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ウェビナー「今日からファンコミュニティをはじめるべきその理由」を開催いたしました。

こんにちは。広報のかおりです。
2022年4月27日、Fanicon事業部にてファンコミュニティの重要性をテーマとしたウェビナーを開催しました。芸能事務所を中心とした多くの企業様にご参加いただき、誠にありがとうございます。

テーマ「今日からファンコミュニティを始めるべきその理由」

【イベント概要】
■日時  2022年4月27日12:00~13:00
■登壇者 國分 真二郎(Fanicon事業部 ビジネス開発部)
       長谷川 翼(Fanicon事業部 セールスマーケティング部)
■内容
1. オープニングトーク / 登壇者紹介
2. 環境変化がもたらした発信方法
3. 「ファンクラブ」と「ファンコミュニティ」の違い
4. オープン/クローズドな場所の使い分け
5. コミュニティだからこそ生まれた価値の実例
6. コミュニティであるが故の課題の実例
7. まとめ
8. 予告

間が空いてしまいましたが、改めまして本イベントに参加できなかった方に向けて、ファンコミュニティを形成する為に抑えるべき概念やポイントをご紹介いたします!また、「ファンコミュニティのメリット・デメリットって何」「Faniconって何だろう」「運用が大変そう」と思われている方にも是非、ご覧いただけますと幸いです。
それでは、早速抑えてほしいポイントをお届けします!

■環境変化がもたらした発信方法
ここでは現在のエンターテインメントにおける発信方法について、ファンビジネスのDX化や新型コロナウィルスといった2つの環境変化を通してご説明しました。
①1対NからN対Nの時代へ

1980年代:テレビや雑誌のマスメディアなど、
広くリーチできる媒体を介して情報を届けていた。
2020年代:インフルエンサーと言われるような方が増えた。
誰もが発信できる環境になり、誰もが受け取れるような時代になってきている。

現在スマートフォンやSNSの普及により情報の発信、収集が個人の意思で取捨選択できるようになり、マスメディアの力が大きかった1対Nのコミュニケーションの時代から、N対Nのコミュニケーションの時代へと変化しています。今までテレビや雑誌など”マス”で活躍していた方がSNSに活動を広げたり、SNSから活動を開始する(インフルエンサーやYouTuber等)方も増えています。

②新型コロナウィルスの影響

2019年から新型コロナウィルスが流行し、政府が発表した活動自粛要請によりエンターテインメントは大きな打撃を受けました。音楽やスポーツをはじめ全てのジャンルで興行収入は大きく下がり、公演や試合の中止、延期、入場者制限等による売上消失は2020年2月~2021年1月の1年間で総額8600億円と言われています。(出典:ぴあ総研「集客エンタメ産業 における新型コロナ禍によるダメージ」)コロナをきっかけにオンライン上で行われるファンとのコミュニケーションの重要性がコロナ前に比べて圧倒的に高まりました。現在、エンターテインメントを取り巻く環境はコロナ以前の状態に戻りつつありますが、どちらか一方だけではなくオフラインとオンラインのコミュニケーションを効果的に組み合わせていく事が重要な時代と言えるのではないでしょうか。

■「ファンコミュニティ」が実現する3つのポイント

ファンクラブとファンコミュニティの主な違い

双方向性「近い距離間・強い一体感」
従来のファンクラブでは会報や画像・映像コンテンツをファンに向けて発信する一方通行の情報発信が主流でしたが、Web3では双方向性の対話が活発化しました。ファンはアーティストやタレント、YouTuberなどファンを持つ方々(以下、アイコン)との距離を近くに感じられるようになり、従来では生みだす事が出来なかった圧倒的な満足感を生み出す事が可能になりました。

②即時性「即シェア、即反応」
従来のブラウザ型のファンクラブはコンテンツを配信する際に多くのフローがある為、ファンに届けるまでの過程で多くの時間や労力がかかっていました。それに対し、ファンコミュニティでは今までよりも気軽で鮮度の高い情報発信が可能となります。瞬時に発信出来ることでファンの反応もその場で可視化され、アイコンのモチベーションも高まります。ファンもリアルタイムの情報に触れられる事で、ファンクラブへの満足度や熱量に大きな差が生まれます。

③自立性「繋がって、自走する」
ファンコミュニティでは日常的にファン同士の交流が発生する場面も多く見られます。アイコン本人が忙しくて発信できない状況でも、ファン同士のコミュニケーションによってコンテンツが常に更新されて自走していく状態です。

スマホが普及して情報量が多くなり、人々の興味が流れていき易い時代となりました。消費者にとっては素晴らしい時代ですが、情報の発信者にとっては見続けられることが難しい時代になりました。ファンに対して自分の情報に触れてもらう時間をいかに作っていくか、という点が大変重要なポイントとなります。

