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【最近読んだ本31】夜と霧

こんばんは、ひよこぶちょーです!

昨今は自己啓発本やビジネス本だけでなくリベラルアーツに注目が集まっていることは多くの方がご存知だと思います。私は何も考えたくない時は世界史に関する本をよく読んでいます。世界の歴史は大変ドラマチックで、最近は小説を読むより楽しめます。

創造力や論理的な思考を鍛えると、新しい価値を生み出す可能性は高くなります。リベラルアーツは、新しい価値を創造する力、つまりイノベーションにも繋がると考えられます。 

本日は最近読んだ本として『夜と霧』について書かせていただきます。

こんな方におすすめ

・人の心理に興味がある
・生きる意味について考えたい
・自分の人生について考えてみたい

この本を読んだ感想

本書の著者は第二次世界大戦時のドイツによる強制収容所で収容者として過ごした方です。読み進めていくと表紙にある番号が著者の収容者番号であることも分かり、気持ちが重くもなりますが、過去に同じ人間が行った蛮行であることを理解しなければならないと感じております。

この本はホロコーストについて書かれた本では無く、私はこの本を読み、次のようなメッセージを受け取りました。

人は環境によってすべてを決定されてしまうわけではなく、どんな状況にあっても、その状況に対してどのように振る舞うかという精神の自由だけは、だれにも奪うことができないということです。

よく仕事でも自身のパフォーマンスが低いことに対して環境が悪いことを理由してしまう方がいらっしゃいます。私も新卒入社したばかりの時はそうでした。この本に書かれている通り、その状況に対してどのように振る舞うかという精神的な自由は皆平等にあるわけです。自分自身の考え方、状況の捉え方が非常に大切なのだと改めて感じました。

本書でも取り上げられておりますが、ニーチェは、「なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える」と言ったそうです。お恥ずかしながら、全く知らない言葉だったのですがとても共感しました。

ビジネス本や自己啓発本に少し疲れたなと感じる方は是非読んでみてください。本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました!それではまた明日!

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