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【だいすきなドラマシリーズ④】

こんにちは。
本当に暑い☼
一昨日は暑いのにサウナへ行きました。
暑い日のサウナも悪くないですね🛀
本日も大好きなドラマシリーズいきましょう。
「コウノドリ」
Amazonプライムでも継続的に配信されていて毎回泣いてしまいます🕊


コウノドリのあらすじ

主人公、鴻鳥サクラが勤務するペルソナ医療センターには日々、たくさんの患者が搬送されてくる。
未受診の妊婦・出生前診断・未熟児・・・
中には事故で大切な妻を失った者・助けられなかった赤ちゃんもいる。
同僚の四宮春樹・助産師の小松るみ子・研修医の下屋加江らと共に命を救う一話完結型物語。
シーズン1・シーズン2あり。

このドラマの魅力

ありきたりな言葉かもしれないけど、生まれてくる命の全てに価値があると思えること。
何もなくても何もしなくてもたとえなんらかの障がいがあったとしても
存在だけで価値がある。
出産って命がけで、産む時はもちろん、それからも大変で。
産まれたときはすべてが嬉しくて、無事に生きていてくれればそれでいいって思える。
だけど、人間ってもっと!もっと!って求めてしまう生き物で最初は産まれてきてくれただけで良かったのに子供が育ってくると
「勉強」やら「スポーツ」やらを求めてしまう。
人間の情操教育の教材として使ってほしいドラマです。
泣いてしまう言葉が盛り沢山・・・

君はこれから

君はこれから、人より何倍も辛いことがあるかもしれないね。けどね、君はいつか人の何倍も何十倍も幸せになることだってできるんだ。負けるなよ。産まれてきて、おめでとう。
(シーズン1 第一話 鴻鳥サクラ)

苦労をしたひとは不幸なのか?と言われるが逆だと思う。
苦労をしたひとは幸せだ。
それは、幸せのハードルが下がるとかそういうのではない。
「自分の味方がいてくれること」
「毎晩眠れること」
「食事ができること」
「お腹が空くこと」
それらすべての一見「あたりまえ」に感謝ができること。
それを「あたりまえ」だと思わないこと。
ありきたりな言葉だけど「あのときのあれがあったから」
「親に虐待されていたから・前の上司にパワハラされていたから目の前の人の温かさや優しさに気がつけた」
とか
「今まで信じられる人がいなかったから人の温かさに気がつけた」
そういうことに感謝ができること。
だれかの講演会で聞いたことがあるのだけど「感謝」ができるひとはとても幸せな人なんだって。

誰かがそばにいて

生きている限り、明日はやってくる
悲しみが繰り返されてしまうことがある。
悔しさが繰り返されてしまうこともある。
それでも、気づいてほしい。
今ある道を進むことで、光が見える。
だから、怖がらないで。
人は必ず、誰かがそばにいて、誰かのそばにいる。
(シーズン2 第九話 鴻鳥サクラ)

久々にみてこの言葉を聞いたとき、涙が止まりませんでした。
私、いつもいつも考えているんです。
苦しくて仕方がない時、どうしようもないとき。
その気持を誰に言えるのだろうと。
また、行き詰まった時にそれを言える人。自分の気持ちを言える人が一体どこにいるのだろうと。
でも、気が付きました。
「だれにでも言えるのだ」と。
だって、人間は完璧ではない。
互いに完璧でない部分を補い合って生きているのだから。
以前、職場の上司にこんな言葉を頂戴しました。
「人は常にだれかと一緒に生きるもの」
と。
その時は「結婚のことを言ってるのかな〜」くらいにしか思っていませんでした。でも、分かったのです。家族とか結婚とかそうじゃなくて
「一人では生きていけない」ということだと。
一人暮らしをしていても、誰かがつくって売ってくれている衣服を着て
誰かが生産した食べ物を食べて誰かがつくったコンテンツを見ている。
だから、自分の弱いところや不得意なことは隠さなくていいんだって思いました。

頑張っていない小松さんも

小松さん、あまり頑張りすぎないでください。
頑張ってる小松さんも好きだけど、頑張ってない小松さんも大好きです。
だから一人で抱え込まないで。
みんな、小松さんの味方ですから。
(シーズン2 第七話 鴻鳥サクラ)

決壊でした。心のダムが。
自分の痛みをわかってくれる人がいる。
頑張ってなくても大好きだって言ってくれる人がいる。
自分も誰かにそう言ってあげられるようになりたいなって思った。
仕事仲間である前に一人の人と人だから。
このあと、小松さんが向井さんに子宮を摘出した話をするのだけど
これを聞いた向井さんは小松さんになにかアドバイスをしてあげるでもなく
ただ一緒に泣くの。
自分の気持に寄り添ってくれる人、いてくれるだけで嬉しいですよね。
味方でいてくれる人がいるだけで
このひとは味方だって思える人がいるだけで心強い。
頑張ってなくても大好きだって言ってくれる人がいるだけで
頑張りすぎなくても自分には価値があるんだって思わせてくれる。

人生に正解なんかなくて、存在していることに価値がある。
産まれてきたすべての命にはそれだけで価値があるって
出産シーンだけじゃなくてすべてのシーンで教えてくれる。

コウノドリ、すごいドラマです。
思いっきり泣きたいとき、自分の存在意義や存在価値が迷子になってしまった時に見ます。

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