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≪3.17≫また天災が起きた日#15

昨晩の地震、大丈夫だったでしょうか?
THECLOの事務所もぐちゃぐちゃでした。ですが、家族やスタッフの安全を確認できたので一安心です。お店の入っている仙台フォーラスが休業となったのでお店は臨時休業とさせていただいたのですが、朝一でお店の状況を確認してきました。



≪仙台で1年間、服シェア屋さんをした話≫
第15回


今回は、
改めて感じた

もう人のつながりがヤバいと肌で感じた話

をしたいです。


➀隣人と会釈

今回わたしは、
事務所で地震に遭いました。恥ずかしいお話、私も隣人の方とほとんど会ったことがありません。揺れの後に部屋の外で顔を合わせましたが、一言も交わさず会釈で終わってしまいました。でも思いました。「隣人の方は困っていなかったのだろうか?」と。私たちの部屋は、今回はたまたま修復が困難な状況にはありませんでしたし、(片付けは大変ですが)食料もとりあえずはありました。でも隣人の方はどうだったのでしょう。一言話せばわかったはずです。でも、話しませんでした。話せませんでした。やっぱり各個人の努力で共助は生まれない、地域コミュニティーはもうそういう局面に来ていることを肌で再認識しました。共助を起こせないのは私も同じでした。


➁朝の渋滞

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朝になり、
電車が動かないことは分かっていたので、バスや歩きを覚悟して朝6時ごろにお店に向かいました。休みは決まっていましたが、これからの営業を継続できるか確認する必要があると思っていました。まずは30分歩いて仙台駅方面へ向かうバス停まで。その後なんとかぎゅうぎゅうのバスに乗れましたが、降りた次の乗り換えバスの待機列がもっと大変なことになっていたので1時間歩いてお店まで行くことにしました。そう考えているのは、私だけではなかったように思います。結果的には2時間半掛けてお店まで行きました。

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「自力で生きること」で
誰も得をしない不思議状態発生

道路は大渋滞、バスには長蛇の列、歩道には荷物をもって30分以上の道を歩く人がいたわけですが、よくよく見るとかなり不思議状態でした。

それは、

車を運転する人がほとんど1人乗りだった

ということ。

これって、皆だいたい同じ方面向かっているのだから、相乗りすれば、渋滞もバスも歩く人の問題も全て解決するのではと思いました。そして、多分みんな同じことを考えています。「誰か困っていたら乗せてもいい。」「誰か乗せてくれないだろうか。」そう考えています。でもなぜできないのか。関係性が無いからです。

繋がりが無くて誰を助ければいいか分からない。だから誰も助けない。

本当にもったいなさすぎると思いました。
だからTHECLOをつくるんだ。という話が、伝わりにくいことは分かっているのですが、THECLOをどうしても続けたいという想いが強くなりました。THECLOなら解決できると思っています。日ごろから緩い繋がりさえあれば、同じ地域の人の臨時グループチャットを作るだけでもいくつかの問題は解決できるはずです。


もし、
服シェアをやってみたいという気持ちが湧いてくれたら嬉しいです。来店予約することで無料でコーディネート提案をさせていただきます。(WEBサイトから予約が可能。)質問や感想も大歓迎です。予断を許しませんが皆さんご自愛ください。


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