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J2 第40節 vsロアッソ熊本 レビュー

みなさんこんにちは。

ここ1週間のJ2勢の活躍に感銘を受けてる薄情ものです。

というのも、

みなさんご存じの通り、天皇杯でヴァンフォーレ甲府が鹿島相手に勝利し、決勝に進出しました。

リーグ戦では思うような成績ではないのですが、明らかに台風の目となっています。

そして、ミッドウィークに開催された、大宮vs山形。

スタメンに入ったGK志村の見事な集中力がゲームを左右しました。

深く見返してはいないのですが、1vs1を3回くらい抑えていたので、残留争いを繰り広げる仲ではありますが、「敵ながら天晴れ」といった内容でした。

最後に、徳島ヴォルティス。

時間があったので「徳島vs町田」たまたま見たのですが……。

何でJ2にいるん?と思うような超ハイレベルなサッカーをしてました。

パスは繋がる、クロスは通る、ドリブルはできる、セカンドボールは納まる、プレスのかけ方は完璧だし、何より70分くらいからプレーのギアを上げられる。

そしてその状況を監督が意図的に組んでいるように見える内容でした。

そんなチームが、なんと現在プレーオフに入れるかどうか……といった状況。

意味不明です。

こういったのを見ると、日本のリーグの伸び代みたいなのを感じますね(何様のつもり)

とまあリーグ戦も佳境に入り、昇格・降格・プレーオフ等の争いも大詰めとなってきました。

最近急に肌寒くなってきたこともあり、体調を崩しやすくなるかと思いますが、皆さんお体に気を付けてください。

それでは、また来週!!






……って締めてしまいたくなるくらい、今節は酷かったです。

ここから先、皆さんのお耳汚しになるかと思います。

肯定的・生産的な意見だけを聞きたい方はブラウザバックを推奨します。

それでは、今週もよろしくお願いいたします。

熊本の特徴。

いきなり刺激を与えるとショックが強くなるので、いったんクッションになる話題を挟みます。

この熊本側の布陣の特徴からつかんでいきましょう。

熊本は所謂「クライフ式3-4-3」と呼ばれる、特殊なシステムを採用しています。

前回の記事の伏線回収になるのですが、その名のとおり、かの有名なヨハン・クライフが「『1-0』で勝つくらいなら『3-2』で勝つ方がいい」という哲学のもとに編み出したシステムで、

パスを繋げる上で非常に大事になる「三角形の関係性」を非常に効率よく生み出せるため、言葉通り超攻撃的なシステムです。

反面、これだけ複雑な人の配置のために守備陣形の形成が難しいのがこのシステムの弱みです。

一番綺麗に並べるにしても、

両ウィングがDFラインまで戻って5バック形成して、5-3-2にするくらいしか思い付きません。

それはさておき、こういった特性を知っておいた上で、本題に移りましょう。


試合で見られたのは……


試合結果から行くと、1-5。

山口戦ぶり、1試合挟んでの2度の惨敗です。

試合を見た感想からいうと、櫛引が可哀想でした。

大宮戦ではビックセーブが目立ちましたが……。

今回は打たれるだけ打たれたといいますか。

やりたいようにやられたというか。

勝ち目の薄いゲームでした。

今回はすでに文字数が行ってるので、詳細のレビューはしないのですが……

言及するのであれば、21分ごろの0-1で迎えた状況でのプレー。

カットインで左から中に切り込まれたあと、また左サイドに展開されたときのシーン。

ここに対しての「緩いチェック」がこの試合の全てだと思っています。

この次のプレー。

小島がチェックしに行くのですが、バックパスから簡単にクロスを上げられ、中で合わせられてます。

この一連の流れは、正直戴けないプレーです。

どれだけ守備を前に出る意識でやろうとも、チーム全体として「奪うポイント」や「追い込み方」がはっきりとしていないため、どれだけ走っても「ボール奪取」に繋がりにくいのです。

この辺りは、山口戦のレビューで話したことと被ってしまうため、これ以上は話しません。

最後に。

あと2試合で今シーズンは終了しますが、J2リーグ事態が廃止される訳ではありません。

来年になれば、また新しいシーズンが開幕します。

そうなると、冒頭で話したようなチームとまた対戦しなければなりません。

かたや、「佳境になると残留争いチームは勢いが出る」割には似た理由の惨敗を繰り返してしまっています。

どうやって勝ち点を落とさないか、どうやって負けないか。

今から考え出しても遅くはないはずです。

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