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夏休みの推薦図書〜数学編〜

数学を生活に取り入れたいけど、何から始めたらいいのやら…。

という方に向けて、この夏読むのにおすすめの本をご紹介します。

ゆるいものから、しっかりした内容のものまで、幅広く集めました。

どれも読みやすいと思いますので、ぜひ一冊選んで、読んでみてください。

*最後にオススメの読み方も書いています。

1.『春宵十話』 岡潔

【数学の予備知識】☆☆☆(丸腰でOK)

私の人生を変えた本の一冊。数学と心、情緒、教育などについて、岡潔先生の言葉が綴られている。いろんなことが早く過ぎていく日常のなかで、ふと立ち止まって、大切なことは何かを考えさせてくれる本。


2.『フェルマーの最終定理』 サイモン・シン

【数学の予備知識レベル】★☆☆(中学数学くらい)

フェルマーの最終定理をめぐるノンフィクション小説。とにかく物語が熱く、最後まで一気に読める。数学の内容にも触れながら書いているのに、どうしてこんなに読みやすいの?!


3.『ニャロメのおもしろ数学教室』 赤塚不二夫

【数学の予備知識レベル】☆☆☆(丸腰でOK)

なんとあの赤塚不二夫先生が、数学を勉強して描いた漫画本。数学の話題が15個あり、一つ一つはコンパクトで読みやすい。ギャグが普通に面白くて最高。バカボンのパパたちと一緒に、笑いながら数学の不思議さと楽しみを味わえる。


4.『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』 加藤文元

【数学の予備知識レベル】★★★(高校数学〜大学数学初歩くらい)

今年、論文が専門誌にアクセプトされ、再び話題になった望月教授のIUT理論に関する本。「数学は答えが一つ」「きまりを押しつけられる」みたいなイメージが覆される。数学の知識があれば楽しいけど、多少飛ばしながらでも読めそう。


5.『恋愛を数学する』 ハンナ・フライ

【数学の予備知識レベル】★★☆(高校数学くらい)

恋人を見つけるところから結婚して末長く幸せに暮らすまでの様々な出来事を、数学の視点から問題解決する。純粋数学というより数理モデル寄り、ビジネスでも使えそうな数学という印象。読み終えたら、数学的な視点で世界を見られるようになりそう。

●オススメの読み方●

・読む本をコメントで宣言する。

・紙とペンを片手に、手を動かして確かめながら読む。

・考えてもわからなければ、一旦飛ばす。
(考えるのは大切だけど、苦しくならない程度に)

・良いなぁと思ったところに付箋を貼る。

・わからないところをマークする(線を引く/付箋を貼る/メモする)。

読み終えたら、感想をコメントに書いてもらえると嬉しいです!

気づいたこと、考えてもわからなかったこと、次に学びたいことなどを書いておくと、次の学びにつながってとても良いと思います。

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