見出し画像

ようやくRIZINらしくなったが…RIZIN.34勝敗予想~第2弾~

こんばんは。
今週、3月20日(日)にいよいよ、
丸善インテックアリーナ大阪で
「湘南美容クリニック presents RIZIN.34」が開催されます!!

前回は、物議を醸したキックボクシング多めの前半戦の勝敗予想をしました!

今回は、MMAの試合が一気に増える中盤戦。
第7試合〜第10試合の勝敗予想をしていきます!

■試合順

それではどうぞ!!

第7試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(60.0kg)
福田龍彌 vs. NavE

福田は、元修斗世界フライ級王者であり、デビューから修斗を主戦場とし21年に第7代修斗世界フライ級王者になるも平良達郎に一本負けし王座陥落。そこからDEEPに参戦すると、DEEPフライ級王者の神龍誠と接戦を演じるも判定で敗れた。続く22年2月にRIZINでは2戦2勝2KOと勢いのある伊藤をTKOで破り、試合から1ヶ月スパンでRIZINに出ることに。

NavEは、キャリア10年を誇るGLADIATOR現フライ級王者。18年9月に王者になり、そこから一度の判定負けを挟むもののそれ以外は負け無しで直近連勝中。試合がない時はグラップリングマッチに出るなど勢力的に活動を続けるベテランファイター。

展開予想
序盤は打撃戦。NavEがリーチの長いジャブと左ミドルを蹴り、福田もそれに対してカーフキックから自分のペースを掴もうとする。中盤からNavEが福田の蹴り足を掴んでテイクダウンをして、トップキープし1R終了。
2RもNavEが打撃からテイクダウンを仕掛けるも、福田に対処され再び打撃に。ここから徐々に福田の打撃が当たりだす。
3Rも福田がNavEのタックルを切り、打撃でペースを握りそのまま試合終了。
結果は、3-0で福田龍彌の判定勝ち予想。

両者とも、とうとうRIZIN初参戦かという感じです!
実力者同士の戦い。フライ級トーナメントの査定試合の1つ目とも言える。

第8試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
竿本樹生 vs. 宇田悠斗

竿本は、BRAVE GYMの期待のエース。ZSTを中心に活躍し第4代ZSTフライ級王者を戴冠し、RIZINでも2連勝。しかしそこから1年呼ばれず漸く参戦したRIZIN TRIGGER1stでGRACHAN王者の松場貴志に僅差の判定勝ちし今回のさんせ。13連勝中で3年間負けなしで勢いがあるのは間違いないため、軽量級ならではのスピードを武器にRIZIN4連勝しフライ級の中心になれるか。

宇田は、19年4月のデビューから3連続KO一本勝利を挙げるなどして、19年修斗フライ級新人王を獲得。そこから修斗で1つの引き分けを挟み3連勝しデビューから無敗で現在修斗フライ級1位の若手注目ファイター。

展開予想
打撃戦。中盤から竿本がタックルを混ぜ始め宇田をテイクダウンする。
2Rから竿本が打撃でペースを掴みだし、宇田がカウンターを合わせようとしたところにタックルを決めてテイクダウン。トップキープ。
3Rも早々にテイクダウンして試合終了。
結果は、3-0で竿本樹生の判定勝ち

フライ級グランプリ査定試合2つ目。中でも注目度が高い選手同士がここで潰し合うっていうのは勿体ない気がしますが、でもヒリヒリしてて良いですね!
13試合負け無しのエースか、デビュー戦から負け無しの若手ファイターか。

第9試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
アラン“ヒロ”ヤマニハ vs. 手塚基伸

ヤマニハは、ボンサイ柔術所属ではあるものの力強い打撃も得意とし、PANCRASEを主戦場とし春日井寒天たけしなどの強敵を破りバンタム級1位にまで登りつめた。そしてバンタム級トーナメントに出場し一回戦で倉本一真に完勝するも2回戦で朝倉海に敗れ、今回はそこからの再起戦。

