J1昇格プレーオフ 2回戦 ロアッソ熊本vsモンテディオ山形
皆さんこんにちは。
自分を労わるためにガールズバーではしゃごうとしたら、母親と鉢合わせてしまった独身27歳長男です。
流石に笑い話として消化しないと個人的に引きずるので、すみませんがお付き合いください。
実は先週、仕事で必要な資格試験に無事に合格しまして、
自分へのご褒美、という名目で思い切ってガールズバーに行ったわけです。
そして私が入店して一時間後……。
それなりにテンションが乗ってきたところで、
「ねぇ、ママが来たよー」
と女の子に言われるわけです。
はぁ?と何を言われたか分からない私。
しばらくしてどの女の子よりも見慣れた顔が見えてしまいまして……。
直後に全然違う意味の「はぁ?」が私の口から出るのは皆さんのご想像通り。
なんでも私が行ったお店は、ママ友の義理の妹の持つお店なんだとか。
家も近いから寄ってみたんだとか。
あのアルコールが引いていく感覚と、滝のように噴出した汗はきっと気のせいじゃなかったはずです。
Mリーガーの園田さんの言葉を借りさせていただきますが、本当に「なんなん?」状態でした。
母よ、頼むから飲みに行くなら言ってくれ。
こんなことが起きてしまっては、長男は羽を伸ばすことも、羽目を外すこともできません。
羽目を外しに行った先で、初対面の人に「お世話になっております」と頭を下げられるのはもう勘弁です。
……とまあ、いろいろありましたが、今週もよろしくお願いします!
種類の違うゲームメイク。
さぁ、切り替えてやっていきますよ!(空元気)
先に両チームから私が注目している選手を挙げていきましょうか。
まず熊本からは河原。
特殊システム「クライフ式3-4-3」のアンカーを務める彼ですが、実は今年J2トップの12アシストを記録しています。
クロスを打てるサイドでも、ラストパスを出しやすいトップ下でもないプレイヤーの2桁アシストは、熊本のゲームプランが生んだ産物もあるかもしれませんが、やはり異質です。
対する山形は、やっぱりディサロでしょう。
CFがあえてゴール前から離れて後方からボールを引き出す「フォルス9」の役割を担い、夏加入で8ゴールを記録と抜群の得点力を持つ現代的なストライカー。
この2人を使うことで、どうやってボールを持つ展開を作っていくのかが鍵になるでしょう。
前節の振り返り。
こちらも対極の勝ち上がり方をしたので、少し触れましょう。
今シーズンダブルを食らった岡山相手に、山形は3-0で「ほぼ完勝」でした。
対する熊本は、
内容としても前半は弱点を徹底的に突かれて後手に回りながら、運動量が落ちてきた終盤に逆転に成功。
……ですが、最後には失点し勝ちきれず。
九州ダービーで大分に2-2のドロー。
順位アドバンテージで勝ち上がりました。
この2試合を「普通の試合」として見るなら、熊本側のほうが課題の多いゲームになったと私は思います。
これを両陣営が「地力が出た試合」として見るか、「修正点多数」として見るかでも、ゲームの入り方が変わってくると思うので、そのあたりも注目していきます。
前半の明暗を分けたゲームプラン。
両者ともに1回戦からスタメンの変更無しで迎えた今回の試合。
簡単にポイントとなった点を語るとするなら……。
熊本側の守備プランでしょうか。
「マンマーク」です。
「人に対して守る」守備を敷いてきた熊本。
山形は立ち上がりこの守備の圧に苦戦し、不用意なパスミスが目立ちます。
結果的にこの流れに飲まれるような形で、CKから熊本が先制に成功。
ここから、山形が熊本の守備を攻略します。
きっかけは山形の前線の選手に対して、イヨハ、菅田といったCBの面々が山形の陣地の奥深くまで追いかけてくる「過度なマンマーク」。
これが裏目になります。
一度、マンマーク戦術について私が思うメリットとデメリットをお話ししましょう。
まず、メリットとしてはクロスやセットプレーに対して守備のズレが生まれない、守備の出足が早い、といった点です。
そしてデメリット。
人に対しての守備になるため、「ダイレクトプレー」に対してラグが生まれやすい、という点です。
同点のシーンは、このデメリットの部分が顕著に出たと思います。
後方の選手が追いかけすぎてしまうと、その後方に莫大なスペースが開きますし、どれだけ早いチェックを入れても、ワンタッチでボールの所在が離れてしまうと、その積極性は「空回り」で終わってしまいます。
連発する守備のミス
このあと、山形はさらに追加点を挙げて逆転に成功するのですが……。
後半開始直後、事件が発生します。
山形のDF陣が、致命的なミスを連発します。
まず、異常な量のパスミス。
状況を整理すると、山形はリードしている状況で、熊本が高い位置からプレスをかけてくるのは分かっているはずです。
なのに、全体的にパスが緩い。
そして、PK献上。
これがこの後「悪循環」を生み出します。
プレーオフのレギュレーション上、山形は最低でも「スコアで上回る」必要があるため、中盤にボールが入ると個人で無理に前を狙うプレーが増え出します。
こうなると、熊本の守備コンセプトにハマっていってしまいます。
で、追い打ちをかけるように60分にはディサロ、80分には山田康太が、
……山形のボールの引き出し役・タメを作る役が下がります。
確かに後半に入ってからディサロにボールが収まるシーンが見られなかったのは事実でしたが……。
この2人が違いを作っていたのは事実ですし、個人的にはこのゲームの決定打になったと思います。
23シーズンJ1の最後の席は……?
さて、今日の結果を持ちまして、昇格プレーオフの最終戦は
J1 16位 京都サンガ vs J2 4位 ロアッソ熊本
となりました。
J1はほとんど見ていない私ですが……。
監督が曺貴裁ということもあり、大分強度の高いカードになるのかなぁと勝手に予想しております。
熊本側の展望としては、やはり2試合で4失点と、失点の多さが気になるでしょうか。
過去2試合ともにホームで戦えていた、引き分けでも勝ち上がれたという点も加味すると、厳しい道のりであることには変わりありません。
ですが、
J2昇格後に即J1昇格へ王手をかけた実力は本物だと思いますし、何よりJ3からJ1へ直通で昇格するのを見てみたいのが本音です。
さて次回はそんな昇格決定戦のレビューを行います!
と、言いたいのですが。
……そろそろザスパクサツ群馬について話してもよくねぇか?w
もともとザスパについて書くために始めたこのnote。
流石に3週連続でザスパについて書かないのは如何なもんかと。
と、いうことで。
今週水曜日あたりにザスパについての記事を1個投稿しようかと思います。
どうしても書きたいことができてしまったので、ミッドウィー投稿しようかと思います。
気になる方は、ぜひツイッターのフォローをよろしくお願いします。
それでは、次回の記事でお会いしましょう!
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