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人生に大事なのは「教養とムダ知識」ー白黒つけずに面白がろうよ

ムダ知識(無駄知識)」っていう言葉、ありますよね(ない?)。

気心が知れた仲間同士で飲みに行ったりするときに出やすい言葉です。
ワイワイと雑談的にトークする中で雑学的だけど
どこで使うねん、その知識!!(笑)
みたいな、明確なバリューはないけどちょっと面白い小ネタ。そんな「役に立たなそうな知識」=ムダ知識です。

そんな「ムダ知識」を社員の行動指針(ポリシー)にしている会社があります。

そう、僕が経営しているフィラメントです。

「教養とムダ知識」

「教養」という「価値が明確に感じられる言葉」と「ムダ知識」という「無価値性を強調した言葉」を対比することで「価値とは?」という問いを読み手の頭の中に創りたいというのがこのワーディングの意図です。

そして会社としてこのフレーズを掲げることで「ムダ知識」が実はとても大切ー会社として大切なのはもちろん、個人として人生の彩りを広げ人間性を豊かにするうえでも大切ーなのだということを多くの人に感じてほしいと思っています。

僕は地方公務員を20年もやってからその真逆のキャリアといえるビジネスコンサルティングの会社を起業しました。
起業して5年以上たちますが、だんだん仲間も増え、まあまあうまくいっていると思います。
それも、僕がこれまでの人生で、「ムダかもしれないけど面白がれること」に首を突っ込みまくってきたおかげだと思っています。

仕事の役に立つかどうかは一旦脇に置き、面白がれることに首を突っ込みまくることで、様々な知識やつながりが自分の中に積層していきました。
その中には、「価値がないと思われていたけど、大分たってから価値が顕在化したこと」や「その時には何者でもなかったけど後に大きな成果を出した人物とのつながり」とかも多くあり、そうした知脈・人脈の連なりが産業横断的に広がり、今の仕事のコアコンピタンスになっています。

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ところで…話はかわるのですが、みなさんは「囲碁」ってやられたことありますか?
未経験の方がほとんどだと思うのですが、僕は高校生の頃、縁あって囲碁のルールを学ぶ機会がありました。
その時、思ったのですが囲碁のルールって他のボードゲームと比べてとても特殊なんですよね。

どこが特殊かというと、盤面に置かれる駒(石)がどんどん増えていくんですよ。
将棋とかチェストとかだと駒の総数って決まっていて減ることはあっても増えることがないじゃないですか。
でも囲碁だとゲームが進むにつれてどんどん増えていく。
囲碁はざっくりいえば、盤面を陣地に見立ててその陣地の広さを競うゲーム。陣地形成の過程で自軍が分断されて孤立したらそれは「死んだ石」となります。
でも、石が死んでも必ずしも取り除かれないので、その「死に石」さえも戦略次第では戦局を有利にするために活用したりもできるのが囲碁の面白いところ。
その瞬間を切り取って見たらムダなことであっても、大きな流れの中では再び活かすこともできる。
自分の過去の振る舞いを、今どう生かすかということも含めてゲームの戦略の中に組み込めるのが囲碁の面白さです。

僕は20年間も公務員という仕事に時間を費やしてきましたが、その時の経験が今の仕事で役に立っていないかというと全然そうではなくて、逆にプラスとして働いている点もたくさんある。
これまでの自分の人生を俯瞰してみたときに、囲碁やってたときの気づきが重なってきます。

今、本当に実感しているのが人生に「ムダ」なんてものは本当にないなということ。

世の中に「価値のないもの」などない
世の中に「普通の人」などいない
感じ取りにくい価値、わかりにくい面白さをを感じ取って面白がれる感性を磨くこと
一見ムダに見える知識を教養に変える視点の広がりを培おう

そういう「ものの見方」を一言で表したのが「教養とムダ知識」というポリシーなのです。

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最後までお読みいただいてありがとうございました。
フィラメントの他の変なポリシーが気になる方がおられたらぜひこちらもご覧ください~


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元地方公務員、今はアイディエーションファーム(事業開発コンサル)の経営者。 日本有数のお固い職場から日本有数の最先端ワークに突然シフトチェンジした男。 スタートアップから大企業や外資系企業の経営幹部まで幅広い人と雑談し、その気づきを記事にすることが多いです。

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コメント (2)
私は昔から「どうでもいいことを覚えられない人は、重要なことを覚えることもできない」という、普通と逆の考えを持っているのですが、その理由がここに通じているような気がしました。
僕は自分が興味あることならなんでも覚えられるし忘れないという特性があるので、自分の興味の幅を増やすということにフォーカスしてきました。
そしてどうしても興味持てないものは全然覚えられないので道が覚えられず方向音痴が治りません。
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