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教えてもらっていない靴紐の締め方

足のむくみと疲れが減ったりパフォーマンスが上がる意外と知らない靴紐の締め方をお伝えしたいと思います。ちなみに紐をしっかり締めると足は細くなります!!

靴紐を締めるとき下から上まで全部キツくしていませんか?または脱ぎ履きしやすいように紐を緩めていませんか?

それは紐靴の誤った履き方になります。

靴には紐をキツく締めても良い場所、いけない場所があるのを知っていますか?

誰も教えてくれないので知らない方が多いかと思います。
自分も靴職人さんに教えて頂くまで知らなかったです。笑

1.足の確認
2.紐を締めても良い位置
3.足が細くなる理由
4.パフォーマンスが上がる理由

紐を締める前に足の確認をしたいと思います。

1.足の確認
足で確認するポイントは母趾と小趾のつけ根の位置です。歩いている時はこのつけ根で指が曲がり地面を蹴ります。この位置は大切な位置になりますので必ず覚えて下さい。(下の図の斜めの線がつけ根の位置です。この位置で指が曲がります)

このつけ根を指で横から押してもらうと嫌な感じがするかと思います。この位置が紐をきつく締めてはいけない位置になります。
それより手前(カカト側)を同じ力で押しても嫌な感じはしないかと思います。逆に指が広がり気持ち良いと感じるかと思います。つけ根より手前のこの位置が紐をきつく締めて良い位置になります。
この位置を知っているかで足は別ものに変わります!

2.紐を締めても良い位置
先ず靴の曲がる位置の確認をします。靴先の内側に一番出っ張る部分と外側に一番出っ張る部分が靴の曲がる位置になります。(分かりづらい靴もあります。)
歩いてる時に靴の中で足はこの位置に移動します。
足の確認で説明した通り、ここを締めてしまうと足は窮屈感を感じます。
ここが紐をきつく締めてはいけない場所です。(靴の曲がる位置の近くが締めてはいけない場合です。)
締めてはいけない位置できつく紐を締めてしまうと足が痛くなったり外反母趾や内反小趾が悪化してしまう可能性がありますので気をつけてください。

締めても良い位置は先程の締めてはいけない位置の1つ上から一番上までです。(このバッシュの場合は下から3番目からになります。)ここはキツく締めても大丈夫です。キツく締めてもし足に痛みがある場合は少し緩めて下さい。この微調整出来るところが紐靴の良い所です!

3.足が細くなる&パフォーマンスが上がる理由。
紐を締めることで靴の中での足の動きを減らしてくれることとアーチを上げてくれます。(足には内側と外側の2つの縦アーチとその間にある横アーチの3つのアーチがあります。このアーチを保つことが足の健康に繋がります。)
手で母趾と小趾のつけ根の手前を横から指で押すとアーチが上がるのを実感することが出来ますので試してみて下さい。アーチが上がることで指が広がり動かしやすくなります。

足の指を動かす筋肉はふくらはぎとスネから指までつく長い筋肉と足の中から指につく短い筋肉の2種類があります。ここで大事なのは短い筋肉になります。
長い筋肉は足首と指を同時に動かすことができますが、たくさん使うことでふくらはぎやスネが張ってしまいます。足がパンパンになってる方はこの筋肉を使い過ぎている可能性があります。この使い過ぎが足のむくみや披露感に直接繋がります。

アーチが上がることにより短い筋肉を使いやすくなります。短い筋肉は電車の揺れに対して踏ん張ったりとバランスを取るときに使います。
長い筋肉もバランスを取るときにも使いますが、どっちかというと大きく動かす時に使うのがメインの働きになる筋肉です。ですので、揺れに対しては短い筋肉を使うのが正しい使い方です。長い筋肉で踏ん張ってしまうと使い過ぎになります。

ふくらはぎの筋(足首を下げたり指を曲げたりする筋肉)を適度に使うことで水分を心臓に戻すポンプ(第二の心臓や筋ポンプと言われています。)の働きになりますが過度に使ってしまうと筋肉が硬くなり逆に循環が悪くなり水分は滞ってしまいむくみに繋がってしまいます。休ませながら適切に使える環境を作ってあげることがむくみの予防に繋がります。

また足の指が使いやすくなることで踏ん張りやすく、切り返し動作が速くなることでパフォーマンスアップに繋がります。足全体を使うのではなく足の指だけを使う感覚を養えます。
またアーチが上がることで衝撃を逃しやすくなるため足の疲れも軽減するため持久力が上がったかのように感じるかと思います。


紐靴を結ぶことは一石二鳥にも三鳥にもなります!脱ぎ履きするのが大変かと思いますが慣れれば気になりません。紐を締めることで視えない大きな恩恵を受けることが出来ます。
自分のために紐靴を正しく履いて恩恵をしっかり貰いましょう。
外出する機会が減って靴を履く機会も少ないかと思いますが、そんな時こそ正しく履き外に出た時に少しでも不快感を減らし外出して頂けたらいいなと思います。

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