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「相手を変えたい」という潜在意識下の動きを自覚した時

以前、お世話になったカウンセラーの方と対話しているときに、こんな助言をいただきました。

「○○さん(注:筆者「真実の剣」のこと)、お母さんから過去に受けたハラスメント行為にはひどいものがありますが、それに対してまだ怒りが残っているとしたら、それはお母さんを変えたいという思いがあるということです。実は、相手を変えたいという気持ちは、あなたがお母さんに対して逆にハラスメントを仕掛けようとしているということを意味します」

最初に聞いたとき、それは一体どういうことだろうかと長年悩み続けてきたのですが、自分の潜在意識下の本心を掘り下げていった結果、ようやく「ああ」と腑に落ちる時間が増えてきました。

私は、幼少期に母親から性的なアクセスを含む、様々なハラスメントを仕掛けられてきました(過去記事はこちら:『母親に「ペット」と呼ばれ続けた人生は、どうなるか?』)。これに対する怒りの感情が潜在意識下にパンパンに詰め込まれており、それを癒やす作業に膨大な時間をかけてきました。

こうした感情をつまびらかにしていった先に、ふと思ったことがありました。「ああ、母親は、おれのことをハラスメントの道具にするしかなくて、恐ろしくて悲しいことだが彼女にとってごくごく自然な動作だったのだ」ということです。

非常に恐ろしいことですが、ハラッサー(ハラスメントを振るう側)にとっては、自分が利用できる人物(抵抗できない子どもを含む)を目の前にした場合、無意識のうちにロックオンをかけます。そして、自分の中にあふれるネガティブ感情をとにかく明け渡すべく、徹底的にハラスメントを仕掛け、その道具として逃げないようにコントロールを仕掛けます。自分の子どもなどは、もう非常に都合の良い「的」なわけです。男性の親から娘への性的虐待は、このような構図の中で起きています。そしてたいがいの場合、これまた恐ろしいことに、無意識に行われます。

私はこうした母親(ある意味グルになっていた父親も含む)の様相に対して非常に強い怒りを持っていたのですが、ヒーリングやカウンセリングなどあらゆるツールを使って自分のネガティブ感情を癒やしていく中、彼女の実態がよく見えてきたのです。

その結果見えてきたのは、「彼女は自動的にハラスメントをせざるを得ない人物であり、自らの行動に対して一切疑問を持つこともなく生きてきて、そしてこれからも気づくことはない」というまごうことなき真実でした。

これは多くの人が指摘していることですが、根本的には他人を変えることはできません。そして変わらない相手を自分の思い通りに変えようと無理やり仕掛けることは、どんな状況であったとしても、広い意味ではハラスメントです。つまり、そのような相手の前からは去るしかありません。

一方、小さい頃から今にいたるまでの私は潜在意識下で、いつまでも大事に、「ひどい母親でも、自分が頑張って働きかければ、いつかきっと変わってくれてまともな母親になってくれるはず」という淡い期待を抱いていたのでした。

一般的に言って、自分が長年潜在的に抱いていた、このような「叶うことのない淡い期待」に気づくのは、なかなかつらいものがあります。ですが癒やしが進んでいくと、こうした淡い期待にも、心理的な負担が少なく気づけるようになりました。

冒頭で紹介したカウンセラーは、「相手を変えようと潜在的に思っている心を持っている限りは、なかなかハラスメントの渦から抜けることはできない」と指摘しています。「もし、自分が潜在意識下に持っている『相手を変えようという執着』に気が付いて、それももう手放そうと自然と思えた時、人はようやくハラスメントの渦から片足を抜くことになる」とも言っています。

ようやく彼が言っていることの本質に少し、気がつけたように思います。

人は自分が所属しているシステム(この場合は家族)に多大な影響を受けます。そしてそのシステムの様相に気が付くことができれば、いかようにも新しい選択ができるはずです。

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