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ベストヒットUSA 7月13日【最後?】エミネムの新曲が初登場!

今週のランキングプレイリストです。毎週更新するので、よかったらフォローしてください。

ベストヒットUSAとは

ベストヒットUSAとは、小林克也氏がDJを務め、FM NACK5で土曜日の12時から放送されている番組(ネット局:北陸放送MROで土曜日19時から / STVラジオで日曜日20時から)(テレビ版はBS朝日で木曜日の23時半から放送中)で、Billboard Pop Airplay Top40 (CHR[コンテンポラリーヒットラジオ / Top40])(アメリカにある、157の主要なラジオ局で流れる曲の放送回数を集計) の上位20曲を紹介している。Billboard Radio Songs Chart(全ジャンルのラジオ局の集計)ではなく、ポップソングのラジオチャートである。(アメリカの各都市には、音楽のジャンルごとのラジオ局がある。[大都市では50~70局] そして、毎週ジャンルごとのチャートが発表される) チャートで重要なのは、順位ではなく"放送回数の上昇"。なので、先週と比べて順位は下がっているが、放送回数は上昇している曲もある。ストリーミングのチャートのような速攻性はない。Hot 100で首位になったものが、数週間後・数ヶ月後にTop20に登場する。その週のプレイリストが存在しなかったので作り、ついでに記録を残したいその一心で、noteに書いている。

Top40

今週は、3曲が初登場!注目曲をピックアップすると、40位に「David Guetta, OneRepublic - I Don't Wanna Wait」がランクイン。みんな大好きなあの曲のカバーです。

[40-21]

Time machine

25年前の7月第2週の1位は「Backstreet Boys - I Want It That Way」でした。3週連続1位を記録しました。

Top20

タイトル太字は放送回数の増加

▲20. Madison Beer - Make You Mine
[Last Week #21 / Peak #20 / Week On 15]

21位から20位に上がり、Top20に初登場です。
マディソン・ビアは、ニューヨーク州出身の歌手で、2012年ころにジャスティン・ビーバーのカバー動画をYouTubeに載せたところ、話題になり、ジャスティン・ビーバー本人の目に留まり、彼のレーベルと契約しました。その後、「Dead」「Home With Me」などのシングルをリリースしました。そんな彼女の話題曲がこれです。MVでは、2009年の映画「ジェニファーズ・ボディ」をオマージュしたような作品になっています。
チャートでは、ダンスミュージックのラジオチャートで1位を獲得しました。また、スウェーデンで3位、ニュージーランドで8位を記録しています。
今年のサマソニに出演するそうです。

▲19. Chappell Roan - Good Luck, Babe!
[Last Week #25 / Peak #19 / Week On 7]

25位から19位に上がり、Top20に初登場です。
チャペル・ローンはミズーリ州出身の歌手で、17歳のときにオリジナル曲をYouTubeに載せたところ、話題になり、その後すぐにメジャー契約を結ぶました。そんな彼女にとって、最大のヒットとなっているのがこれです。オリヴィア・ロドリゴの曲のほとんどをプロデュースしている、ダン・二グロがプロデューサーとして参加しています。
Hot 100で10位を、イギリスで4位、シンガポールで5位、アイルランドで2位を記録しています。
サブリナ・カーペンターがカバーしている動画が素晴らしいので、ぜひ。ストリーミングの再生回数が増えてますが、サブリナ効果もありそうです。

▲18. Eminem - Houdini
[Last Week #26 / Peak #18 / Week On 3]

26位から18位に上がり、Top20に初登場です。これが1番の勢いで急上昇しています!
先日発売された、エミネムの12枚目のアルバムからリードシングルとしてリリースされ、過去作「Without Me」「My Name Is」「Just Lose It」や、The Steve Miller Bandが1982年にリリースした「Abracadabra」をサンプリングしてます。最近、デュアリパが同じタイトルのシングルをリリースしていましたが、1900年代に活躍した脱出系パフォーマンスで人気を博した「ハリー・フーディーニ」が由来です。エミネムは、曲のリリース前に「最後のトリックを…」というメッセージを出しており、このアルバムが最後になるのではないかということです。
チャートでは、Hot 100で2位を記録し、Hot R&B/Hip-Hopチャートでは1位を、イギリスなど13か国でも1位を獲得しました。また、スウェーデンなど13か国でトップ10入りを記録しています。

