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【子どもの学習(子育て)29】小さな目標の大切さ

 こんばんは、ひよこぶちょーです!

 私にとって年末年始は子どもと向き合える時間が増える貴重な期間です。子どもたちを見ていると如何に小さな目標を設定が大切かが理解出来ます。昨今、モチベーション理論が語られる中で外発的動機(extrinsic motivation)と内発的動機(intrinsic motivation)が引き合いに出されます。会社で「内発的動機付けが大事だー!」なんて声がよく上がりますが、実際はインセンティブを付与する、昇給や昇格といった外発的動機付けが圧倒的に多いような気がします。経済学理論が想定するモチベーションはこの外発的動機であると考えます。

内発的動機のエネルギーは凄まじい

 子どもたちを見ていると外部からの影響を受けず、純粋に「楽しい!」、「やりたい!」といった内から自然と滲み出るモチベーションのエネルギーはすごいなと感じます。

集中力

 好きなことに没頭しているときは外部の音など全く聞こえていないが如く集中力を発揮します。反対に外発的動機(好きなお菓子を買う、おもちゃを与える)によって動いている時(我が家の場合は公文の宿題で気が乗っていない時)は、取り組んでいることが作業となり、集中よりもインセンティブが気になってしまい、より集中力が低下するといった現象が起きます。

継続性

 内発的動機によって動いている時は継続性も向上します。例えば昆虫が気になっている時などは自ら図鑑で調べ、飼育し、観察することを毎日欠かしません。外発的動機で動いている時は、瞬間的な動きは見せても継続性は皆無です。

 ピープルマネジメントと子育てには共通していることがたくさんあると以前も書かせていただきましたが、モチベーション理論と照らし合わせればその共通点は一目瞭然です。私が感じる共通点とは、小さな目標(KPI)を一緒に立て、明確なゴールを設定(KGI)し、達成した成果について明確なフィードバックをすることです。

 私は明石家さんまさんが仕事観について述べた下記がとても心に響きました。

「好きだからやってるだけよ、で終わっといた方がええね。これが報われるんだと思うと良くない。こんだけ努力してるのに何でってなると腹が立つやろ。人は見返り求めるとろくなことないからね。見返りなしでできる人が一番素敵な人やね」

出典:2014年6月7日放送の「MBSヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)

 何かに取り組み、努力だと自分で思っているうちは物事を究められないということなのかなと受け取りました。私も英語学習を始めたころは「こんなに努力してるのになぜ上達しない・・・」とよく考え、絶望していました。しかし、今は本当に好きだからやっているだけです。もちろん英語を究めただなんて全く考えておりませんが、努力をして、英語学習が苦しいなと感じることはなくなりました。いつかすべてにおいてこんな境地に辿り着きたいなと思います。

 本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました!それではまた明日!

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