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マネスキン現象が止まらない!(前)〜各国のチャート・アクションで異常現象
どうも。
いやあ、僕の中でもブーム止まらなくなってますよ(笑)。
マネスキン!
ツイッターで「マネスキン」と検索したら、僕が一番口走ってるくらい彼らの今の現象、追ってたりするんですけど(笑)、いや、この現象が本当にすごすぎてですね。
もうすぐ、彼らの運命を決定付けた、あのユーロヴィジョンのパフォーマンスから4週間が経とうとしていますけど、今、ユーロヴィジョンでグランプリを取った曲じゃない方が世界のチャートを席巻中です。
今度の金曜(日本は土曜未明)に発表される全英チャートの事前の中間発表では、彼らの「I Wanna Be Your Slave」が8位まで上がってきています。このまま逃げ切ってほしいんですけどね。全英シングル・トップ10ということになれば、注目度、嫌が応にももっと上がると思うので。
そして、多分、ここからが世間一般の注目度が本格化すると思うんですよ。これまで、どっちかというと動き、水面下ですからね。そりゃ、そうでしょう。アメリカ、ないしイギリスのオフィシャル・チャートのトップ10に入っていないもので、そこまでの盛り上がり、実感することの方が普通はおかしいですから。
だけど、その水面下での動きがちょっと普通じゃないんですよ。
その例を紹介しておくとですね
①ドイツとフィンランドでは「ビートルズ?」状態
国によってはもう、これ、チャート独占のものすごいことになってるんですよ。特に目立つのがドイツとフィンランドで
フィンランドのSpotifyのチャート、なんと1、2、4位、ドイツだと2、3位独占なんですよ。
特にフィンランドがものすごくてですね、公式のナショナル・チャートでもシングルが1、2フィニッシュ、アルバムが1、5、6位ですからね。
ドイツのナショナル・チャートでもシングルが7、16、23位。
これ、ロックバンドですよ!バンドがこういうチャート・アクションをする例聴くのなんて、僕が洋楽リスナーはじめてから、いつ以来なのかがわかりません。
で、ドイツとフィンランド、ということで何がこれ象徴的かというと
世界的なメタル市場!
これなんですよ。別にマネスキン、メタルじゃないのに、この、現在でもメタル需要もバンドの供給もすごく大きな国から愛されてしまった。この影響はデカい。少なくともこれでヨーロッパ全体には波及しますよ。
②東欧でも、もの凄いブーム
そして、このマネスキン・ブーム、フィンランドとドイツだけじゃありません。東欧もです。
ロシアのSpotifyなんですけど、2、3、4位独占です!
東欧の国ってナショナル・チャートでしっかりしたのがないので、Spotifyは流行をとらえるのには重要なものです。
で、東欧、これがすごいんですよ。調べた限りだとウクライナで1、2、6位、ポーランドで4、12、16位、チェコで1、2、7位、ハンガリーで2、6、10位、ルーマニア、ブルガリアの両国なんてトップ3独占ですよ。
これ、東欧ツアーしたら、かなりもうかりますね、彼ら(笑)。
③南米でも噂は広まっている
現状、まだ彼らがSpotifyのチャートに入っているのはユーロヴィジョンの放送されたヨーロッパ圏内ではあるんですけど、「ネクスト・ブレイク」の指標となるバイラル・チャート。ここでの南米の動きもかなり大きなものになっています。
アルゼンチンで2、3、4位、コロンビアで2、4、7位、チリで2、4、6位ですよ。
ブラジルはこれよりちょっと劣るんですけど、それでも6、7、13位で、Spotifyとtik tokに2000人超えのファン・アカウントがすでにあります。
南米の場合は、これ、ツアー組んだら絶対ブームきますね。前も言いましたけど、イタリア移民多いところなんで彼らの血が間違いなく騒ぐと思うので。
④そして、日本でも
そして、この余波が日本にも届きつつあります。
なんとバイラルで1位!
すごいことですよね。だって、まだ記事そのものがやったでかかってるってタイミングですでにこれなんですから。
なんか現状、一部FMでかかってて、それで知り始めてる人が多いみたいですね。いいことだと思います。
もともと日本の場合はクイーンで当てた国ですし、メタルではないけどメタルのファンの受けはいいし、ラルクとかイエローモンキーのファンにはアピールしそうなルックスもしてるし、あと、音楽性にフランツ・フェルディナンドとかアークティック・モンキーズの影響感じ取ってる人も少なくないのでUKロックファンも行けそうなんですよね。なので、彼らに関しては「日本で受けない」心配は僕は全くしていません。
なんとなくですけど、「クリマンかな」と思うので(笑)、スーパーソニックでの来日を期待したいですよね。もちろんフジロックでもいいんですけど、カラーはどっちかというとねえ。
⑤次はオーストラリアかな
で、話は全英チャートに戻りますけど、これ、本当にシングル、トップ10いりしてほしいんです。それは
全英ヒットはオーストラリアでのヒットに直結するから
そうなるとデカいんですよ。イギリスのみならず、同じ英語圏のオーストラリアでヒットということになれば、さらに大きなヒットが期待できるので。
で、その兆候がもう出始めていて
もう、Spotifyの、バイラルじゃない、本当に国のチャートで36位上昇中なんですよ。これ、週末の全豪チャート、楽しみです。おそらくトップ50、入るでしょうから。
⑥そして、行き着く先はアメリカだけど・・
こうやって、外堀を埋めていけばいくほど、それがどこに効果が出るかといえば
アメリカ
ここなんですよね。
今のところ、Kポップで売れる前の人なんかが入るビルボードのグローバル・チャートには入っているんですけど、ここまでの時点だとブレイクまではいきません。
この国でもバイラルは好調です。1、6、12位なんで。
そこに加えて
ニューヨークタイムスで特集記事がもう組まれてます。これ、昨日出たばっかりですけどね。
ただ、僕は、アメリカは最後の後回しでいいと思ってます。
なぜなら、アメリカでのブレイク・ポイントは
テレビ出演!
これだと、僕は踏んでますので。
ジェイムス・コーデンの「カープール・カラオケ」か「サタディ・ナイト・ライヴ」でのパフォーマンス。このどっちかに出れば、間違いなくそこで火がつくと思ってます。それが実現するのを待つのみです。
・・・って、語ってきてますけど、すごいでしょ(笑)?
ただ、これ、
まだ、さらにすごくなる可能性が残されているんです。
それがなにか。それを明日、話そうかと思います。
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