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【虹ヶ咲】えいがさき1章見たよ。TVアニメも少し振り返るよ

 ここ数ヶ月はカラオケよりも映画館に行った回数の方が多いかもしれない。まあぼざろ映画前後編と虹ヶ咲の映画しか行ってないけどな!

 近頃カロリー高めな記事が続いています、どうもごはんです。
 鉄は熱いうちに打て、ということでなにとぞ。




映画の感想と見せかけて1期頃の思い出


 ということで、映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
完結編 第1章』
を公開初日に観賞して参りました。おれたちの虹ヶ咲がスクリーンへ1年ぶりに帰ってきたぞ!!

 昨年上映されたOVA『NEXT SKY』は終演間近に行ったので1度しか観れなかったけど、今回は複数回行く余裕がある。ドルビーシネマと4DXがあるらしい。1回目は普通のやつで行きました。

(以下、話が逸れてしばらく映画の話ではなくアニメ1期あたりの話してます)


 いや~~~~もうね、本編1時間くらいしかないけど満足度が高いのなんのって。3部作商法とか分割けしからんとか言ってたオタクどもはまず1章を観に行ってから公式様へひれ伏すがいい。あ、わたしはそんなこといってないです。けろりら神のキャラデザにも上映までに慣れましたので、ええ、なんにもぶー垂れてはおりません。
 まぁぼざろ映画5回行ってるせいもあるだろうけど、ビジュアルディレクターけろりら神のデザインです。ぼざろ映画行く度に本編前の予告で映像流れてたし。あれはむしろ癖になりそうで、アニガサキTVシリーズのデザインとは全く違った良さがあります。

 虹ヶ咲が『ラブライブ!シリーズ』の中でも異質なことはファンの間では有名ですが、ここに来てまたさらに絵柄が増えました。
 原作となるスクスタ(シリーズ従来の絵柄)、TVアニメのアニガサキ、アニガサキのED、4コマ漫画にじよん(アニメも)……そして今回のアニガサキ完結編。全て絵柄が違います。後藤ひとりさんもびっくりな多重変化です。桜坂しずくばりの大立ち回りです。
 ちなみに私はアニガサキの絵柄がいちばん好きです。最推しの桜坂しずくが美少女すぎる。2期のキャラ紹介立ち絵見てみぃ、飛ぶぞ。


 約5年前のアニメ化発表時(5年前!?)のキービジュアルに一目惚れするくらいにはキターン!!と目を輝かせて10ヶ月正座待機していました。いや、さすがに仏壇の前くらいでしか正座してなかったわ……。
 しかし当時はシリーズ従来の絵柄から大きく変わったことで一部では物議を醸していたようです。気持ちはわからんでもない。私はアイマスのオタクだったこともあるので、すっきりめデザインに抵抗が無かったのかもしれません。ラブライブ従来の絵柄って、なんというか≪こってり≫した感じというか。他に良い表現募集中。

 ともあれ、わたくしは虹ヶ咲の絵柄は全てカワイイヨー!!(CV高咲侑)と受け容れることが幸いできております。あれだよ、ガンダムWのガンダム達がTV版とOVA(劇場版)で見た目違うのに設定上は同一機体みたいなもんだよ、きっと。どっちもバンダイでサンライズだし。アニガサキ1期最終話にユニコーンガンダム出てきたし。こじつけ甚だしいな。


 ラブライブシリーズへの関わりや経緯を書くと本筋から大きく逸れてクッソ長くなること請け合いなので、ここらでいったん落ち着きましょう。



本編感想


 スクールアイドルGPXで全国から学校単位ではなく個人のナンバーワンを決める。従来のシリーズにかつてあったファン投票でMV曲のセンターを決めるという要素、現行シリーズに今もある学校単位で競う「ラブライブ!」という(謎の)大会の要素、それらを上手いこと落とし込んだストーリーかなという印象を受けました。
 アニガサキ1期の3話で侑ちゃんがせつ菜ちゃんに「だったらラブライブ(という大会)なんて出なくてもいい!!」と言っていたことがいかに衝撃的だったか。シリーズ1作目と2作目を見ていたら、ある種爆弾発言とも取れてしまいます。しかしそこは主旨を変えてきていることが分かり始めている第3話、この発言で明確に「これは、今までのラブライブ!とは違うぞ……!」と視聴者に一発で分からせた名シーンですね。それはともかく。


