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心が変わるとがんが治る

2022年11月末の人間ドックで、再度乳がんらしいシコリが見つかってから、薬膳、生姜湿布、里芋湿布、シコリのマッサージ、睡眠時間など徹底的に養生をして、ゴロゴロあったシコリが消えていった。

ただ、まだ少しだけシコリがあるような感じが気になっていたが、5/30に病院で検査の予約をした。3年ぶりに病院に電話をすると、ブレストセンターの看護師から、今回は治療(手術)する気があるのか聞かれた。私は、確かに最近のブレストセンターのウェブサイトには、乳がんの提携検査機関が3つもあり、病院は手術する場というのが明確に示してあり、手術しない患者はお断りなのか、とこの対応に驚いたが、まずは人間ドックで指摘され、紹介状を書いてもらったので検査をしてほしいと伝えた。看護師は、主治医に確認すると言った。しばらく待たされ、主治医が診てくれるとのことで予約ができた。私は、先生に断られたら仕方がないと思っていたが、先生の善意か、興味本位なのかは分からない。ただ、先生は、以前自然治療すると言って離れた患者さんで、戻ってきた人はいないので、自然治療で乳がんが治ったのかは分からないと言っていた。

病院で検査まで、あと1ヶ月、なんとか完全に乳がんが消えてほしいと祈った。そんな矢先
ゴールデンウェークに教会のリトリートに参加した。これは、数か月前に友人から誘われ、申し込んでいた。自然溢れる温泉のあるホテルで、久しぶりにリアルで、沢山の人達と一緒に賛美し、牧師さんのメッセージを聴いたり、お祈りしたり、楽しいフェローシップの時間を過ごした。リトリートでは、偶然というか必然的に、以前、ヒーリングタイムという癒しの祈りをしてもらった友人と会えた。

その友人から、今回のリトリートに参加している癒しの賜物がある牧師先生が来ているので、祈ってもらったらいいと勧められた。

初対面のその先生に自分の状況を説明するにあたり、私の口から出てきたのは、5/30の検査における乳がんの癒しだけでなく、自分の通っていた教会の牧師や牧師夫人からは、癒しのお祈りはしてもらえず、手術を勧められたこと、その他、海外のミッショントリップまで一緒に行った牧師からも祈ってもらえなかったことなど、苦い思いであった。先生は、乳がんの癒しの祈りをする前に、まずあなたが赦しの祈りをしてくださいと言われた。私は、自分の中に苦い思いが根っこを張っていたことに気づかされた。私は、泣きながら神様に自分の悲しく落胆した思いを伝え、私も赦すので、赦してほしいとお祈りした。その後、先生が乳がんの癒しの祈りをしてくれた。先生は、私に乳がんがある場所に手を置くよう促し、私の手の上に、先生の手を置いてさらに祈った。乳がんの箇所が熱く痒くなるのを感じた。

私は、その後、温泉で涙を洗い流し、解放された気持ちになった。このリトリートの終わりに、誘ってくれた友人に感謝した。彼女は、私の心の状態は知る由もなく、神様の導きだったのだと思った。

心が変わるとがんが治るというのは、このことだと思った。


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