出てくれてありがとうございます！RIZIN.34の追加対戦カード発表〜第2弾〜

大島恭平@格闘技と演劇と雑談

2022年3月3日 21:04

こんばんは。
本日、14時より、『湘南美容クリニック presents RIZIN.34』の追加対戦カード発表記者会見がYouTubeでLIVE配信されました。

まず今大会ですが、
先日2/25に、記者会見無しで追加カードが発表された。

■2/25の追加カード

RIZIN キックボクシングルール：3分 3R（60.0kg）
佐藤亮 vs. 駿

RIZIN キックボクシングルール：3分 3R（63.0kg）
山畑雄摩 vs. 小川翔

RIZIN キックボクシングルール：3分 3R（53.0kg）
政所仁 vs. 佐藤執斗

3試合のキックカードが追加。

■ジモキックに批判続出

この発表により、SNSではRIZINのMMAファンからめちゃくちゃ反感をくらう結果に。

理由としては、やはりキックボクシングの試合が多いということ。

その時点で、11試合中、MMA4試合、キックボクシング7試合。
圧倒的にMMAファンが多いRIZINでは当たり前ではあります。

界隈では、ジモキック枠と言われ、開催地の地元に所縁のある無名選手がアンダーカードを埋めると毎回話題にはなっていましたが、今回はそのジモキック枠の多さにファンが痺れを切らしたようです。

ちなみに、ジモキックを入れる理由には、イベントとして成立するためにチケットを捌いて会場を埋めなくてはいけず、地元の選手が多くなるというのと、キックボクシングは競技人口も多く、スポンサーがついている選手もいるため、その分都合よく組まれるのが理由。

さらに他の国内MMA団体やONEなども魅力的なカードを揃えてきており、RIZIN34は、TRIGGER、LANDMARKと大会数を増やしたことで、本来メインとなるべきナンバーシリーズが手薄になってしまい、最早どれがどれだか分からない状態でした。
ファンからも
『無理に大会数増やさなくてもいいんじゃね？』という声を目にしました。

そういった状況を踏まえての本日の記者会見がスタート。

個人的にもMMAの試合が追加されて欲しいが、果たしてどうなのか？

■榊原CEO挨拶

恒例の榊原CEOからの挨拶ですね

・キックカードが多い理由としては6月の天心vs武尊の大会に向けてアンダーカードで組む試合の査定が含まれている。

・今回の発表カードはMMA5試合、キック1試合。

・4月から外国勢を入れる。

・今年開催するグランプリはフライで行くかフェザーで行くか悩んでいる。

まず冒頭で、早速キックカードが多いことに言及しましたね。そして予想外のMMAが5試合も追加！！
やっぱり我々の声は届いてましたか。

ではでは勿体ぶらずに、早速追加カードを観ていきましょう！

■対戦カード発表

RIZIN MMAルール：5分 3R（63.0kg）
RYUKI vs. 山本歩夢

山本は、DEEPで関徹也に1R攻めまくって、一瞬のミスと経験値の差で逆に一本負けしてしまったが、めちゃくちゃおもしろい試合するので楽しみ。RYUKIは完全にノーマークだったので、これからいろいろと調べます！

RIZIN MMAルール：5分 3R（60.0kg）
福田龍彌 vs. NavE

元修斗世界フライ級王者の福田は、で先週行われたDEEP106で伊藤裕樹に2RTKO勝ちしてのRIZIN参戦！
そしてNavEは、GLADIATOR現役フライ級チャンピオンで、めちゃくちゃ強いと噂されるベテランファイター。
両者とも、とうとうRIZIN初参戦かという感じです！

RIZIN MMAルール：5分 3R（57.0kg）
竿本樹生 vs. 宇田悠斗

5年間負けなしでRIZINでも3連勝の竿本と、デビューから無敗で現在修斗フライ級1位の宇田。
グランプリが噂されるフライ級のトップ同士がここで潰し合うっていうのは勿体ない気がしますが、でもヒリヒリしてて良いですね！

RIZIN MMAルール：5分 3R（71.0kg）
大原樹理 vs. アキラ

アキラは先月のTRIGGER大会でボンサイ柔術の鈴木に判定勝ちしてからの連続参戦。
大原樹里は現DEEPライト級暫定王者でRIZIN3度目の出場。
これはめちゃくちゃ見たかったカード！！
結構勝負論ありそうな試合で、打撃だけなら大原が有利で、テイクダウン混ぜられればアキラに勝機が見えてくるって感じ。
既に以前からバチバチにSNSでやり合ってた二人だけに、個人的には裏メインです。

RIZIN MMAルール：5分 3R（68.0kg）
中村大介 vs. 山本空良

山本もTRIGGERでの勝利からRIZIN連勝出場。一方の中村もDEEP106で小見川道大の引退マッチの相手に選ばれ見事3R一本勝ちを収めての出場。
さらに山本空良の父である山本喧一は、中村が憧れるUWFの選手。その息子との対戦となると感慨深い一戦です。
ついでに言うと、RIZINで新居すぐるを破ったもの同士の戦いでもあります。

RIZIN キックボクシングルール：3分 3R（61.0kg）皇治 vs. 梅野源治

皇治、冬眠から叩き起こされましたね。正直もうRIZINでもやれることやったと思ったら、そういえばこのカードがまだ消化不良だったの忘れてました。RIZIN27の1dayトーナメント一回戦でバッティングでノーコンテストになった試合のリマッチですね。
何だかんだで話題を持っていってしまう皇治は流石。梅野もRISEでは大雅に完封負けされての復帰戦であり、自身の体調もどれだけ戻ってるか分からないが、今回はスッキリした決着をみたいですね。

そして、大阪出身の金太郎は、今回体調が整わなくて出場を断念。4月大会に出れるよう調整中とのことです。