■オープン/クローズドな場所の使い分け

Faniconは今現在、世の中にあるコミュニケーションツールを網羅的に実装していますが、ここでは「SNSとの違い=オープンとクローズドの違い」について言及していきたいと思います。

SNSは誰でも自由に発信ができ、世界中と繋がることを可能にするオープンな場所です。オープンであるが故にプロモーションのツールとして優れている反面、アンチや荒らしといった人々に対しての不安が常に存在する場所でもあります。それに対してFaniconはファンが能動的にお金を払って参加する場所なので、ワンマンライブの会場のように同じアーティストを好きな人だけが集まる環境を保つことができます。ファンにとって自分と同じアーティストを好きな人だけに囲まれている為、アーティストへの愛情を思いっきり表現できる安心・安全な空間となります。

従来のファンクラブに比べ、Faniconでは売上を立てる機能も非常に充実しています。ファンに楽しんでもらいながら作った売上はより良い作品をファンに届ける為の資金となり、そのコンテンツをSNSを通じて世の中に向けてプロモーションしていくという循環を作れます。
また、Faniconではグッズ販売やチケット先行などの従来のファンクラブにある機能もお使い頂け、既にファンクラブをお持ちの方でもFaniconを併用してご利用頂いているケースもございます。

■コミュニティだからこそ生まれた価値の実例
熱い気持ちをタイムリーに分かち合う
Faniconをご利用頂いているアーティストの方が話してくださったことですが、「ファンに対して何かしらのアクションをした時に、リアクションをリアルタイムに見る事ができるので、その場の空気をファンと一緒に作れることがとても嬉しいんです!」と仰っていました。また、ライブ後の感想や興奮した気持ちを誰かと話して共感したい時も、コミュニティがあることで分かち合える場所を提供できます。人見知りな方やお一人での参加者もデジタルな場所だと気軽に参加しやすく、オフラインではなかったコミュニケーションが新たに生まれています。

ファン同士を超える関係性
コミュニティの成熟度が高くなるに連れて、ファン同士に仲間意識が生まれます。グルチャ(Faniconの機能の一つでラインのグループトークの様なもの。以下、グルチャ)でよく見られるシーンなのですが、仲間の出産を祝ったり地震の時に心配しあったりするような温かい瞬間や喜怒哀楽に共感している瞬間が生起されています。とあるコミュニティでは、海外のファンに日本の情報を伝えて来日をおもてなしするといった仲間同士の連帯感も生まれていました。

■コミュニティであるが故の課題の実例
ファンとの距離感
ファンとアイコンの距離を近づけ過ぎたくないという声もあります。そういう場合でも柔軟に対応できるよう、Faniconでは使いたい機能をご自身で取捨選択し、アイコンご本人にとってファンとの最適な距離感を設計することが可能となっております。また、Faniconの開発は全て自社エンジニアが行っておりますので、より安心してご利用頂けるよう機能も随時アップデートしています。

本人稼働が難しい
スタッフからの発信を主としている運営事例も多くございます。アイコンご本人がオンラインでのコミュニケーションが苦手な場合の施策なども、3,000を超える運用実績の中からノウハウも含めてサポートさせて頂きます。

■まとめ
個の発信力は年々高まり、発信方法も多様化し続けています。ファンの可処分時間は各種エンタメに分散されていき、ジャンルを横断した競争は熾烈になっています。そういった中でファンの方々にどれだけ自分の情報に触れていただける機会を作っていけるかが大切になります。
Faniconはアプリである特性と多岐に渡る機能を活かし、強固なファンコミュニティの構築を可能にし、アイコンの皆様の活動を下支えする役割をこれからも果たしていきたいと考えております。

■予告
2022年7月5日(火)18:00〜19:00 うぶごえ様との共催セミナー
ファンの熱狂を裏切らないクラウドファンディング鬼十則
申込フォーム:https://zoom.us/webinar/register/9216566378402/WN_LvEpS45ATGq0lwgP9juWqA
※内容や開催予定は都合により変更となる場合があります。

以上、セミナー「今日からファンコミュニティをはじめるべきその理由」でお伝えした大事なポイントとなります。エンタメ業界でお仕事をされている方や、「ファンコミュニティのメリット・デメリットって何だろう」と思われている方々のお役に立てると幸いです。今後も皆様にとって有意義な情報を届けられる様、イベントやウェビナーなどの開催を計画しております。

その他、何かご意見・ご要望がございましたら、以下問い合わせ先までお願いいたします。
▼問い合わせ先
THECOO株式会社 広報部 pr@thecoo.co.jp

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