しずく、彼方、エマについて


「仲間でライバル!」
という原点に帰り、なおかつスクールアイドル
フェスティバルという原作の要素もふんだんに盛り込む。初っ端からもうお祭り開演!!でしたね。我が最推し・桜坂しずく嬢が「先手必勝です!」の台詞とともに"領域展開"してソロステージの先陣を切ってくれました。最推しがド頭からド派手にかましてくれたので開始数分で成仏しかけてなんとか耐えました。エイエ戦サー、小悪魔LOVE♡要素がアニメ映像で見られるとは……拙者、エイエ戦サー大好き侍で御座る。桜坂嬢のビジュアルに和装と刀はもうそのためのキャラデザだと言われても納得してしまうそれはもう素晴らしい着こなしっぷり。オタクの早口は文章になっても読点が入らない。

↑これをもっと和にした感じの衣装だった気がする


 沖縄旅行も兼ねたカップリングフェスティバルとでも言おうか、一部のペアはもうほぼデートですねありがとうございますな楽しいシーンを描きながら、我が推しのひとり・近江彼方ちゃんが披露した水族館でのステージ。劇中でしずくちゃんも言っていた、幻想的で実に彼方ちゃんらしいファンタジーな世界観のMV。なんかすげえ宇宙旅行してたし彼方ちゃんお目目キラッキラさせて凄く楽しそうにしてて、もうめんこいのなんのってね……表情豊かな彼方ちゃんが本当にとっても素敵でね……。
 完結編1章のMVでは彼方ちゃんのMVがいっちばん好きでしたね。最推しはしずくちゃんだけど彼方ちゃんも推しだし、他4人のMVも素晴らしかったけど、暫定好み1位だったMVがぶっちぎっていきました。彼方ちゃんはいつの間にか推しになっていた1人です。
 パンフレットに書いていたように、実は周囲をよく見ている彼方ちゃんが見つけた気になる子もステージ終わりに登場。


 スクフェス組3人目、エマ・ヴェルデちゃん。歩夢ちゃんとの癒しコンビとして今回も名高い彼女。沖縄地元のスクールアイドル、赤嶺天ちゃんとの交流を深めていく様子が個人的MVPその1でしたね。引っ込み思案な天ちゃんの心をゆっくり開いていく様が丁寧に描かれており、わたしゃぁ微笑ましいのなんのって。
 アニガサキ1期5話の当番回ではみんなのお姉さま果林さんを見事引き入れ、アニガサキ2期では孤高を貫こうとするランジュに少々強引ながらも交流を試みたり。おせっかいが過ぎる所は否めないかもしれませんが、それでもエママと評される包容力でみんなを包み込んでいく懐の広さはまさに癒しの女神。
 そんなエマちゃんをアニガサキで見てきたからこそ、今回の映画での天ちゃんに歩み寄る行動は説得力が凄まじかったですね。この子ならそうするよね、と。1人飛び出したランジュに寄り添って行ったのもまた彼女。エマちゃんマジエママ。
 個人的に、エマちゃんは他人との交流を描くことでその魅力が最大限に輝くキャラクターであると感じています。それがこの完結編1章での行動を見て、更にその念を強くするに至りました。
 しまいには天ちゃんとコラボステージなんてやってのけるし、天ちゃんの親友小糸ちゃんとも仲良くなっている様子が窺えます。この子すげえなほんと。
 エマちゃんも、彼方ちゃん同様に「いつの間にか推しになっていた」1人です。アニガサキ1期のせいですどうしてくれる。でも推しになる前からソロ曲どれも好きだったんだよなぁ……寄り添ってくれる楽曲達……哀温ノ唄とか聴くタイミングによっては泣いてしまう……。

 エマちゃんのソロ曲がもともと好きであること、アニガサキでの当番回でトキメキを感じたことなどもあり、贔屓目に見ている所もありながら完結編1章のMVPその1です。


 ここまで書いて来てお察しの方はいるかもしれませんが、私がラブライブシリーズで好きな3人組その1がスクフェス組です。しずく、彼方、エマですね。世の中で好きな3人組と言ってもいい。

数年前たまたま見つけて反射的に予約したやつ



他メンバーについて


 ―――さて、残りのメンバーについても書こうとしていたのですが、勢い任せにシュバババっとしていたら、現在急に息切れパワーダウンを起こしています。ブログではよくやるやつ。残りの3人にも軽く触れてみよう。


 ランジュとランジュママ。良くも悪くも親子でしたね。結果的に娘の勘違いでしたが、ランジュの変化をしっかり感じられる親子のやり取りでした。
 そう、私がエママともう1人MVPを献上したいのが、この親子の仲を取り持ったかすみんです。ランジュママの足りない言葉を受けて勘違いをしたランジュ、そのランジュの話を聞いてムキー!となったかすみん。ここで発揮するかすみんの行動力、そしてドジっ子ぶり。このふたつが交差するとき、物語が始まる―――と言っても過言ではないくらい、物語を動かしてくれるかすみん。
 親子仲を取り持っただけではなく、ランジュママの計画に協力してメンバーの終盤の見せ場の土台を文字通り作った、我らがかすみん部長。黄色いヘルメットが似合うスクールアイドルは君しかいない。称えよかすみんを、我らがかすみん部長を。かすかす~!!

