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アザミが解き明かす神の真理

アザミ
Thistle

毎年7月にエデン農園に自然と生えてくるアザミ。美しいピンクの花を咲かせますが、花も葉も茎も棘で覆われていて、素手では棘が刺さるので痛くて触れません。聖書にアザミが出てくる箇所があるのですが、それはアダムとエバの罪に対する創造主である神からの預言です。

〔創世記 3:17-19]

また、人に言われた。
  「あなたが妻の声に聞き従い、
  食べてはならないと
  わたしが命じておいた木から食べたので
、大地は、あなたのゆえにのろわれる。
  あなたは一生の間、
  苦しんでそこから食を得ることになる。
  大地は、あなたに対して茨とアザミを生えさせ、
  あなたは野の草を食べる。
  あなたは、顔に汗を流して糧を得、
  ついにはその大地に帰る。
  あなたはそこから取られたのだから。
  あなたは土のちりだから、
  土のちりに帰るのだ。」

恐らく、アザミの棘は本当に痛いので、労苦して食を得ることの痛みを表しているのだと思います。

また、聖書に書かれている、イエスキリストが十字架で処刑される前に被らされた茨の冠も、相当な痛みを伴ったことが想像できます。

[マタイの福音書 27:29]

それから彼らは茨で冠を編んでイエスの頭に置き、右手に葦の棒を持たせた。そしてイエスの前にひざまずき、「ユダヤ人の王様、万歳」と言って、からかった。


イエスがこのように茨の冠を被ることは、イエスキリストが、創造の初めに作られた人間(アダム)の神に反した罪を、そして罪により神から断絶された私達の痛み、苦しみのために十字架の上で亡くなり、神との和解をもたらしたことなのだと理解できます。

人間は「野の草を食べる」ことによって、私達の身体は養われ、生きています。「人間は土のちりだから、土のちりに帰る」という言葉は、私達は、分子レベルでは自然と同じく土に帰る構造であることを思い起こさせます。

アザミは、小薊という生薬で、心、肝に作用し、鼻血や血尿、血便など熱による出血を止血し、解毒消腫作用により、浮腫や吹出物、虫刺され、生理不順、子宮筋腫に効きます。また、高血圧、動脈硬化にも効きます。


花が咲き終えたら、全草を乾燥させ、煎じてお茶にします。

お茶は、薄いグリーンブラウン色で、味はほうじ茶のようにさっぱりしていて、美味しいです。

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