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ジモキックと言われたままでいいのか!?RIZIN.34勝敗予想〜第1弾〜

こんばんは。
今週、3月20日(日)にいよいよ、
丸善インテックアリーナ大阪で
「湘南美容クリニック presents RIZIN.34」が開催されます!!

発表当初は、ドミネーターvs萩原京平や、ストラッサーvs阿部、ヤマニハvs手塚などMMAファンのテンションが上がるカードが並び期待されたが、そこからキックボクシングマッチが大量に組まれ、主にSNS上で、ファンの反感を買いました。

その後、大会直前にMMAカードが追加され、何とか盛り上がる大会にパッケージングされましたが、やはり印象としては、ファンを満足させるために総合の試合を追加して、結果試合数が多くなった大会という印象です。

別に自分はキックボクシングアンチでもないし、後半の試合が楽しみだったのでPPVを買うことは決めてましたが、やっぱり多いですよね。

とまぁ、そんな感じですが今回もいつものように勝敗予想をやっていきます!

■試合順

序盤は、そんなキックボクシングが多いですが果たしてどうなるのか?

今後の存在意義が問われる大会になるかも。

それではどうぞ!

OPENING FIGHT
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(60.0kg)
佐藤亮 vs. 駿

佐藤亮は現在、NJKFスーパーフェザー級では第3位、DEEP☆KICKスーパーフェザー級の第5位にランキングする技巧派ファイター。
駿は、現在はプロ15戦7勝8敗5KOで、DEEP☆KICK 60kg3位にランクインしており、倒すか倒されるかハッキリした試合が持ち味としている。

展開予想
序盤は両者左ミドルで蹴り合い、序盤に駿がパンチでプレッシャーをかける。佐藤も近い距離で膝や組付をして相手にペースを掴ませない。2Rから佐藤のミドルキックが入るようになり、終盤に駿のガードが下がり、佐藤のフェイントで頭が下がったところにハイキックが入り、駿が倒れ試合終了。
佐藤亮の2RKO勝ち予想

キックボクシングが多いと、それだけKO決着が少なく、ダレてしまう可能性がある。
ここで派手にKOして、いいスタートを飾って頂きたい。

第1試合
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(70.0kg)
蛇鬼将矢 vs. こうた

蛇鬼は、得意技はと聞かれると「突進」と答える通り、遮二無二に前に出てパンチを振るうファイトスタイルで、常に激しい戦いを演じ20年NKBウェルター級王者に輝く。しかし直近3戦は激闘となるもギリギリのところで勝ちを掴めていない。

こうたは、これまでにNJKFスーパーウェルター級では2位、WBCムエタイ日本統一Sウェルター級では3位、DEEP☆KICK70kg級では2位と頂点の座を掴むに至っていないだけに、今回巡ってきたチャンスに目を輝かせている。

展開予想
こうたが序盤、ローキックとカーフキックで攻め、蛇鬼も前に出ようとするが組み付いて膝を入れる。中盤から蛇鬼が強引に前に出て、打ち合いの展開に持っていきパンチでこうたをダウン。なんとか立ち上がるもレフェリーが試合を止める。
結果は、蛇鬼の1RTKO勝ち予想。

序盤で決着がつかなければ、ズルズル判定になりそうなので、蛇鬼が仕留めてくれることに期待してます。

第2試合
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(63.0kg)
山畑雄摩 vs. 小川翔

山畑はDEEP☆KICK 63kg王座決定トーナメントで王者となり、その後RISEに参戦にRIZINにも出場経験のある麻原将平に判定勝ちを収め、連勝中。

小川は14年にREBELS-MUAYTHAIライト級チャンピオン、16年には蹴拳ムエタイスーパーライト級とWBCムエタイ日本ライト級で2冠を獲得し、18年5月にはHOOST CUP日本スーパーライト級第2代王者に輝くなど数々のタイトルを手にしている。 RIZIN初参戦は海人に惜敗を喫するも、その後KNOCK OUT、RISEで強豪と鎬を削り、キャリア58戦を誇る。

