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目的や尺度の違い

お店を始めた時、お客さんが全く来なくて不安な日々を過ごしていました。

SNSで人気のお店を見ては、なぜそうなれないのかと悩み。

人気店になるにはどうすればいいのか。

そんな事をぼんやりと考える日々で。

今はどう思ってるかと言うと、不安は消えないのですが、人気店への憧れは消えて。

店舗を拡大している所とか、フォロワー数が多い所とか、メディアによく出てくる所とか。

昔は憧れていた所も、今は憧れなくなり。

というよりは、ああはなれないと気がついたのです。

そもそも、人気というのは相対的な評価で。

もし、どこも人気店ならば、それは人気店ではなく。

昨日、SNSで話題になっていた、「日本国民全員が偏差値60以上になれば」と、同じニュアンスです。

何を書きたいかというと、人気店は誰もが作れる訳ではない。

だから、それを見て憧れ、ああはなれないと絶望する必要はないんですよと。

そんな事をするぐらいなら、自分の人生と向き合ったほうがよくて。

あそこまでいきたいかどうかを真剣に考えるべきだと思います。

コーヒー屋だと、あの店あの店あの店と、同業者なら幾つか頭に浮かぶと思いますが、凄いもん。

努力はするし、センスもあるし、人は集まるし、ビジョンもある。

どう?同じ熱量で出来る?

と、問われたら、「いや、うちは緩くやりたいんで」と、逃げるでしょ。

少なくとも僕はそうで。

一日700杯とか聞くと、全然無理と言いますか。

腕がもげてしまいます。

でも、これはこれで楽しく生きていて。

お店をやる目的や、成功の尺度の違いなだけだと気が付きました。

「いや、人気店を目指すんだ!お前のは逃げだ!」と、思った人。

それはそれで全然よくて、頑張ってほしい。

でも、相当な努力が必要だという事を理解するべきだと思います。

努力した者が全て報われるとは限らん。しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!!

はじめの一歩

鴨川会長の言葉が沁みますね。

言葉と行動が一致してない人を見かける事が多く、こんな事を書いてしまいました。

最短で、簡単に、これさえやっとけば。

そんなんで手に入るものはたかだか知れているのです。

自分で考えられない人に成功はなく、そこを放棄する人に努力の二文字は似合わない。

頭も体も汗をかかないと、きっと難しいと思います。

飲食店はというか、特にカフェは。

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