お盆、差別化、常識
お盆。
うちはカレンダー通りの営業です。
残念。
営業時間を短くしようと思ったんですが、常連さんの休みがバラバラでして。
今週休む人、来週休む人、再来週休む人、、、
という事で、通常営業です。
誰か一人でも来るなら開ける。
それがこの仕事です。
いや、そんな事もないか。
適当に休む店もあるもんな。
僕は誰が来るかが大切で。
その人の為にならと思えると、苦もなく営業出来ます。
うーん、良い人すぎるな。
やめよう。
昨日書いた、”他の人が出来ない事を続けていれば”。
これにしよう。
お店をやるからには差別化が必要!
それはそうなんだけど、だからこの考えに至った訳ではなく。
自己分析と周辺観察です。
まず、僕には誇るような個性はなく、突き抜けた才能もありません。
その中で差別化を考えると、時間をかけるのが確実で着実だと思ったんです。
一歩一歩コツコツと。
持たざる者の戦い方としては、これしかないぐらいに思ってます。
でも、考えた上で進む必要はあって。
毎日営業する事も、毎日書く事も、出来ない人が多いからやる意味があって。
やれる人が多ければ差別化にならず、やる事が簡単すぎたら重みがない。
そこをやり切る事によって、他の人がどんな風に感じるか。
それを考えた上での行動です。
こんな事を書いたら冷めるか。
これもやめよう。
そうだ、お客さんとの話があった。
「こんな番組を作ろうと思って」
お店の周辺には制作会社さんが多く、たまにこんな話になります。
真剣な相談ではなく、雑談レベルですが。
その子は自分の趣味全開の提案をしてきたので、「ちょっと待て」となりました。
ええ、僕は素人です。
でも、ちょっと待てなのです。
その子の性格を知っているからなんですが、普通とはちょっとずれてまして。
確実にその提案は通らないと忠告したのです。
はい、素人です。
「どうしてその番組を作りたいの?」
「興味があって」
「何で興味を持ったの?」
「SNSで見たからです」
「それってどれぐらいの人が興味あると思う?」
「結構いますよ」
「いや、いない。お前の周りに集まってるだけだ」
と、どれぐらい自分がずれてるか、番組で取り上げるとしたら、どういった切り口にするのかを提案しました。
だから、素人ですって。
お遊びみたいなもんですが、これはなかなか楽しくて。
ずれ具合を確認して差を埋める。
この作業は色々な場所で役立つのです。
昔書いたんですが、これ。
“「芸人は常識人が多い。常識があるから非常識な事が出来る」
「常識を分かってるからどうずらしたら面白いかを考えられる」
「そこ(常識)がずれてたら何が面白いか分からない」”
松紳での松本人志さんの言葉。
あらゆる人の胸に刻みたい。
では、今日はこの辺で。
なんか調子悪い。
昔書いたやつを置いときますね。
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