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ロンドンでの家探しの末路

こんにちは!
今日は、"ロンドンでの家探しが最終的にどうなったか" について、お話ししたいと思います。


ロンドン渡航前

ロンドン渡航前は日本に居ました。以前までいたアムステルダムからのロンドン家探しなら時差が1時間しかないのでもうちょっと楽だったのかもしれないのですが、日本とロンドンでは時差は9時間あるので、その点でもタイムリーな連絡をするのは結構大変でした。

それもあってか?そして謎のやる気のなさから、ギリギリまであまり本腰を入れて探しませんでした。最悪Airbnbを使用して短期滞在先を見つければいいかな…とか考え、結局最後の1週間くらいに気持ちが焦り始めて探し出すという結果に。。。(まったく…🙎‍♀️)

使用していたのは、
MixBSpareRoom、とちょこっとFacebook。Fafebookは結構Scamも多いし、というか情報が多すぎてみるのやめました。
他に便利そうなOpenRentというサイトがありますが、こちらはVerificationでイギリスの電話番号がないとダメだったので使用を諦めました。

結局、一応、日本を出る前に、本住所に家が決まるまでの短期滞在場所を確定させたのと、本住所の家候補の内見アポはとりました。

MixBでもFacebookみたいにScamがあるみたいなので注意は必要です。特に先にDepositを払って、というのは一旦警戒したほうがいいです。これは世界共通ですが、以前、アムステルダムでも住宅不足でDeposit詐欺が多かったのをよく耳にしていました。ロンドンでも同様の状況なので同じことが起こることがあると思いますが、時に "Holding deposit(仮押さえ)" としてお金を前払いしなくてはならない状況もあるので、日本にいるときに家を決めようとしている人は、よく確認してから支払いすることをお勧めします。

とにかく、日本にいる間に、仮住まいが決まっていきなりホームレスにならずに済んだので、一安心で日本を出国しました。

ロンドン渡航後

仮住まい

とりあえずはじめは、本住所の家が見つかるまで短期でお部屋をSublettingしました。1泊あたり£231人が寝るにはちょうどいい1R。立地はZone2のNorth areaの閑静な住宅街 -Stoke Newington- 。こじんまりエリアで、静かでいいかも~!と最初は思っていました。

本住まいを考える

はじめに短期滞在先のStoke Newingtonを例に考えてみました。エリアはNorthでZone2なのですが、地図を見るとロンドン市街からは少し離れているように見えます。治安もいいし、決して悪い場所ではありません。恐らく、むしろイイほうではあるかもしれません、が、、、地図からわかるように、完全に住宅街エリアで、薄黄色エリアがほとんどなく、実際に住んでみても、スーパーなどは少し遠く、近くにカフェやベーカリーはありませんでした。ロンドンの市街地に行こうとするにはバスに乗って行きます。バス停は家から比較的近くにあるので便利ですが、バスの道は混んでいることもあり、また乗り換えも必要で、混んでいると片道1時間弱かかります。今のところ、頻繁にロンドン市街に行くことはありませんが、気軽に行くには少し長い道のりです。

私の条件の一つに、いかに周りが便利なエリアであるか、そして都心部にいかにAccessibleであるかがあります。

ロンドンはどこに行くにもPublic transportationが必須なので、都心部から遠いなら電車の駅近でないと不便です。また、ロンドンのPublic transportationは料金は一律ではありますが、都心分から離れれば移動距離・時間が長くなります。ロンドンの道は狭く、よく混むので、その点も視野に入れたほうがいいと来て数日で察しました。

それに伴い、(まあ、当たり前の理論ではありますが)都心部から近いなら家賃は高く部屋も狭い、遠ければ家賃は安く部屋は広い。東京都心に住むイメージです。

また、治安についても考慮します。私が友人によーーーく言われていたのが  "Don’t live in East side of London” でした。たしかに、あるEast sideのエリアは少しScketchyな場所が存在し、一人で夜を出歩くにはちょっと不安だな、っていう場所があります。主にHackney周辺。若い人たちがGarageやコンテを改装して住んでいたり、スプレーアートが目立ちます。その他のエリアが全く問題なく安全ということではありませんが、念のため、住む前にはどういう場所か、真っ暗ではないか、などを要チェックします。((ロンドンでは日々、犯罪が多発しているので、日本と同じようにのほほんと過ごしていたら危ないです。))

上記のような最低条件を考えていましたが、いずれにせよ、この家は最高でも4週間までの滞在なので、それ以内に本住所の家を見つけなくてはなりませんでした。このお家のLandladyは本当に親切で、家が見つかるまでは追い出さないわよ😊って言ってくれましたが、私的には早く生活の基盤を固めたいため、早く見つけたいと焦る気持ち。。。

誰も頼れる知り合いもいないでとりあえずイギリスに来た私でしたが、まあ家が決まらないことには仕事探しも始められないしっていうので、とりあえず来たばっかりの数日間は家探しに奔走しました。

MixBSpareRoomを隈なくチェック。気になった部屋があれば、すぐさまメッセージを送りまくります。

物件の内見

ロンドン滞在4日目。日本滞在中に内見アポまで取り付けることができたMixBの物件へ。第一候補です。

私の条件。
-家賃→予算以内 (~£750/mo all incl)
-多すぎないルームメイト→ 常識の範囲内
-立地 → Zone 2まで
-部屋は綺麗目か→普通であればOK、できればフローリングがベター

アムステルダムでの経験もあり、ロンドンの家事情も想像できていたので、上記を最低条件として見ていました。あまり高望みしません。特に今回は立地が重要だなぁと思っています。アムステルダムは自転車大国でどこに行くにも大抵自転車を使用していたので、多少駅が遠くても問題ありませんでしたが今回は駅が遠いと少し不便です。自分の足を使って歩きまくるかお金払ってバスに乗るしかありません。(笑)

