【だいすきなドラマシリーズ⑥】

おはようございます☀
昨日は冷たい雨が降っていましたが今朝はいい天気です。
引き続き、だいすきなドラマシリーズいきましょう。
あまりにドラマが好きすぎるのでドラマばかりですが次回は映画にしてみようかな。
今回は、MIU404。
コウノドリコンビのお二人が出演されています。
第八話ではアンナチュラルとのコラボで湧きましたね。
個人的な推しは、水上恒司くんです。
次第に人間臭くなっていく様が素敵だったな。
今夏、『ラストマイル』という名前ですがアンナチュラルとのMIXで映画化ですね。

MIU404のあらすじ

他人を信じすぎてしまい、考える前に行動してしまう野性的な男、伊吹藍は
誰も信じない、理性的で論理的な男の志摩一未とバディを組むことになる。
二人は、警視庁機動捜査隊の4機捜として二人は様々な悪と戦っていく。
一話完結型ストーリー。
犯人役ゲストは、松下洸平・ミムラ・金子大地・菅田将暉…など

このドラマの魅力

たくさんあるのですが、個人的には伊吹の天真爛漫なキャラクターが好きで、自分もそうでありたいなって思えます。
志摩や九重（警察官僚の息子）といった心を閉ざしがちな人々が志摩や陣馬（九重のバディ）によって心を開いて人間臭くなっていく様子が素敵だなと思ったし、後述のスイッチの名言にもつながってきます。
綾野剛さんは、アバランチのときもそうですが飄々とした手段を選ばない正義の味方役がよく似合う。
今まで私が紹介してきたほっこり系のドラマとはまた違う名言もたくさんありました。

スイッチ

玉突きされて入った俺が、404で志摩と組むことになって、二人で犯人追っかけて、その一個、一個、一個が全部スイッチで！なんだか人生じゃん。一個一個大事にしてぇの。諦めたくねえの。志摩と全力で走るために。
（第六話　伊吹藍）

作中にもピタゴラスイッチが出てきました。
私、最近思っていることがあって。
人生って、奇跡の連続だって思っていて。
今思い返すと
「あのときあのタイミングであの人と飲みに行っていなかったら」
「もしあのとき眠ってしまっていたら」
「もしあのときあの人の授業を受けていなかったら」
タイミングが一秒でも一ミリでもずれていたら
電車が遅れていなかったら…
自分の人生の顔ぶれは大きく変わっていただろう。
一見、最悪な形をしているように見えたスイッチが最良な結果を生んだこともあればその逆も然りで。
大事なスイッチが無様に壊れたと思ったら新しいスイッチが出てきたり。
行動と選択の連続が運命を決めるんだなと。
スイッチによってもたらされた出来事が良くても悪くても「それ」として大切にしていこうと。思いました。
最後の「志摩と全力で走るために」が良かったですね。
スイッチに感謝しながら。これから先、志摩とずっとバディを組めるとは限らない。だけどスイッチによって繋がれた今を大切にする伊吹らしさが現れていました。

間違いも失敗も

間違いも失敗も言えるようになれ。パーンってあけっぴろげによ。最初から裸だったら何だってできるよ。
（第六話　陣馬耕平）

そうなれたらいいなって思います。
だけどね、そうなれないのが現実で。
これを言ったらつけこまれるかな…引かれないかな…って思ってしまうのもやっぱりあるわけで。
みんながみんなそうできていたら。そしてそれを受け入れてくれている人だけだったら苦しんでいる人なんかこの世にいないよ！というのも本音ではあります。
だけど、スイッチを押していく中で、自分の間違いや失敗をパーンってあけっぴろげにできる人に出会えたら大切にしたいですね。

何で、ここにいるんだろう

「このままこの生活から抜け出せないのなら死んでいるのと同じだ」
「私もね、思います。なんでここにいるんだろう　いつまでこうしているんだろう　いらないものを置いておくこの箱の中でただ永らえて　意味があるのだろうかって　この箱の中で」
（第七話　倉田　梨本健）

退職金詐欺にあい、トランクルームで暮らすしかなかった彼。
自分もそうなのですが、病んでいる時は視野が狭くなって
「病んでいる閉塞的な世界が全てだ」って思ってしまいます。
もうこれしか生きる方法はない。って。
俯瞰できないから今の最悪な状況を抜け出す方法がわからなければそもそも自分の現在の立ち位置がわからない。
そんな時に、すくい上げてくれる人がいて、自分の重い重い体と心をヒョイと宙に浮かせてくれる人がいる。
いつも思っていますが病んだ時に必要なものは人なんですよね。