手塚はUFC経験もある超ベテラン。様々な団体を渡り歩きしのぎを削り、昨年の12月にはRIZINで金太郎と熱戦を演じた伊藤空也の持つGRACHANバンタム級タイトルへ挑戦すると1R52秒腕十字による一本勝ちで王座奪取に成功し、現在6連勝と勢いに乗っている。

展開予想
序盤は打撃。中盤から手塚が組み付いてのテイクダウンを狙うもヤマニハがうまく対処し、再び打撃戦。2Rも1R同様の展開となり決め手にかける。3Rようやくヤマニハの打撃がヒットし手塚が組み付いてなんとかしのぎ試合終了。
結果は、2-1でアラン“ヒロ”ヤマニハの判定勝ち

両者は再戦で、2014年9月のHEATで手塚がヤマニハを肩固めに極め、一本勝ちしている。
ヤマニハがボンサイ柔術家として寝技でやり返すか、それとも手塚が実力の差を見せつけ跳ね返すか。グラップラー同士だと意外に打撃勝負になる気がしますね。

第10試合
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(61.0kg)
大雅 vs. 髙橋亮

大雅は、K-1WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチで卜部弘嵩から判定で勝利して第3代王者に輝いた。そこからRIZINに移籍してくるも、なかなか戦績が奮わず、そこからRISEに参戦してからは中村寛に判定負けするも、その後に梅野源治に完勝し、本来の強さが戻ってきた感じもある。

高橋は現在までに30戦21勝7敗2分9KOという戦績で、19年6月にNKBバンタム級とフェザー級のタイトルも獲得している。そしてRIZIN29のキックトーナメントに抜擢されるも1R早々に白鳥大珠にKO負けを喫して、今回がRIZIN復帰戦となる。

展開予想
大雅が1Rからプレッシャーをかけて、高橋もミドルで自分のペースを掴もうとする。中盤から徐々に大雅のパンチの距離になり、高橋を追い詰めて1R終了。
2Rから大雅のカーフキックで高橋の動きが悪くなる。あまり蹴りが出せなくなる中、どんどん大雅のパンチのプレッシャーに押されラッシュに耐えきれずにダウン。なんとか立ち上がり3Rへ。
3Rは高橋が明らかにダメージが残っているものの、大雅も深追いはせずに的確に自分のパンチをあて、高橋も気力でなんとか最後まで踏ん張り試合終了。
結果は、3-0で大雅の判定勝ち

大雅がRIZINに戻ってきましたね。
休憩前の試合に再びキックを持ってくるあたり、RIZIN側からキックの試合で盛り上げられるのか?というメッセージを突きつけられてる感じですね。
昔の大雅なら勢いで行ってた気がしますが、最近はテクニシャンって感じなのでダウンはあっても、KOまではいかない気がします。

勝敗予想は以上。

■ようやくRIZINらしくなったが…

ここにきてようやくRIZINらしいカードが来たなという感じですね!

しかし勝敗予想を見てみると全部判定勝ち予想になってます。

もちろんフィニッシュ勝利だけがいいというわけではありません。
めちゃくちゃいい試合で、お互い攻めた結果、決着が付かずに判定になるなら、それはめちゃくちゃ盛り上がると思います。

ただこの4試合。特に最初のMMA3試合に関しては、正直2.3Rグダる可能性もあるかなと。
あくまで予想なので、めちゃくちゃスイングする可能性はあります。
むしろ、この予想は外れて欲しいです。

カード的には結構玄人好みの組み合わせなので結構楽しみにしているファンも多いと思います。

散々批判されていた前半キックのカードが思った以上に盛り上がって、中盤のMMAで盛り下がるという展開だけは避けてほしいと、勝手ながらに思っております。

そんなわけで今回はこんな感じです!

次回は後半戦。
第11試合〜メイン第16試合まで予想していこうと思いますので、お楽しみに!

それではお疲れ様でしたー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?