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ちゃんとしてる

僕はちゃんとしている。

(こんな始まり方ある?)

昨日の続き。

ちゃんとしていると言う人ほど、どうかしている。

そんな人が多いのは分かりつつ、それでもなお、僕はちゃんとしていると言いたい。

自信があるのは過去があるからで、今までお客さんから受けたクレームは一度のみ。

ヒステリックオバサンにクレジットカードを投げつけられたのが最初で最後。

先輩、後輩、同僚などなど、僕の振る舞いがおかしいと言われた事は一度もない。

いや、ほんとに。

なぜかというと、仕事だから。

それは当たり前か。

なぜかというと、説得力が無くなるから。

飲食店で働いた事がある人は分かると思いますが、クレームを受ける人は大抵決まっています。

「またあいつか」

どこの店舗にも一人はいて、この子を改善させるのは大変に難しい。

でも、時たま起きるクレームもあって。

「えっ、あいつが?」

と、バックルームがどよめく時もあり。

そうなると、その子の言い分をしっかりと聞かなければとなります。

「またあいつか」の子の場合、残念ながらそこまで親身にはなれなくて。

というのも、大抵クレームの中身が同じだからです。

そんな現場を見てきたので、普段の振る舞いの大切さは知っていて。

それが僕をちゃんとさせているのです。

自発的ではなく、周りの目。

でも、今のお店は基本的にワンオペなので、抑止力が利かなくなりました。

だからこそ、よりちゃんとしなきゃなと思うのです。

自分の身は自分で守るしかないので。

その為にどうするかというと、お客さんを味方につけるしかない。

味方につけるにはどうするか、普段からちゃんとした接客をしなければいけない。

だから、僕はちゃんとしているのです。

(何回言うつもり?)

やる事をやってない人の言葉は刺さらなくて。

大して努力もしてないのに、レギュラーになれないと愚痴る選手とか。

選挙に行かないくせに、政治の悪口を言う人とか。

甘いものを食べながら、痩せたいと言う人とか。

これらはあまり好きではない人で、僕はそうはなりたくなくて。

やる事やって、それでも何かあった時、なんでやねん。と、気持ちよく言えるようになりたいのです。

そしたら、周りの人もさ、言いやすいでしょ。

「そんな人いたんですか?出禁にしましょう!」と。

でも、「この店主は癖が強いからな。自ら引き起こしてる可能性がある」

そんな風に思われてたら、気持ちよく共感は出来ないと思っていて。

なので、ちゃんとするのです。

自己防衛の為に。

お客さんも気持ちよく怒れるように。

ここで書いてある事を笑って読めるように。

どうよ、ちゃんとしてるでしょ?

(5回は言ったな)

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