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転職前に知りたいissuesの実態【CTO山本×CEO廣田の対談】

政策作りのDXに取り組むスタートアップissuesではシリーズAで2.5億円の資金調達を実施し、現在エンジニア採用を強化しています。

  • 入社前に会社の雰囲気が知りたい!

  • 経営陣はどんな人たち?

  • 組織創りにあたって何を大切にしているの?

こういったことが気になる方々に向けて、issuesの取締役CTOの山本洸希とCEO廣田が対談を行いました。

山本洸希 / Hiroki Yamamoto

株式会社issues 取締役 Chief Technology Officer。1989年生まれ、静岡県立大学経営情報学部卒業、神奈川在住。新卒でMIXIに入社し、ソフトウェアエンジニアとしてmixiコミュニティの開発・運用やminimo・ノハナなどの新規事業開発に従事。マナボ・OneteamなどのスタートアップにてiOS/Androidアプリの開発などを担当した後、2019年にissuesを共同創業。趣味は登山と写真。


「新しいことにチャレンジしたい!」。スタートアップへの転職

廣田 山本さんは経営情報学科でコンピュータサイエンスと経営を専攻していましたね。

山本 大学では情報科学(分散処理など)の研究室と、PBL(プロジェクトベースドラーニング)の研究室に所属。PBLでは外部会社の方と様々なプロジェクトに参加しました。

廣田 新卒でmixiに入った後、転職先に当時僕が経営していた教育系スタートアップのマナボを選んでくれました。どういう経緯だったんですか?

山本 転職を考えていたときに、今まで人生の選択が保守的だったことに気が付きました。「今回の転職は、今までと違う挑戦的な選択をしよう」と決めて、スタートアップのマナボへ転職。廣田さんと同じチームになって、暴言対策機能などを開発。経営的にハードな時期も経験して、学びになりました。

プログラミングで作ったものが価値になる面白さ

廣田 そのあと、Oneteamへ転職したのはどういう理由だったんですか?

山本 マナボ時代にやっていた副業を通じて、プログラミングで作ったものが価値になる面白さを知りました。その面白さを経験できると思ったのがOneteamです。

仮説検証でビジネスの可能性を確信。issues共同創業へ

廣田 Oneteamで4年働いたあと、issuesを共同創業しました。懐かしいですね。

山本 Oneteam時代に廣田さんと「ビジネスになるか分からないけれど、面白そうだから仮説検証しよう」と、議員さん・住民・役所の方にインタビューして2人でリーンキャンバスを何度も修正していました。

廣田 2018年夏頃からissuesのMVPの提供を通じた仮説検証を始めましたね。

山本 最初に取り組んだのが武蔵野市のおむつ問題です(※保育園で出た使用済みおむつを親が自宅に持ち帰らねばならないという問題)。

廣田 当時は「住民の要望を集める」部分はIT、「議員さんを訪問し意見を届ける」部分は僕ら二人が動いて回しました。結果、同じようにMVPを提供した4つの自治体すべてで政策が実現しましたね。

山本 この成功体験を経てビジネスとして成り立ちそうだなと思い共同創業することにしました。

成功も、失敗も言い合えるオープンな組織

廣田 山本さんは共同経営者として、社内のコミュニケーションを大切にしていますね。

山本 「心理的安全性の高い組織作り」ですね。高圧的な感じになってしまうと率直にものごとが言えない、逆に事実に触れないと改善できない。私自身、メンバーが話しかけやすい雰囲気を出すように気を付けています。社内の誰とでも深い議論ができる関係性が生産性向上にもつながります。

廣田 山本さんが紹介してくれた書籍『チームが機能するとはどういうことか』をテーマにディスカッションもしましたね。メンバーから非常に好評で、この本が今のissues文化の基盤にもなっています。

必要な技術を必要なときに学んで問題解決

山本 いろいろな技術に境界なく取り組むのがissuesのやり方です。僕自身、フロントエンジニア、バックエンドエンジニアという区分なく、何でもやります。一つの技術に集中して開発するという考え方はいまのフェーズではまだ早いですね。

廣田 特定の技術にこだわるより、ボトルネックになっている箇所を解決するために必要な技術を活用しよう、という考えを大切にしています。

「技術的負債」を抑えながら、スピードにこだわる開発

廣田 仮説検証を優先して、すばやくプロダクトを開発し検証する過程で、技術的負債は必ず発生します。

山本 現在は開発リソースの1割前後を技術的負債の解消に投下するようにしていますね。足元の開発スピードを担保しつつ、将来の生産性と両立するのが目標です。

将来の技術的なチャレンジ

廣田 issuesはテックカンパニーなので将来は技術的にチャレンジしてみたいことがたくさんあります。

山本 議員さんが議会質問のテーマ決めにあたって必要な情報をWEB上からクローリングしてきたり、チラシ作りのDX、ChatGPTを使った文面添削、メッセージ履歴を活用した議員さんと企業さんのマッチングなどですね。

廣田 これから入社するエンジニアの方々とこういった技術的なチャレンジに一緒に取り組んでいけたらと思っています。

最後に

山本 私達の掲げるビジョンの実現にはテクノロジーの力が必要不可欠です。またissuesにはオープンに話し合える文化、エンジニアが尊重される環境が整っています。魅力を感じていただけた方からのご応募をお待ちしております!

※なおこの記事は以下の対談動画の内容から抜粋したものです。文字数の関係で全てを紹介しきれなかったので、興味を持って頂いた方は是非とも動画も合わせてご覧ください。


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