▶︎17. Jessie Murph - Wild Ones (feat. Jelly Roll)
[Last Week #17 / Peak #17 / Week On 16]

▶︎16. Billie Eilish - LUNCH
[Last Week #16 / Peak #16 / Week On 5]

▶︎15. Djo - End of Beginning
[Last Week #15 / Peak #15 / Week On 14]

▼14. Doja Cat - Agora Hills
[Last Week #13 / Peak #1 (×1) / Week On 34]

▲13. Shaboozey - A Bar Song (Tipsy)
[Last Week #14 / Peak #13 / Week On 7]

14位から13位に上りました。
今週のbillboard Hot 100で1位を獲得しました。2位は、首位を譲った「Post Malone - I Had Some Help (feat. Morgan Wallen)」で、カントリーソングがワンツーフィニアスです。

▶︎12. Jack Harlow - Lovin On Me
[Last Week #12 / Peak #1 (×6) / Week On 32]

▼11. Sabrina Carpenter - Feather
[Last Week #9 / Peak #1 (×1) / Week On 36]

▶︎10. Dua Lipa - Illusion
[Last Week #10 / Peak #10 / Week On 10]

▲9. Tommy Richman - MILLION DOLLAR BABY
[Last Week #11 / Peak #9 / Week On 6]

11位から9位に上がりました。トップ10入りです!4番目の勢いで急上昇しています!

▼8. Teddy Swims - Lose Control
[Last Week #7 / Peak #1 (×2) / Week On 31]

▼7. Ariana Grande - we can't be friends (wait for your love)
[Last Week #5 / Peak #1 (×2) / Week On 15]

▲6. Post Malone - I Had Some Help (feat. Morgan Wallen)
[Last Week #8 / Peak #6 / Week On 6]

8位から6位に上がりました。3番目の勢いで急上昇しています!

▲5. Taylor Swift - Fortnight (feat. Post Malone)
[Last Week #6 / Peak #5 / Week On 9]

▼4. SZA - Saturn
[Last Week #2 / Peak #1 (×2) / Week On 16]

▶︎3. Benson Boone - Beautiful Things
[Last Week #3 / Peak #1 (×4) / Week On 20]

▲2. Sabrina Carpenter - Espresso
[Last Week #4 / Peak #2 / Week On 10]

4位から2位に上がりました。2番目の勢いで急上昇してます!来週の1位はあるでしょうか、要注目です。

▶︎1. Hozier - Too Sweet
[Last Week #1 / Peak #1 (×2) / Week On 11]
2weeks at number 1

2週連続1位です!放送回数は増加しています。
アイルランド人のホージア、「Too Sweet」が大ヒットしており、Hot 100では、アイルランド人として34年ぶりの1位を獲得しました。アメリカだけでなく、オーストラリア、アイスランド、アイルランド、ニュージーランド、ノルウェー、イギリスでも1位を獲得しました。彼にとって初のヒット曲ではなく、10年前の2014年にリリースしたデビュー曲「Take Me To Church」がHot 100で2位、イギリス・アイルランドで1位を獲得しました。2度目のヒット曲です。

「Too Sweet」はポップな曲ではなく、ミドルテンポなバラードです。歌詞では、「僕はウィスキーをストレートで飲むみ / 深夜3時にはベッドでブラックコーヒーをキメる / そんな僕には君は甘すぎるんだよ」と歌い、バラードと相まって激渋な曲になっています。若いアーティストにはない雰囲気が受けているのでしょうか。

dropouts

今週は、先週19位「Shinedown - A Symptom Of Being Human」が26位へ、先週20位「Benson Boone - Slow It Down」が21位へそれぞれ下がりました。また、先週18位「Jelly Roll - Save Me (with Lainey Wilson)」が圏外へ。最高位は18位で、20週間のチャートランとなりました。

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Best Hit USA | NACK5 | 2024/07/13/土 12:00-12:55 https://radiko.jp/share/?sid=NACK5&t=20240713120000 

Best Hit USA | STVラジオ | 2024/07/14/日 20:00-20:55 https://radiko.jp/share/?sid=STV&t=20240714200000 

小林克也ベストヒットUSA | MROラジオ | 2024/07/13/土 19:00-19:55 https://radiko.jp/share/?sid=MRO&t=20240713190000  


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