【未購読後悔日記】『盗まれた国書―飛鳥探偵帖』著:上宮 真人
Hello world,はーぼです。
書籍ー特に紙の書籍には、避けて通れないものがあります。
それが、絶版です。
毎月、次から次へと新しい本が、様々な出版社から出版されます。
一世を風靡した大ベストセラーであっても、いつの日かは書店の本棚から姿を消し、やがて絶版の時を迎えます。
絶版となった本の一部はブックオフや古書店などで、またはアマゾンで出品されることもありますが、それもやがては消えていき、そんな本があったことさえ、人々の記憶からも消えていき、書籍としての終わりを迎えることになります。
買おうと思えば買えたのにちょっとした気まぐれで買わなかった、そして今は猛烈に後悔しているという、いわゆる未購読後悔本を、思い出しては紹介しようと思います。
その最初が、上宮 真人氏の歴史ミステリ『盗まれた国書―飛鳥探偵帖』です。
なんと探偵役を務めるのが、聖徳太子なんです。
この発想だけでも読む価値はあると思います。
なのに、この本をボクはブックオフの100円コーナーで手に取ったものの、特に理由もなくなぜか買わなかったのです。
買っておけばよかったと、今では反省してます。
(まあ、本の状態を気にさえしなければ、アマゾンで買えるんですけども)
ちなみに上宮 真人氏は、飛鳥探偵帖として、もう一冊、美貌の歌人額田王が探偵役を務める『額田王の挑戦―飛鳥探偵帖』という歴史ミステリも書かれていています。
こちらはブックオフや古書店で見かけたことがないのですが、こちらも面白そうですね。
飛鳥時代を舞台にした歴史ミステリ2作、東京創元社などから、電子書籍として復刻してほしいものです。
本との出会いは一期一会。迷ったら買うのが正解なのかもしれません。
なにせ、100円で手に入っていたわけですし。
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございます。
See you next time,はーぼでした。
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