再現性のなさ
名実ともに足りてないのです。
よくもまあこんな事を書いたもんだ。
そんなお店に行きたがる人なんているのだろうか。
いや、そんな人なのに7年半続いてるのは何故なんだと気になる人もいるか。
どっちに転ぶだろう。
多分、どちらでもないが正解な気がする。
この言葉一つ何かが大きく変わる事はない。
名実ともに足りてないは自分が一番よく分かっていまして。
経営の話では身を削ってるだけと書きましたが、文字通り削ってるだけなのです。
昨日までは冷房代すらケチってたからな。
仕事が終わる頃にはぐったりよ。
飲食店のほとんどが潰れてしまうのは、これが出来ないからじゃないかと思います。
いや、なんちゅう言葉なんだ。
どんな働き方をすすめようとしてるんだ。
経営がうまくないというのは、再現性が無い事をしているからで。
本来、こんな働き方をしてはいけないんです。
ワンオペで朝から晩まで休まず働くなんて事は。
「あー、あんな働き方は嫌だな」と、誰もが思うでしょう。
でも、そんな事を言ってるから潰れるんだよ。
と、平成生まれなのに、昭和のモーレツ世代みたいな考えがありまして。
潰さない事は難しくないと思っています。
それが良いか悪いかは置いといて。
だから、長く続いているとは言え、何か革新的な事をしているとか、新しい発明があるという訳ではなく。
ただただ、根性論でしかないのです。
経営が上手いと言うのは、リスク分散されていて、安定的な利益を計上し、給与を毎年上げられるような所を指します。
これをやれてる所は凄いと思う。
僕には出来ない。
出来ないと言うか、描けなかったというのが正しい。
机上の空論すら描けなかった。
収入と支出をざっと計算すると、どこを削るかという脳になってしまう。
これが経営者に向いてないと思う所。
売上を伸ばすには。ではなく、利益を残すには。
と、考えてしまう。
大きくなるのは前者で、小さくまとまるのが後者。
ただ、潰れやすいのは前者で、残りやすいのは後者。
そんな気もする。単純にリスクの話。
ようするに、どこを目指すのかの違いだと思っています。
沢山のお店を出して、沢山の仲間と、沢山のお客さんに囲まれたい。
と、思うか。
一つの店舗で、常連さんが沢山いて、いつものスタッフとの時間を楽しむか。
どちらがいいとも言えないし、行ったり来たりするお店もある。
なんか話がそれてきたな。
大きくもならず、残りもしないお店。
それは夢を描けなければ、削る努力もしないお店なんじゃないかと思う。
簡単に言うと、努力不足。
もしくは、熱量不足なのかと。
僕は経営の能力は無いけれど、削る体力があった。
だからコンサルや講演会なんて無理なんです。
再現性のない話を聞いてどうするんだと思ってしまうから。
そんな話でも聞きたいという稀有な方がいれば、是非お誘いください。
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