見出し画像

お菓子の色付け

お菓子を作るときの楽しみには

「美味しい」
という味の楽しみと

「美しい」「可愛い」
という見た目の楽しみがある

ケーキ屋さんに行って、見た目から味を想像してワクワクし、食べたときの美味しさに高揚する

作る側も同じで、どんなデザインにしようか、どんな色にしようかと考え、作ってみて、思った通りの見た目や味に出来上がると嬉しい

だから、お菓子は楽しいのだ

お菓子に色を付けるにはいろんな方法がある

一つは着色料を使う方法

人工の着色料や天然の着色料が売っているので、絵具を使うように好みの色の着色料を生地に入れて色をつける

もう一つは食べ物の色を活用する方法

抹茶やカボチャパウダーを生地に混ぜたり、生クリームにストロベリーピューレを入れてピンクにしたり、食べ物の色と味を活かしたお菓子が作れる

私にとってお菓子の色の中で難しいなぁと思うのは

意外と白だったりする

白いお菓子

白い材料と言えば、

生クリーム
ヨーグルト
クリームチーズ
牛乳
メレンゲ(卵白)

これらを純粋に使う場合は白いお菓子ができる

生クリームのホイップクリーム
ヨーグルトムース
レアチーズケーキ
牛乳寒
etc...

白い材料で白いお菓子はできるけど、白と思いがちなのに実は白くない食べ物がある

それは「ホワイトチョコレート」

よく見ると真っ白ではなく黄色と言うか、クリーム色がかってしまう

なので、ホワイトチョコレートガナッシュを表面に使うと白をイメージしていたとしても出来上がりは真っ白にならない

(私のキャンドルケーキを見ると黄色いのが分かる)

バタークリームも日本で売っている一般的なバターはバター自体が黄色いため白くするには工夫が必要

例えば、イタリアンバタークリームのようにメレンゲと混ぜる方法もあるし、アメリカンバタークリームで作りたいなら、白いバターをネットで購入することで白いバタークリームを目指せます

あと、白い材料に何かを混ぜると白を保てないことがある

例えば、マカロン

これはメレンゲに色を付けずに作ったマカロン

白いには白いですが、やはり真っ白ではない

アーモンドパウダーが少し黄色なので、ほんの少し黄色っぽく見える

(アーモンドパウダーも黄色味が濃い商品と薄い商品があるので、白いマカロンのときは薄いアーモンドパウダーを使ってます)

焼くことでも焼き色が付いてしまう

メレンゲを焼くときも同じで、このマカロンも焼き色が付かないように途中からアルミホイルでカバーして焼いた

実は白い着色料というものも存在するのだが、できれば使いたくないというのが個人的な本音

少しでも白く見せる為の地道な努力をしてます、、、

とは言え、完全に見た目が真っ白を望むデザインならマカロンをやめてメレンゲにするとか、ホワイトチョコレートガナッシュをホイップクリームに変えるとかいろいろ選択肢がある

色味も経験で学んでいける

やっぱりお菓子作りは私にとって創作の世界

これからも楽しみながら学ぼうと思います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?