 歩夢ちゃんも推しの1人であり、あれこれ言いたいことはあるのですが、今回の内容であえて言うとしたら。侑ちゃんと歩夢ちゃん、もうあれは恋人同士ですね。なにあのお互いのぬいぐるみ。なんなの、「歩夢が電話で様子おかしかったから、予定変えて沖縄に会いに来ちゃった♪」の侑ちゃん。なんなの、その侑ちゃんに当たり前のように流れるように抱き着く歩夢ちゃん。ありがとうございますごちそうさまです。濃厚なゆうぽむ成分を見せつけられて視聴者の脳内はライトピンクに染まりました。
 今回の歩夢ちゃんのMVで印象に残っているのは、アニガサキ1期12話で披露されたソロ曲『Awakening Promise』のMVにあった空から歩夢ちゃんがダイブしているシーンのオマージュがあったことでしょうか。ちょっと感極まりかけましたね。あの曲はアニガサキ2周目でようやく「あ、イイかも」となった個人的経緯がったのでなおのことですね。NHKでの放送からもう3年経とうとしてるのか……。あと宇宙から地球を見る歩夢ちゃん、壮大すぎてちょっと面白かった。



 メインとなるメンバー6人についての感想が主となりましたが、言いたいことはある程度出力できた気がします。濃厚かなしず&ゆうぽむ、肉を食らうランかすとMVPエママ&かすみん部長。
 冒頭に書いたようにめっっっっちゃ最っっっっ高に満足度が高い映像作品になっています。躊躇っているそこのあなた……はまずここまで読んでないな。既に見た同志だな、そうだな!
 2章がいつになるのかは分かりませんが、指をくわえて待っていましょう。ふやけてしまわないようにせねば。


虹ヶ咲、アニガサキについて


 前半の方でアニガサキに対する熱い想いが溢れそうになっていましたが、私は数あるラブライブ!シリーズの中でも虹ヶ咲が特に好きです。サンシャインも紆余曲折を経てしっかり好きになりましたが、今回は虹ヶ咲の記事なので。
 まず、スクスタで久しぶりに触れたラブライブシリーズ、このメインが虹ヶ咲。ここからシリーズの沼に初めて沈み始めます。ビジュアルや性格が刺さるキャラが多いのもありますし、他シリーズと違うアニメの絵柄ということもありますが、いちばん大きいのはそこじゃない。他シリーズには無い、とても丁寧な話づくり、キャラの動かし方、これです。他シリーズは個人的印象だと、勢いが凄くて熱量に初見ではついていけませんでした。サンシャイン2期は1周目時点で途中からかなり冷めた目で見ていましたし、感情移入できないとつらい所があった。2周目で感極まるくらいにはテノヒラクルーしましたけど。
 こればかりは単純に方向性の違いでしょうし、好みの問題。ああだこうだ言ってはいますが、他のシリーズも初見でもなんだかんだ楽しんで見てはいました。

 アニガサキはその丁寧さに大いに感動したことを覚えてるので、シリーズの中でより印象深い作品となりました。他シリーズは見ていく中で違和感や決してポジティブとは言えない感情を抱くことがままありましたが、アニガサキは最初から最後までずっと大好きなままでしたね。
 2期の栞子ちゃんやランジュを同好会メンバーで囲む四面楚歌状態で数の暴力になっていたシーンはさすがに「おいおい」と笑ってしまいましたが。


 無理やり切り上げることとして、恐らく2年ぶりくらいにラブライブシリーズについてがっつり触れた記事になったかと思います。
 正直言ってラブライブのオタクだった自分はもう過去になっていて、シリーズ全体の情報を追う熱量はとうに失われています。スクスタ終了はいちばん大きかったなぁ……。
 そんな中でも、虹ヶ咲のアニメだけは最後まで見届けたい、その気持ちだけは強く抱いているので、昨年の『NEXT SKY』もギリギリで観に行きました。スクフェス2を彼方ちゃんアイコンのショートカット作ってまだ残してるくらいには思い入れはあります。


 などと書いていたら5000字を超えていたので筆をいったんへし折ることとします。近いうちにまた手に取ることでしょう、たぶん。

今回の記事のお供。今は亡きスクスタの文字が郷愁を誘う

サントラはいいぞ定期

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