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ダンスの授業内容案

ご覧頂きありがとうございます。

前回のブログでは「ダンスの授業」というテーマで書かせて頂きました。

こんなのがいいんじゃない?
などダンスについて会話をしましたか?
会話をしてくれていたら嬉しいです。

前回は、ダンスの授業内容には触れなかったので、今回のテーマは
「ダンスの授業内容案」
というテーマで書かせて頂こうと思います。

(※前回の内容とリンクしているので、気になる方は前回のブログ内容もご覧になって下さい。)

前回もブログで書かせて頂いた通り、
・振り付けを覚える
・技が出来るようになる
・かっこよく踊る

ではなく、
ダンスを通して何を学ぶかにフォーカスが当たればいいなと思います。

授業内容のテーマは、
・自己表現
・コミュニケーション
・音楽を感じて身体を動かす事を楽しむ

出来る・出来ないではなく、1人1人それぞれの感覚といった個性にフォーカスが当たればいいなと思います。

「ダンス授業内容案」

○音を聞く事(聴覚)にフォーカスを当てる。

・校庭や廊下に出て動きを止め音を聞き、聞こえた音全てを紙に書く

・自分が動きながら音を聞き、止まって聞いていた時と違う音が聞こえた音を紙に書く

・1番遠くから聞こえる音や1番近くから聞こえる音を紙に書く

○共感、共有する。自分だけに聞こえた音やみんなと同じ聞こえた音を知る

・書いた紙をグループなどで見せ合い、自分だけが書いた音、みんなと同じ聞いていた音にそれぞれ印をつける

・グループでそれぞれが聞こえなかった音を聞きに行く

・みんなが共通していた音を聞きにいく

・自分の身体を使っていろんな音を出してみる

・身体を使って音を出すと聞こえなくなった音を紙に書く

・気分や気持ち(楽しい、寂しい、爽快、穏やかなど)を指定し、それぞれ自分の身体を使って音を出してみる

・グループやクラスで大きい音や小さい音、長い音や短い音をそれぞれ組み合わせ一緒に音を出してみる

○音楽を聞く、共有、共感する

・様々な国やジャンルの音楽を聞き、感じた事や思った事を紙に書く

・音楽を聞き色もしくは絵で表現する

・音楽を聞きストーリーを考え紙に書く

・音楽を聞いて感じた気分を紙に書く

・書いた気分を紙を見せずに言葉以外の方法でグループに伝える

・音楽を聞き感じた気持ちを目を閉じて自分なりに表現してみる

・慣れてきたら目を開けてグループやクラス内で向き合って表現してみる

あくまでも授業内容案として書かせて頂いているので、具体的な授業の進め方などについては触れていません。

自分が何を感じているか
友達が何を感じているか
1人1人の感性を共有、共感する

言葉や見える
わかるものではなく、
音楽を通して見えないものを感じることで感性が磨かれ、新しいコミュニケーションツールとなるよう目指せればいいのかなと思います。

尚、最初の方に出てきたいくつかの内容は、カナダの音楽家マリーシェーファーさんの100のサウンドワークから抜粋した内容です。

すごく素晴らしい考え方だなと思うのでまた詳しくご紹介出来たらと思います。

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