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不安、心配、精神的疲労はコントロールできる


痛くてもなんとかなる!

という話は
サッカー選手からよく聞く。

足首がはれ上がっていても、
テーピングをグルグル巻きにして

「できるから!」

と励まされたら本当にできちゃった、
という話です。

試合後に骨折が判明したけど、
試合中はなんとかやり切った

という信じられない事例は
珍しくありません。

サッカーだけじゃなく、野球とかバスケとか、
陸上とかマラソンとかでもあるんじゃないですかね。

試合中はテンションが上がって
痛みを感じにくい、

なんて適当な解釈をしていましたが、

でもこれ実は
微妙に違うみたい。


■モルヒネ

のような分子で痛みを抑える仕組み
が身体に備わっていて、

運動すると
これが大量に分泌されるらしい。

エンドルフィンと呼ばれるこの物質が
脳にひろがって、

「気持ちがよくなる」

運動と気分は密接に結びついてるらしく、
「ランナーズハイ」もその一種。

激しい運動をすると脳が落ち着いて、
身体の痛みを和らげるんだとか。

なるほど、単なる「根性論」ではなく、
科学的にちゃんと実証されている

「やればできる!」

だったのですね。驚きました。


■これって

何も「身体的な痛み」だけに
あてはまる話ではなく、

不安を感じたり、恐怖を感じたり、
精神的な疲労があるときにも効果的なロジックなんですって。

とにかく心拍数をあげる運動
だったらなんでもOK。

脳をだます」ことで不安が和らぐことは
科学的に証明されています。

交感神経を活発にさせる不安は、
心拍数があがって呼吸が速くなります。

その変化を「不安」という感情として処理する
脳の特性を利用する感じ。

有酸素運動は
心拍数があがって呼吸も速くなります。

不安を感じるときと同じ症状を、

意図的に、自らの意志で作り出すことができる!
という「コントロール感」を持つことによって、

「不安」もコントロールできる

と脳に錯覚させる。
うつ病とかにも効果があるみたいですね。

不安とかうつとか、
そんな大それたことじゃなくても、

「モヤモヤ」するときに
ちょっと走ったり、ウォーキングしたりするだけで

気がまぎれたりする経験
ありませんか?

体を動かす→体が変化する
→予測できる→自分が支配している

そんな感覚でたちまち不安が解消されたり。

セルフマスタリー
と呼ばれる思考プロセスは、

とあるシナリオを迂回して、
新しいシナリオをつくりだす努力を始めることであり、

不安のシナリオは、
別の楽しいシナリオに書き換えられて

脳内を治療するわけだ。
運動ってやっぱり最強ですね。


■なんにしても

流されっぱなしってのは
一番やっかいです。

人間の三大欲求は
食欲、性欲、睡眠欲ですが

欲求に対してある程度の
「コントロール感」を意図的につくりだすことで

自分自身への信頼感がわき
自信がついて、前向きな思考ができるようになります。

自分には未来の結果を左右する力がある
未来の成功を左右するのは自分だ

といった感覚は

ちょっとしたがまん」という
小さな成功体験が積み重なることによって

徐々に育まれていきます。

「5秒ルール」って結構使えますよ。

あと5分だけ本を読む。
あと5回だけ腕立て伏せをする。
あと5分だけ走る。

運動と運動による負荷を「がまんする」ことで
ネガティブな感情をコントロールしている感覚が養われます。

組み合わせるといいかもしれません。

最悪なのは「感情」に流されること。
ポジティブな感情でも、ネガティブな感情でも

いかようにでもコントロールできる術があれば
常に安定したパフォーマンスが出せます。

アスリートなんかは
こういうの得意なんじゃないですかね。

そしてそれは
僕のような一般人であっても有効。

仕事や勉強など
人生の成果をよりよいものにしていくために

感情がじゃまになることって
結構あると思うんです。

「今日は気分が乗らない」
「なんかやる気がおきない」

感情がポジティブなときはいいのですが
ネガティブになるととたんにパフォーマンスが落ちる。

感情の浮き沈みは人間の性、
どうしようもないとあきらめるのではなく

コントロールできることを知るだけで

毎日安定的に行動できて
長期的に見れば大きな成果につながる、

という成り行きです。


■ポジティブな環境

に身を置く、という手もあります。

自分ひとりでうまく感情をコントロールできないときは
こちらを活用してみるといいかもしれません。


ここのサロンメンバーは
とにかく「何かやってみたい!」という意識が強く

積極的に発言し、

コミュニティに参加して、
コミュニティに貢献しようとします。

投稿の「文字」をみているだけで
触発されて、意識が変わって、自分も動いていた

ということは本当にあるようで
いわばいい意味で「脳をだます」場所です。

日常的に「ものたりない感」があったり
代り映えのしない日常にあきていたり

なんとなく閉塞感があったり
将来の不安があったり

それで目の前の意思決定が
優柔不断になって負のサイクルに陥る。

そんな方にはおすすめかもしれません。
月額1000円。お買い得だと思います。


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。

それではまた明日。
おつかれっした!




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