。『ゴッドタン』の『この若手知ってんのか?』という企画の中で川北さんが紹介されていた際に、『作家の悪口を言うライブ』の話が出ていましたが、当時より尖りはなくなりましたか?
川北:そうですね。作家が悪く言わなくなってきたってのはあるかもしれません。作家の批判ライブをやってると知られてて、ネタ見せ前に「おまえヤバい奴らしいな」と言われることもありました。そしたらちょっと向こうの言うことも変わってきますよね(笑)
ガク:周りが僕らのことを知るようになったのはあるかもしれませんね。
川北:あと周りが優しすぎるというのはあると思いますね。みんな優しすぎない?ライブも呼ばれたら必ず出る、みたいな。僕は家でゆっくりしたいから断るってことが結構あるんですよ。
ガク:それは別に優しさじゃないと思う(笑)でもライブ終わってすぐ帰るとかさ、周りと交流せずに1人の時間を作ろうとするとか。
川北:全然そんなことないのに。
立川:大前提として、好かれたいですか?
川北:好かれたいですし売れっ子にもなりたいですよ。
立川:今、仲良くなりたい人はいますか?
川北:大体そういう人にはガンガンいくので、もういないっすね。結構先輩にはガンガンいきます。おもしろかったです、観に行きますねって。絶対悪い気はしないと思うので。
立川:TVに出てる人で仲良くなりたい方はいますか?
川北:(間髪入れず)ダウンタウンさん以外で?
ガク:ダウンタウンさんを含めたらダウンタウンさんなの?
川北:そりゃそうでしょ。「誘拐のネタおもしろかったです」って言いに行きたいもん。
立川:関西の芸人、誰もが手本にしたやつですね。ではお2人とあまり面識がない後輩はどういうことを話しかければ心を開いてくれますか?
川北:僕は完全にぷよぷよですね。お笑いとかは勘弁してほしいです。こいつはアイドルと妖怪ですね。
坂本:妖怪が好きなんですか?私も好きです。
川北:変わってる人だった(笑)
ガク:一括にするな(笑)
坂本:鬼太郎が好きなんですよ。ガクさん、ちょっと似てますよね。
ガク:似せてないですよ(笑)アニメは新しいシーズンになって、スマホを持つことによって出た弊害に対しての妖怪が出てきたりとかね。
川北:妖怪に詳しくて、妖怪の倒し方クイズをオーディションでやったりするんですよ。ちょっと1個出してみて。
ガク:妖怪の中でも特に強いと言われる妖怪獣の蛟竜(こうりゅう)というめちゃくちゃデカイ妖怪がいて、日本がなくなるくらいの危機に陥ったときに鬼太郎がそいつに立ち向かってくんですけど、簡単に踏み潰されちゃうんです。では鬼太郎が踏み潰されてからどうやって逆転勝利したでしょうか?
妖怪獣・蛟竜
立川:ん〜土掘ってとかですか?
ガク:それも鬼太郎ではよくあるパターンですよね。
立川:掘って別のところに出て、そのまま口の中に入るとか…
ガク:残念。正解は鬼太郎が体内に持ってるすべてを溶かす液体を出して蛟竜と一緒に溶けてなくなるんです。その後、たまたま砂かけばばあが蘇生粉を持ってたんで鬼太郎は助かったという。
立川:チートすぎない?(笑)そんな能力あったんだ。
川北:こういうのを出すんですけど、まず蛟竜がわからないから絵が思い浮かばない。
ガク:ウケたことないよね。「一反もめんの倒し方教えてよ」とか。倒さないのでわかんないんですって(笑)
立川:アイドルは乃木坂のみですか?
ガク:そうです。今の推しは久保史緒里さんです。
立川:3期生の子ですね。僕は橋本奈々未さんが好きでした。
ガク:僕は元々深川麻衣さんが好きで…
川北:すごい、取材チームのお2人がカワマタが分裂したって感じっすね。乃木坂と妖怪で。ラッキーだな。
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立川:今後やってみたい仕事はありますか?
川北『ガクヅケハウスラジオ』に出てみたいですね。
ガク:頼めば出れるよ。
川北:出れるとなるとちょっと違うかな…
立川:『芸人芸人芸人』でTBSラジオの宮嵜さんが「ガクヅケハウスラジオを聴いてる」と書いてありました。宮嵜さんとしてはガクヅケとヒコロヒーを使いたいって。
川北:僕らの名前はなかったですか?
立川:すでに『ラフターナイト』に出てたとかそういうのもあって、そこにはなかったですけど…
ガク:ガクヅケも『ラフターナイト』に出てますからね。
川北:まあ僕らの名前はなかったということで…
立川:流し読みしてたのでちゃんと確認しておきます。
※確認したところ、真空ジェシカさんの名前も記載されていました。失礼致しました。
川北:縦読みとか斜め読みしたら入ってるかもしれないよね。それ嬉しいな。1番考えてるじゃん。僕らの名前を出すためだけに喋ってるっていう。
ガク:まあね、怖いけどね。
川北:嬉しいなあ、宮嵜さん。
ガク:いや、してくれてないって(笑)
立川:最後にガクさんがすごいと思う超乳漫画を挙げてほしいです。
ガク:締めそれか(笑)
川北:締めじゃねえな(笑)『超乳超乳超乳』ね。
立川:そもそも超乳を好きになったきっかけは何ですか?
ガク:『チャンピオン』で『エイケン』っていう明らかにエロ過ぎるしおっぱいが大きすぎる漫画があって、そこからもっと大きいおっぱいをと…
川北:母親が巨乳だからでしょ?
ガク:それはいいんだよ。気持ち悪い話になるから。関係あるかもしれませんくらいでさ、そうだとは思いたくないんだよ。
川北:かっこつけて『エイケン』の話して(笑)
立川:ベスト3を発表してほしいです。
川北:ベスト3発表できるようになってたら今後便利だよね。
ガク:エロ漫画のトークライブでドラフトとかやってたんだけど、作品となるとまた別だからな…
というわけでガクさんにおすすめの超乳作品を紹介していただきました。年末年始にお楽しみください。
この超乳作品がすごいbest3 ※18歳未満閲覧禁止
3位「超乳 for you/ながしま超助」
超乳漫画のクラシック。僕が超乳の存在を知り、そういう漫画はないかと検索をかけて一発目に出てきて「僕のための漫画だ」と思った作品です。超乳経営コンサルタントが世界一のクイーン・オブ・オッパイを目指す熱いお話です。
2位「超乳常茶飯事/カタクリハウス」
ショタの住む家に異世界から超乳少女たちがやってくるハーレムものなのですが、超乳少女たちは超乳を一切露出しません。「超乳の子が服を着て日常を過ごす」ことが非日常であるという視点に脱帽しました。
1位「お嬢様の麓のメイド村/ぴよころた」
超乳作品の中でも特に莫大な大きさの超乳ばかりを描き続けるぴよころた先生の作品。1000m超の超乳を持つお嬢様の超乳の上に小屋を建て、お嬢様の乳域(ちいき)のお世話をする超乳メイドたちのお話です。
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