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≪3.11≫誰も悪くなかった日

こんにちは。
服シェアのお店「THECLO」
を運営するフジナミと申します。
服シェアのお店をやってきた1年を通して
感じた事や体験の話をしています。

≪仙台で1年間、服シェア屋さんをした話≫
第10回(特別回)

今回は

災害と人との繋がり

の話をしたいと思います。
誰に何と言われようと、震災の話はみんなが続けなければいけない事だと思っています。

私が、服シェアの話をする時、
「人の繋がりの大切さ」「コミュニティーの再構築の必要性」の話をすることが多いです。それは自分の中にある震災という強烈な「理不尽」体験が影響をしています。

生きていれば、
自己責任では片付かない事態が必ず発生します。積み上げてきたものが一瞬で壊されることがあります。それは震災かもしれませんし、病気や事故かもしれません。私たちは、そんな世界で生きています。

こんなにモノが溢れた時代で私の不安は全てこの言葉に集約されます。

もし明日私が理不尽に遭った時、
「助けてくれる人はいるだろうか。」

親や兄弟は助けてくれるでしょう。でも友達はどうでしょうか。

「難しい」と思います。

「なんで私なんだ。」
「他に頼れる人はいないのか。」
「私だって、大変だ。」

とりあえず、いい顔はされないです。私だってそうです。だって私たちはいま「助け合っていない」から。

便利になる世界で私たちは「助け合わない」ことに慣れつつあります。お醤油を貸したり、おすそ分けし合ったり、そんな些細な助け合いが、いざという時の助け合いを生み出していました。

私は「たとえ理不尽が襲ってきても、みんなで助け合えるから大丈夫」と思える、そんな社会が続くように今日もTHECLOを知って、使ってもらうためにnoteを書いています。

震災でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、今も震災の影響を受け続ける方のご多幸をお祈り申し上げます。


そして、1人でも多くの人にTHECLOを知ってもらえますように。THECLOの過去投稿はこちら


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