【経営学について実務での気づき③】 ‐リーダーシップ談義-
日記的なものですが、今後研究をしていく上で非常に興味ある気づきがあったので③とさせていただきました。
先日アメリカで仕事をしている大学院の同級生とZoomにて近況報告(定期)含め、様々な話をしました。その中でとっても興味深かったのはアメリカと日本の教育方法の違いでした。
日本とアメリカの教育方法の違いについて
同級生と私には同じ年齢の子どもがいて、【経営学について実務での気づき①】で書かせていただいた内容について話しました。
アメリカ(州によっても違うでしょうし、各Pre-Schoolの特色もあるかと思いますが)では日本と比較すると、幼少期から自ら意志決定をする機会が圧倒的に多いと言われていました。具体的に教えていただいた例は、自分の好きなおもちゃを自宅から選び、学校へ持っていき、なぜ好きなのかをプレゼンテーションする機会があるそうです。
日本はどうでしょう。これもそれぞれの園のスタイル、教育方針(管轄省庁の違い)もあるでしょうが、私が幼少期だった頃と日本の教育はあまり変わっていないのではと感じます。日本はとても恵まれていて、進路に関しても自分で大した意識決定しなくても中学卒業までは義務として教育を受けることが出来ます。
私が考える意志決定をすることの重要性
自ら意志決定をすることはリーダーシップの一要因であり、これだけですべてを語ることは出来ないですが、私は上述した話を聞いた時、「いいな」と感じました。
なぜなら、”自ら意志決定をしたことや行動に対しては責任を持つこと出来る”と考えるからです。そしてその意志決定をする練習をInfant期(3-6歳)にしているということはリーダーシップの素養を磨くうえで素晴らしいことだと思います。というのも、リーダーシップの素養を培うのはこのInfant期が非常に重要だと考えるからです。
大人になって様々なリーダーシップ研修を受け、リーダーらしい振る舞いを学ぶことは出来ても、他人が感じるような強いリーダーシップ(誰から見ても「あの人はリーダーシップがある」と言われるような)を身に着けるのは難しいと考えるためです。
Paul JH(2013)らの研究で言及された真のリーダーシップに必要な6つのスキルの1つとして意志決定について述べられており、特にコロナ禍を経験し、さらに不確実性が高まる世の中では様々なオプションの中から自ら意志決定する力が重要だと、友人との話を通して改めて感じました。
子育てをしているとこれぞピープルマネジメント!と感じることが毎日のようにあり、大変だけど面白いなと感じます。まさに”三つ子の魂百まで”ですね。
本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
春の入学に向けて、修士論文執筆時の反省を活かし、少しずつnoteに先行研究論文をまとめていこうと考えています。(そして博士論文ではそれを活用笑)
まだ本格的に研究しているわけではないのですが、リーダーシップや組織論に興味のある方、是非様々な意見をいただければ幸いです。
それではまた明日!
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