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ブックカバーチャレンジやってみました!!

このステイホームに際して、「ブックカバーチャレンジ」というのが流行りましたね。
自分の「推し」の本をSNSにあげるやつ。
僕のところにも回ってきました。
チェーンメールだという批判もあるようですが、僕はこういうのが回ってくると、自分史の見直しにもなるので喜んでやってしまいます。
一応「本の中身には触れないこと」とか色々公式ルールはあるようですが、全部無視して自分ルールをつくってやりました。

ブックカバーチャレンジマイルール
☑自分が影響を受けた本を優先してあげるべし
☑カッコつけて頭を良く見せるような本はあげない
☑ビジネス書あげるのはNG

せっかくなのでnoteにも記録を残しておこうかと思ったのですが、7日分をひとまとめにすると読むのも大変なので、後半3日分だけ。
もっと読みたいという声があるようなら追加も考えますがまあないでしょう(笑)
ということでさっそく紹介に。

DAY5 架空地名大辞典/架空人名辞典

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架空地名大辞典と架空人名辞典。両方ともこの世の中には存在しないし、かつて存在したこともない空想上の土地と人についての辞典です。

作者も出版社も違いますがコンセプトは似ていて、架空の世界に引き込まれ、幾つもの空想世界を横断しながら自分の好む世界観や人物像について延々と追求し続けることができます

これらの本に出会ったのは僕がまだ高校生の頃。
これらの本を読み耽ることで「人間とは何か?」とか「世界はどうあるべきか?』みたいなことを考えていました。

起業して事業をおこしていくとまさに「世界を良くするために何をすべきか?」を考え続けることになります。

僕が起業して作った会社、フィラメントが掲げる「未来と今を誰もが面白がりながら成長できる社会」というビジョンは僕が多感な頃に読んでいたこれらの本がその原点なのではないかと思います。

若者が歩む未来というものはまだこの世に存在しないふわふわとしたものですから、それはこれらの本にある架空の場所や人と同じような存在なのです。

自分が望む場所に行く、人になる、場所を作る。
そんな未来の自分の行動の参考にもなった良い本でこれらの本と巡り合えたことは僕にとって僥倖でした。


DAY6 ブロンソンズならこう言うね/スタジオボイス ザ・ブロンソンズ特集号

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サブカル界に燦然と輝く巨星、みうらじゅん。

NHK番組のナレーションから「鉄男」まで、なんでもこなすマルチ俳優、田口トモロヲ。

この二人がタッグを組んだ夢のユニット、それが、ザ・ブロンソンズです

ザ・ブロンソンズが説く真の男の世界「ブロンソン大陸」を強力フィーチャーしたスタジオボイスの特集号、そしてボイス連載の読者相談コーナーを書籍化した「ブロンソンならこう言うね」、この二冊が僕のブックカバーチャレンジ のday6 です。

こんなタイトルの本ですが、いわゆるボーイズクラブ的なものでも体育会的なものでもなく、その真逆の世界観を説いています。

後書きでは「みんなが同じ目的のために集まっている気持ち悪さ。己を知ろうとする目的が、いつの間にか徒党を組んで強くなったと勘違いすること」などと書かれ、自分がえらそうに人を測る物差しを持つことを戒めるその姿勢は、バカっぽい本にも関わらず、一本芯の通った哲学を感じます。

今のこの世の中、ストレスから多くの人が攻撃的になってしまっていることを『ブロンソンならこう言うね』に相談したらこう言う答えが返ってくるでしょう。

「他の人に攻撃的になってしまうのはあんたが他人のことばかり見てるからさ。テレワーク やらステイホームやらでできた時間でつい他人を見てるんだろう。

だったらその時間を自分を見るために使えばいい。自分だってそんなに褒められたところばっかりじゃないはずさ。恥ずかしくなるところもたくさんあるだろう。

でもそれを許してやるんだ。
昔の人はこう言ってる。
許すことこそが愛なんだと。

自分のことも人のことも、悪いのが分かってても許してやる。それができるやつこそ本当のヒーローさ。
かっこいいってのはそう言うことだ。そう思わないか?
」と。

この本に教えられたおかげで、僕の心のブロンソンは今も元気で僕を導いてくれています。


DAY7 銃夢

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想像してみてください。

自分が地獄に落ちるとして、その時、閻魔様にこう言われる。

「これからいくところに一つだけお前の光明となる本を持ち込むことを許そう。なんでも言うがいい。」

僕がそのとき選ぶ本はこれしかない。
銃夢(ガンム)の最終巻です。

僕は生きることは理不尽に降りかかる不幸との戦いだと思っています。
不幸に立ち向かっていく人間が大好きですし、自らもそうなりたいと思っています(僕は幸運にも不幸とは無縁な人生を歩めていますが)。

銃夢の主人公は、理不尽な運命に抗い、もがき、そしてある境地に達してこう呟きます。

「人には誰にでも見えない翼がある。私がたったひとつ、この世界に望む事があるとしたら…全ての人が自分の翼で飛ぶことだ。」と。

人生の目的をはっきりと見つけた人間だけが口に出せるこの台詞。

この台詞はそのまま、僕の生きる目的となっています。

このマンガを読んでいなければ、僕が公務員を辞めて起業することはなかったでしょうし、フィラメントのミッション が「未来志向で人と組織を勇気づけ新たな価値を創出する」となることもなかったでしょう。

多感な時期にこの本と出会えたことはラッキーでした。読んだのがあの頃でなければ、これほどの影響はなかったでしょう。

僕が地獄まで持ち込みたいのはこの本に描かれている「不幸に立ち向う勇気」と「利他の精神」なのです。

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