私は私のままでいい
私が農業に興味を持ったきっかけは尊敬する女性の一人Alice Watersの存在だろう
彼女はカリフォルニアにあるChez Panisseのオーナーシェフであり、Farm to tableの第一人者
NHKで彼女が紹介されて、farm to tableの考え方や農家やコミュニティとの関係の在り方にとても感動したのを覚えている
そんな彼女の家の庭には小さなベジタブルガーデンやハーブガーデンがある
そして、同じくコンポースト(堆肥場)もあり、生ゴミを有機肥料にして、庭の土に還す
庭の野菜やハーブはその堆肥から栄養を取り、すくすくと育つ
そして、また彼女の食卓を鮮やかに彩るのだ
生ゴミや排泄物、昆虫、生き物の死骸、それら自体が自然の存在であり、土に混ざることで、有機物となり、土を肥やし、新たな作物や木々、花を育てる。
自然の循環。
自然こそPerfectな存在なのだ、と圧倒される
そして、自然の力に圧倒されると同時に、
人間もまたありのまま、自然のままがPerfectなのかもしれない、と思わずにいられない
「一流企業に勤めていれば」「結婚していれば」「子供がいれば」そんな条件に振り回されてしまいがちな現代、自然の中に入ってみて、自然自体に「私は私のままでいい」と教えてもらっている気がする
自然に感謝
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