見出し画像

【最近読んだ本47】絶対悲観主義

 こんばんは、ひよこぶちょーです!

 年末から読み始め、一気に読み終えた本について書かせていただきます。私は超楽観主義者なので、正反対のタイトルになります。だからこそ気になって手に取ったということもありますが、楠木先生の本であるということがこの本を読んだ理由となります。

こんな方におすすめ

・ビジネスにおける心構えが知りたい
・楽観主義者である
・多様な価値観を理解したい
・自分自身と向き合いたい

この本を読んだ感想

 タイトルとは裏腹にエッセイを読んでいるかのようにサクサク読み進めることが出来ます。そして本書の特徴はビジネスに特化しているものの、哲学的なことが書かれております。楠木先生の本ならではの語り口調スタイルのため、内容のわりには堅苦しい雰囲気がありません。

組織を悲観し、チームを楽観する

 本書の中でとても共感した点は、

会社全体に不満があるなら、愚痴をこぼす前に自分たちのチームを良くするのが先決だ。組織全体のあり方は変えにくいが、自分のチームなら、今すぐに変えられることもあるだろう。

出典:絶対悲観主義 (講談社+α新書) 新書 – 2022/6/22
楠木 建 (著)

というところです。本当にその通りだと考えております。本当に会社が悪いのであれば転職という選択肢を持っていることも雇われる側の特権だと思います。組織に変革を起こしたいのであれば、組織改編や制度設計、ルールの変更を期待するのではなく、当事者意識を持ち自ら動くことが一番大切なことだと信じています。まずは小さなことでも自分のチームに新しい動きを起こすことが重要なのだと改めて感じました。

 本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました。それではまた明日!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?