展開予想
小川が序盤から右ミドルで攻め、山畑は右の前蹴りと左のミドルで自分のペースを掴みパンチで攻め始めるも、小川のガード硬くなかなか崩せない。
しかし小川も手数は出ないまま、山畑ペースで試合が進みそのまま終了。
結果は、3-0で山畑の判定勝ち予想

第3試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(63.0kg)
RYUKI vs. 山本歩夢

RYUKIは、キックボクシングで実績を積み18年8月のRIZINでキックボクサーとして直也と対戦し、判定勝利を収めた。その後RISEで“人獣”こと中村寛を判定で破り、キックボクシングの新鋭として注目されたが突然MMA転向を発表。転向後は1戦2敗とまだ寝技に課題が残る状態のため打撃で活路を見出だせるか。

山本は、高校時代に柔道でインターハイで5位入賞という実績から20年にパラエストラ柏で本格的にMMAを始める。その後、LDHが企画する格闘DREAMERSのオーディションにエントリーするも、怪我に見舞われ不合格となった。しかし20年12月にDEEPで異例のプロデビューし、そこから3連勝。直近ではZST王者の関鉄矢に一本負けで初黒星となったがあわやの所まで追い詰めるなどポテンシャルの高さを見せた。

展開予想
RYUKIが山本のタックルを警戒して中々パンチが出せない中、山本のタックルフェイントからのパンチがRYUKIに入る。そのまま距離が詰り山本がテイクダウンを成功させ、上からパウンドを連打してRYUKIの動きが止まりレフェリーストップ。
結果は、山本歩夢の1RTKO勝ち予想

マッチメイクとしてはRYUKIにとってはかなり厳しく、山本に勝って欲しいという運営サイドのメッセージが何となく見える。
また、キックボクシングに挟まれたMMAの試合ということで、MMAファンはかなり注目する試合になると思う。
インパクトある勝ちを期待してます。


第4試合
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(53.0kg)
政所仁 vs. 佐藤執斗

政所は、18年11月にJ-NETWORKフライ級チャンピオンに輝き、RISEやKNOCK OUTなどで活躍中。直近ではRIZIN TRIGGER2ndでのKO勝ちし、これでまたRIZINにも3度出場し全て勝利している。

佐藤は、シュートボクシング、ムエタイ、REBELSで経験を積み、19年6月に韓国で行われたMAX FCフライ級タイトルマッチで新チャンピオンに輝いた。しかし、その後はシュートボクシングで2連敗し、20年11月のRIZIN.25で政所仁に判定負けを喫し苦しい3連敗となった。復帰戦に勝利し、再びRIZINのリングに戻るも、21年3月RIZIN.27ではドローとなり直近はなかなか思うような結果を出せていない。

展開予想
序盤は佐藤が左のローとミドルでリズムを作ってパンチを打ちながら距離を詰めてくる。政所も最初はやりにくそうにするが、1R後半から慣れ始め、佐藤のパンチにカウンターを合わせる。2Rから佐藤が失速し始め、政所のパンチが当たるようになりダウンを取る。佐藤も何とか立ち上がり3Rへ。3R佐藤が強引に前に来たところにカウンターを合わせて2度目のダウンを取るも立ち上がり、政所が追撃をする。しかし佐藤も気力で最後までパンチを打ち続け試合終了。
結果は、3-0で政所仁の判定勝ち予想

この二人は再戦ですね。結構いい勝負でしたが、その時は政所の判定勝ち。この試合の意味としては、
前回のTRIGGERで見事なKO勝ちした政所にKOを期待してのマッチメイクか?しかし佐藤も気持ちが強いので判定にいきそう。
ただ実力差は前回やった時よりも開いている気はします。

第5試合
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(61.0kg)
笠原友希 vs. 元氣

笠原は、第16代現SB日本スーパーフェザー級王者。17年にプロデビュー。現在までに22戦20勝9KOと、圧倒的なレコードを残している。20年7月にRISEで那須川天心と対戦するも3ダウンで完敗。しかしそこから這い上がり5連勝中。

