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シン・エヴァンゲリオン劇場版の感想(ネタバレ有り)(これ読んだら大体内容が把握できます?)

みなさん、こんにちわ。

一昨年後半より控えていた映画の解禁がエヴァンゲリオンだった著者です。

今回はそのエヴァンゲリオンの映画について、感想を書いていきたいと思います。


※ネタバレが含まれていますので、ご注意ください
※個人的見解の塊ですので、偏見が入る部分もあります


結論

 「これで終わりなの?」

 エンドロールが流れ、最終の引き伸ばされた「終劇」が出た瞬間に肩透かしを食らいました。エヴァンゲリオンの劇場版史上、最もエヴァンゲリオンが活躍してない作品と思う。

  父さん! ちゃんと説明してくれないとわかんないよ!(シンジくんの情けない顔)

 もっとしっかり前作達を復習してから観れば良かったかもしれません。



各キャラクターについて

碇司令官
 エヴァンゲリオンの元凶と言っても過言ではない人物で、神になった的な意味不明な生命体となってしまった父親でしたが。結局はヒトだったんですね。
 成し得たかった事は大枠は分かっていたつもりだったのでブレないのは確信は有ったが、ちょっとだけ違って、看取りたかったという結論をシンジくんに思わせたのは意外だった。本人はバッチリ「ユイの胸で泣きたかった」的な事を言っていたけど。。
 また「この父親にして、この子あり」って言うのを見せ付けられた感じだった。「孤独と戦っていて、優しさを見せられた相手がいなくなって悲しい思いをする(そして暴走する)」、まさにシンジくんそのもののような感じだ。
 最後に電車を降ろされて敢えて生かしてやらなかったのは、最早ヒトでなくなった彼の続きを描けないし、そこまで補完計画が立たないからであろう。
 碇さんはユイの元に行くんだろうけど、ユイはずっと近くに居たことを理解できていなくて虚しい。それを早くわかっていたならばまた違う世界線だっただろうに。漫画版でもユイは近くにいたと言っているし、本作でも「シンジくんの中にいた」と言うのに。。
 なお、独りが好きなことを知っていながらシンジくんを残すなんて苦痛や試練と思ってしまうのは、なんとなくわかってしまう。

マリ
 イメージソングは365歩のマーチ。
 そもそもマリが何者なのかもあまり理解できていないので、急に出てきて懐メロ歌いながらエヴァ壊してる人にか思えませんでしたが、結構な経歴の持ち主のようで、もっと本作でも深掘りすべきだったのでは?

碇ユイと六分儀ゲンドウと共に大学生活を送っていた人物。実年齢は『破』の時点で33歳、『Q』の時点で47歳という説が濃厚。『Q』では実年齢28歳の式波・アスカ・ラングレーが、自身が14歳当時の姿なのを「エヴァの呪縛」と称しており、人外化している可能性が高いと思われる。

 やっぱり陽キャラがヒロインになるんだなぁ。

アスカ
 本作でわかったんだけど、1番気になる可哀想なのはアスカだろうな。

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