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謎の勇気と特大のエゴ

昨日、とあるお店の話を聞いて。

店内撮影不可なのに、写真を撮る人がいると。

SNSにあがってるのを見つけ、聞いてみた。

「そこって撮影してもよくなったんでしたっけ?」。

「撮影禁止ですよ。なので、シャッター音をオフにして撮りました」。

もやっとと言うか、いらっとと言うか。

撮影禁止にしてる理由は多分幾つかあって、その一つが音だとは思う。

ゆっくり静かに過ごしてほしい店側の思い。

その思いに惹かれて来店するお客さん。

それらを台無しにするシャッター音。

なので、禁止。

じゃあ、シャッター音を消せば撮影していいのか。

と、なぜかこの人は短絡的に考える。

謎の理屈。

いや、そうではない。というのが店側の思い。

色々な嫌な事が積み重なって禁止にしてると思うんです。

他のお客さんの迷惑になる行為。

提供している商品を雑に扱われる事への不快感。

きっと他にも色々と。

あくまでも想像だけど。

どこかのレビューで読んだ事があります。

「コーヒーを撮影をしていたら、撮影禁止だから出ていってくれと怒られた。自分の趣味を否定されてる気がして不快だった。星一つです」と。

ちなみに、撮影禁止だと知ってて行ってるんです、この人は。

「否定してるのはお前の人間性じゃ!」と、僕なら返信してるかもしれない。

勇気あるなと思う。

なぜ、相手の神経を逆なでしてまで自分のエゴを押し通したいのか。

理解に苦しむ。

お客さんはお店を選べます。

自分のやりたい事が出来ないのであれば、近寄らなければいいだけで。

お店としてはそんな人を近寄らせない為に禁止してるし。

謎の勇気と特大のエゴを持った人が訪れる度、店側は心が削られ、さらに厳しいルールを設けなければいけなくなる。

なんて息苦しいんだろう。

きっと、撮影するという行為が嫌というよりは、そんな事をする人が嫌なんだろうな。

嫌だって言ってるのに、それをするような人。

まるで、小学生男子。

そうか、中身が成長してないのか。

だから、話が通じないのか。

どうにかAIが発展していって、実年齢ではなく、精神年齢が可視化出来るようになったらいいのに。

そうすれば無駄な争いやストレスは無くなるんだけどな。


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