プロフィール遠山

Soup Stock Tokyoを手がけた遠山正道がアートの新ビジネスをはじめた理由

心の波紋をひろげるオンラインマガジン「ILUCA magazine」にて、弊社代表取締役 遠山正道がThe Chain Museum設立の経緯や、ArtStickerに込めた想いなどをお話させていただきました。

今回は、余すことなく語られた貴重なロングインタビューの一部をお届けします。
ほんの一部ですので、ぜひ全文は「ILUCA magazine」にて読んでみてください。必読級の内容です!

アートの新事業を立ち上げるキッカケ

The Chain Museum立ち上げのキッカケをたずねられた遠山は次のように語ります。
「ビジネスというのは四コマ漫画のように入口と出口が設定されていて、そこには必ずオチがあるものです。しかしアートは、例えばたった一枚の絵ですべての価値がそこに存在しています。(中略)その価値を探るために、スマイルズ自らが作家になって作品を発表したのが一つのキッカケです」

「スマイルズの作家としてのコンテクストはやはり“ビジネス”だと、檸檬ホテルをつくり再認識しました。次に何をやろうかと考えたとき、ふと“チェーン店”と“アート”というキーワードが浮かんで。(中略)チェーン店とアートはふつう、相容れないモノでしょう。だからこそ面白いものができる、“The Chain Museum”という言葉から着想したのです」

ArtStickerに込めた想い

"The Chain Museum"という言葉からはじまったアートの新事業は、まずアーティスト支援の新しいプラットフォームを生み出すことから動き始めました。それが、ArtStickerです。

「ArtStickerは、いわば『現代のマイクロパトロネージュ』。投資目的のアートではなく、個人が愛をもって作品を支援する小さなパトロンであると考えます。(中略)巡り巡って、お互いが支え合う。ArtStickerは、鑑賞者のアートに対する敷居を下げ、少額の支援や他者との共感を通して、アートへの優しい入り口になってほしいと思います」

まだまだ走り始めたばかりのArtSticker。遠山が描く、その先は何なのでしょうか。

「ArtStickerは、かなりいいアーカイブになると思います。作品ごとの詳細がアプリの中でまとまっているものは、ありそうでなかった。(中略)『日曜の午後に聴きたい曲』のように、おすすめの作品をキュレーションし提案していくこともこれからやっていきたいですね」

遠山にとってのアートという存在

もともとコレクターとして、また自身もアーティストとしてアートと関わってきた遠山。そんな遠山にとってアートは、「ビジネスをより面白くドライブさせてくれるもの」。

遠山は、「アートは決して権威的なものではなく、誰にでも開かれたものであるべきと考えている」と言います。

「『アートのことはよくわからない……』と謙遜する方がいますが、アートはもっと身近で自由であっていいはずです。興味があるな、知りたいなと思えればそれでいい」

The Chain Museumの事業やArtStickerというアプリを通して、誰もが自由にアートを楽しむことのできる世界。それが、遠山の目指すものなのです。

インタビューの最後に、「ILUCA magazine」では、心の波紋をキーワードに"ILUCAカード"を選ぶことになっているそう。
果たして遠山が選んだキーワードは何だったのか……それはぜひ、全文を読んでみてのお楽しみ。
まだまだたくさんの思いが語られているインタビュー、ぜひ「ILUCA magazine」にてご覧ください!

■ArtStickerアプリは下記リンクよりダウンロードいただけます!
https://artsticker.app/r/dl/




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自己紹介

TCMは「世の中の体温をあげる」という想いをかかげ、「Soup Stock Tokyo」等を手がけてきた遠山が構想する「新たなアート体験」に、PARTYが得意とする「デジタルでの体験設計」を融合させ、アートと個人の関係をテクノロジーで変革させ、新たな価値の提示を目指しています。