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ラジオが私の夢を広げてくれるんだよ

先々週、うちのバンドの初期からのファンの女の子が、北海道は函館のFMいるかというラジオ局の夜の番組に、うちのバンドの「大祓」という楽曲をリクエストしてくれたんです。

注:この記事は  #熟成下書き に加筆修正したものですので、ラジオで「大祓」が流れたのは先々週よりもっと前になります

彼女は去年も静岡のメタルのラジオ番組にうちの曲をリクエストしてくれて、これで、先日記事にも書いたFMからつのSAGADETHと静岡、函館…、なんとまあ3局のラジオ番組で、うちのバンドの曲を流していただいたことになる。ありがたや…。

で、函館のFMいるかは「皆方流 THEナイト」という番組で曲を流していただいたのだけれど、メタルの番組では無いのです。だもんで、メタル関係ない番組でうちのバンドの曲が流れたのは、史上初。しかも北海道は私の地元(函館出身ではないけども)。ホームの様なアウェー、不思議な心地。

とっても嬉しかったので、後日改めて御礼をお伝えがてら、私もリクエストさせていただきました。自分の曲ではなくて、私の好きなアーティストの楽曲をば。

以来、毎週リクエストやメッセージを送っては、採用していただいて喜んでいるしだいです。

ラジオってテレビよりもぐっと採用率が高いからか、リスナーと番組の距離が近いよね。そして採用されることで「必要としてもらえた」感を得られて嬉しくなる。承認欲求ってやつかも知れないけど。

以前、某音楽業界のギョーカイ人な方が、ラジオに曲を流して貰えたからって影響力はそんなに無いぞ!的な話をされていたのですが、そんなこたぁ無いです、絶対に。ラジオの力を見くびってはいけません。

実際、私が副業でやってる仕事でお客さんに会うと、もうテレビは見たくない!って仰るんですよ。コロナか水害の話しかしないし、えらい先生が言葉遊びしてるだけ、って。たぶん70歳近いマダムなお客さんなんだけどマジで「言葉遊び」って表現をされていました。えらい先生方、視聴者にはいろいろバレバレっぽいのでお気をつけて。

そういう点で、テレビみたいにニュースばかりを流しているんで無いラジオという場所は、人の心を癒す力が強いのかも知れないね。おもしろおかしいことばっかり言っている番組とか、音楽がいっぱい流れる番組とか、そういう楽しい優しい面白いものが主流であって、少なくとも心を落ち込ませる要素の強い番組ってあまり無い気がする。探せばあるんだろうけども。

実際、私も入院中「皆方流 THEナイト」の皆方さんに、名前を呼んでもらってお見舞いの言葉を掛けていただいたのが、すごく嬉しかった。テレビカードは買ったけれど、折りたたまれて棚に収納されていた薄いテレビの引き出し方がいまいちよくわからず、むやみに引っ張って壊すのがおっかなかったので、入院中はいっさいテレビを見なかった私にとって、ラジオはとても大きな支えになった。暇つぶしでもあるし、声ごしの人のぬくもりを感じる、そういう手段だった。

だから、ラジオの力ってやっぱりすごいんだと思うのです。視聴者を置いてけぼりにしない、自分がリアルタイムで必要とされていることを感じられる、けれどもけっして閉鎖的で無い、開かれたメディア。だって今や函館や佐賀や静岡のFM局が埼玉で聴けるんだから、すごいよね。

今後の私の目標のひとつが、うちのバンドや私のソロ名義の楽曲を、またどこかのラジオ番組で流してもらうこと。あと、いつか私もラジオのお仕事をすること。声のお仕事っていいよね。歌うことも声のお仕事だけれど、話すこともしてみたい。そういえば私、小学生の頃は放送委員をやって、お昼の放送でお話しなんかもしてたっけな。

埼玉のNACK5にも出たいよね、あわよくばパワープレイにも選ばれたいよね…ふふふ、夢は広がるばかり。楽しみながら頑張るぞ。

#熟成下書き


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