元氣は、空手をバックボーンに持ち、現在はMAキックの日本ライト級2位にランクされる大阪を代表するベテランファイター。RIZINにも参戦経験のある麻原将平やNJKFトップコンテンダーのHIRO・YAMATOと対戦経験があり、どの試合も激闘型のため、派手な試合で地元大阪を盛り上げることはできるか。

展開予想
試合は、笠原が左ミドルと前蹴りを打つも、元氣の前後のステップで距離を外されてしまう。しかし元氣もそれでは自分のパンチが当たらないため、近い距離に踏み込んだところに、笠原の前手の右フックと近い距離で笠原の膝が入り、元氣の動きが悪くなる。そこから元氣が遠い間合いで戦うようになり、なかなか攻撃が噛み合わず、お互いローキック中心の試合となりそのまま試合終了。
結果は、3-0で笠原友希の判定勝ち予想。

結構展開が単調で静かな試合になりそうな予感。


第6試合
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(70.0kg)
憂也 vs. 洋輔YAMATO

憂也は高校時代はK-1甲子園で経験を積み、10年にK-1甲子園で準優勝すると、同年にDEEP☆KICKでプロデビュー。その後順調にキャリアを重ね、これまでにRISE、SHOOT BOXING、新日本キックなどのリングで活躍し、36戦22勝を挙げている。RIZINに2度出場し、ともにKO勝ちでその破壊力を見せつけ、直近ではRISEでネギ魔神と対戦し技術力の高さも注目されている。

YAMATOは、学生時代は不良として過ごし、少年院に入ることになるが、出院後に大和ジムの門を叩きキックボクサーとして更生を目指すようになった。その後プロとなり勝ち負けを繰り返すも諦めずに続けた結果20年にNJKFウェルター級のベルトを奪取してみせた。そして今回の初RIZIN出場の切符を手に入れたため、ここで強敵に勝って自身の名を轟かせることはできるか。

展開予想
お互い左右のローとミドルの蹴り合いからスタートし、徐々に憂也がプレッシャーをかけて、YAMATOをリング端まで追い詰める。1R中盤から憂也のジャブが入るようになり、そこからボディやミドルと膝蹴りなど憂也の多彩な攻撃に翻弄され、YAMATOが打開するためにパンチを出したところに憂也のカウンターのストレートが入りグラつき、追撃のパンチでダウン。立ち上がるも再度憂也がボディからフック連打でダウンしレフェリーストップ。
結果は、憂也の1R TKO勝ち

憂也はかなり強いと評価が高い選手ですね。
今後更に化けるのでは?とも思うので逆にここはしっかりKOで勝ってもらいたい試合ですね。

勝敗予想は以上となります。

■ジモキックと言われたままでいいのか!?

冒頭でも話をした通り、今大会はキックボクシングの試合が多いです。
格闘技界隈では、ジモキック枠と言われ、開催地の地元に所縁のある無名選手がアンダーカードを埋めると毎回話題にはなっていましたが、今回はそのジモキック枠の多さにファンが痺れを切らしたようです。
ちなみに、ジモキックを入れる理由には、イベントとして成立するためにチケットを捌いて会場を埋めなくてはいけず、地元の選手が多くなるというのと、キックボクシングは競技人口も多く、スポンサーがついている選手もいるため、その分都合よく組まれるのが理由。

ただそんな理由は見てる格闘技ファンには関係のないこと。

お金を出して見ている以上、その金額に納得が行くような試合が見れないとやはり不満は積もり、『結局RIZINでキックはいらない!』という結論になってしまう。

なので、毎大会の課題ではありますが
キックボクシングの試合こそ、俺たちが主役だ!!くらいの気概で大会を盛り上げてほしいのです。

何がジモキックじゃ!!!
俺の試合面白かっただろ!!!
次から黙って試合見ろ!!!

スカ勝ちして、それくらいマイクで叫んで欲しいです。

とりあえず今回はこんな感じです!

次回は第7試合〜第10試合を予想していこうと思いますのでお楽しみに!

それではまた!

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