また、Zone 2とZone1の電車移動のFareはさほど大きな差はないのでZone2でも許容範囲内です。ただ、家周辺の近所が便利で流行っているエリアであるに申し分ありません。

内見をすると、今住んでいるルームメイトたちが迎えてくれました。話した感じ、とてもいい人たちで、住んでいる人は全員International。Landloadは同居していないとのこと。家賃も予算以内だし、共有部分もきれいです。ハウスルールは厳しくなく、みんなで手分けして掃除するってくらい。立地もとてもよく、ちょっと歩けばカフェも多いので取り急ぎバリスタの仕事も見つけやすいかもと思いました。

肝心のお部屋ですが、、、、これがネック。フローリングだし、綺麗なのですが、ベッドがデカすぎて部屋が鬼ほど狭いのです。。。唯一これだけがすぐにYESと言い難いポイントでした。

決断のとき

前回の記事でも書きましたが、生活していくうえで、時に妥協が必要です。
内見もまだ1件しかしていませんでしたが、家賃も予算内だし、立地もいい。(あとからよく調べたところ、Zone1のエリア。。。)

考えても考えても時間はただ過ぎていく一方です。
セカンドオピニオン的な感じでサードパーソン(複数…) にも話しました。80%はそのお部屋にとりあえず住んでみたら、で、もう20%はもう少し探し続けてみたら、という意見。

最後に決めるのは実際に住む自分自身。。。
Pros/Consを考えてみることにしました。

こう考えると、デメリットの部分で一番気になる&不可抗力なのは洗濯物のポイントだけで、他のデメリットに関しては自分次第で何とか解決できそうです。そう思ったとき、メリットの部分にも書いていますが、もう少し時間を掛けて探し続けたとしても、これ以上の物件が見つかる保証があるかということを考え始めました。
他の物件にもメッセージを送っているけど返信もないし(=内見まで行くにはあとどれくらいかかるか。。。)そもそも、この立地と同じくらいの場所で同じくらいの家賃の家が見当たらない。”部屋が狭いこと” に目をつむれば、好条件なのでは。。。それに元々、ロンドンの街中で住もうとする部屋なんて狭いって思ってたし。ここで決めれば、次のステップに移れる=仕事探しにも移れる。。。部屋がない=拠点を決めないことには物事は進みません。なので、結論、答えはYES。もしかしたら、他にも内見に行ったほうがいい、もう少し他と比べて見てみたほうがいい、と思うかもしれませんが、カナダやアムステルダムで部屋を見てきているので大体想像はつくし、むしろ1発目でアタリ物件に出会えたってだけだと思います。(ラッキー!)

そして、私を受け入れてくれる側の返答もYes=承諾してくれましたので、晴れて家探しはこれにてとりあえず終了です!(希望者・候補者が多いと、こちら側が引っ越したいと伝えても断られてしまう場合があるので、お互いがOKとなるまでが交渉となります。)

まとめ

私の永遠の理想の部屋は、NANAの707号室のハチの部屋。広々とした部屋にレトロっぽくてカワイイ家具、メイクスペースやワードローブもしっかりある感じのカワイイ一人部屋が私の理想です。。。

漫画NANAより

でも、これ、私がNANAに出会ってからずっと思い描いている"超理想"の部屋で、実際に漫画の中でハチがナナに言われるように、こんなにカワイイ家具(しかも安くはない笑)をたくさん買って、カワイイ服もたくさん買ってたら破産します(笑)なので、本当にあくまで理想です。自分の拠点が日本だったとしても、こんな部屋を作るにはお金がかかる….笑

実際には、下記みたいなHIMYMのLilyの部屋みたいな感じ(笑)
Lilyのこの部屋はStudioなので、1Rに仕切りなしでバスルームとトイレとキッチンが備わっています。私の場合はBedroomのみなので、この写真の中だけみたいな感じで、この写真みたいに部屋の広さに対してベッドが大きすぎるって感じの部屋です。(笑)

How I met your motherのLilyのSecond apartmentの部屋

これはニューヨークですが、ロンドンも同じような住宅事情なので、立地いいところに住むにはこんな感じのお部屋だろうなと予め思っていたので、今回決めたお部屋でも"思ってた通りくらい" に自身を説得しました。

何より、一番大事な住居問題が早めに解決したので良かったです。Move inが承諾されたその後も、なんとなくMixBやSpareRoomを見ていましたが、ピンとくる物件がほぼなく、また12月以降のイギリスは、めっちゃくちゃホリデーシーズンになってしまうので、決めてしまってよかったと今は思っています。

ちなみに、、、アムステルダムにいるときに、ロンドンの家探し大変そうだよ~~ってめちゃめちゃ言われていましたが、私的にはアムステルダムよりロンドンでの家探しのほうがマシに感じます。というのもオランダでの家探しは "No internationals, Dutch only" とかっていう条件もたまにあり、必然的に選択肢が狭まるからです。ただでさえ住宅不足なのに…。なので、オランダからイギリスに引っ越してきたいと思っているかたへ。イギリスでの家探しはオランダよりもマシって思っていただいて大丈夫ですヨ!しかもイギリスはMixBみたいな日本人向けのコミュニティもあるので、オランダで大変な思いをされてきた方にとってはめちゃめちゃイージーな感じです(笑)

これで、一応拠点は定まったので、ようやく私のロンドンライフが正式に始まりそうです!ちょっと不安なこともありますが、良いドキドキ、良いワクワクを持って、ポジティブに捉えて生活していきたいと思います!

ファイト\(^o^)/


では!See ya sooooon !

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