生と乾燥で異なる生姜の効果
生姜の原産地は、インドを中心とした熱帯地域です。生姜は、生の生姜と乾燥生姜(乾姜)では、効能が異なります。
生の生姜は、辛温解表類で身体の体表を辛味によって温めることにより、邪気の侵入を防ぐため、冬から春の風邪予防に効果的です。
これは、生姜の辛味成分に含まれているジンゲロールが、身体の体表の温度を上げて発汗を促すためです。
一方、乾姜は、温裏類で、身体の臓腑を温める効果があり、冷え性や、冷えによる腹痛や疼痛、肺寒の咳や喘息に働きます。これは、生姜の辛味成分に含まれているジンゲロールは、加熱したり乾燥させるとショウガオールという成分に変化し、内蔵温度を上げるためです。乾姜は生の生姜が自然乾燥したものではなく、生姜を薄くスライスして80℃以上で1〜3時間蒸し、さらに乾燥させたものです。
は、生の生姜と乾燥生姜(乾姜)では、効能が異なります。
生の生姜は、辛温解表類で身体の体表を辛味によって温めることにより、邪気の侵入を防ぐため、冬から春の風邪予防に効果的です。
一方、乾姜は、温裏類で、身体の臓腑を温める効果があり、冷え性や、冷えによる腹痛や疼痛、肺寒の咳や喘息に働きます。
乾姜は生の生姜が自然乾燥したものではなく、生姜を薄くスライスして80℃以上で1〜3時間蒸し、さらに乾燥させたものです。
乾姜紅茶
<材料>
乾燥生姜 スライス1枚
お湯 カップ1杯
黒砂糖 小匙1杯
<作り方>
1)乾燥生姜をカップに入れます。
2) カップに熱湯を注ぎます。
3)黒砂糖を入れて混ぜます。
乾姜紅茶は、身体が芯からポカポカになり、冷え性の方にオススメです。
※ただし、更年期のほてりや妊婦の方には、身体に熱が籠もってしまうので禁忌です。
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