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【経営学について実務での気づき27】マーケティング思考の重要性

こんばんは、ひよこぶちょーです!

本日は最近マネージャーと戦略会議をしている時に感じることを書かせていただきます。

現在の役割りに就く前はマーケティング統括部に所属しておりました。新卒でリクルートに営業として入社、その後現在の会社に転職した際も営業でありました。私のキャリアで明らかにターニングポイントとなったのがマーケティング統括部への異動でした。異動した時はマーケティングのことなんて全く分からず、とりあえずコトラーの本を読んだりして勉強しておりました。

マーケティングの経験を順調に積み、それなりに仕事が理解出来るようになった時に、GlobalのTopが来日した際のビジネスレビューのプレゼターという大きな機会を得ました。

詳しくは以前Elephant Careerさんにインタビューいただいた内容に述べさせていただいたのですが、とにかくボロクソに言われました。『君はマーケティング、ビジネスのことが全く理解出来ていない』と。大勢の前で。その場を逃げ出したい気持ち20%、悔しい気持ち75%、日本のこと分かってねーんだよ!と掴みかかろうとした気持ち5%でありました。とにかくこれをきっかけにマーケティングを学ぼうと考え、MBAを志しました。

本日の主旨はMBAでの学びの話では無く、営業でもマーケティング思考がとても大切であるという話です。

営業戦略にもマーケティング思考を活用!

以前も書かせていただいた通り、経営学において営業という学問はありません。そういった意味で営業には不変性、汎用性、納得性というものは存在しないのだと思います。ベテラン営業担当者に営業に最も必要なスキルは何かと尋ねると多くの方が『営業嗅覚』であると答えられます。私も営業をやっていたのでこの感覚はとても正しいと考えます。言葉では言い表せないのですが、結果を出し続ける優秀なセールスは営業嗅覚、商売のセンスを持っていると感じます。

しかしながら、昨今のように営業活動を行う環境が変化するとその嗅覚も鈍ってしまいます。だからこそ、マーケティング的な思考、誰に、どのような価値を、どのように提供するのかを今こそ営業担当者も考えるべきだと思います。特にこの誰に、の部分が重要で、会議をしているとセグメンテーションとターゲティングが曖昧なケースが散見されます。状況の変化、そしてビジネスの大小だけでなく、どこにLow Hanging Fruits(勝ちやすさ)があるのかも考慮したうえで行動することが営業にもより求められる時代だと感じます。

修士論文はマーケティングをテーマとして書いたのですが、最近は組織論ばかりで学習をサボり気味です。しかし、最近TOP YouTuberのショートクリップなどを見て、ハッとしました。彼らはどうやって自分が成り上がったのかを語る動画をUpしておりますが、まさにマーケティング理論を実践しています。難しい講義を聞くよりマーケティングが理解し易いかもしれません。

本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました!それではまた明日!

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