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店が多すぎる

少なくとも店を増やす事だけが正解ではないと思うのです。

他にも理由がありますが、それはまた明日。

という事で、昨日の続き。

店が多すぎる。

以上。

ごめんなさい、ちゃんと書きます。

飲食店全般がオーバーストアと言われてますが、特にカフェ。

参入障壁の低さ、初期投資の低さ、物件取得の容易さ。

うちの店周辺のカフェの多さは散々嘆いてきたのですが、きっと他のエリアでも起きていて。

競争しながら人は切磋琢磨していくんですか?
その理想論がまた人の上に人を作る。
なんてデカい話にすり替えて何かを否定しなくちゃ。
もう可哀想なくらい、自分がちっちゃく思える。

End of the day Mr.children


ふと、この歌詞を思い出しまして。

うおーとなってます。

(どんな感情?)

お客さんからしたら、選ぶ楽しさと価格競争が起きやすくなるので、楽しいとは思います。

「今日はどこのカフェにしよっかな♪」←初めて使ったぞ、音符なんて。

こんな事がうちの店でもよく起きていて。

何人の常連さんがいなくなり、何人の常連さんの頻度が減り、何人の常連さんを奪ったか。

カフェが増えていくと、街の魅力が増し、外からの流入が増えるかというと、それは分からなくて。

ある程度ならポジティブだと思うんですが、増えすぎると結局はばらけるので、あまり意味がなく。

削り合い、奪い合い、すり減っていきます。

だから、店を増やす事だけが正解ではないってのは、これ以上の競争を避ける意味もありまして。

それが資本主義だと言われれば、その通りなんですが、あまり楽しくない。

人材不足が嘆かれるこの業界で、多店舗展開するリスク。

どこのお店もほぼ最低賃金でしか雇ってない現状。

雇われ店長の悲哀。

まあ色々と書いていますが、ポジショントークにしか聞こえないか。

やはり切磋琢磨していくしかないんだろうな。

でも、個人店は切磋琢磨していくと、身を削り出します。

大きな会社だったら、撤退の判断をロジカルに考えてトップが決めてくれるけど、個人店はそうはいかなくて。

自分の給料を削り、なんなら営業時間を短くして、他でアルバイトを始めたりします。

感情的に潰したくないというのもあれば、潰すのにもお金がかかるので、現状維持を選んでる人もいて。

だからさ、店を増やすのも程々にしといてもらえたらと。

お金の稼ぎ方は他にもあるんだから。

せっかく地元に根づいたコーヒー屋があるのに、そのすぐ近くに出店するとかさ。

どことは言わないけど。

削り合いは程々にしたいもんです。

コビーも言ってたじゃないですか。

「もうやめましょうよ! もうこれ以上戦うの、やめましょうよお!」

ONE PIECE 488話


ONE PIECE 488話


この後のセリフ知ってます?

命がも゛ったいだいっ!!!!

ONE PIECE 488話


ONE PIECE 488話

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