コウノドリに少しの恨み

Tverで過去のドラマを鑑賞して号泣するターンが再びやってきた。

最近は「コウノドリ」を観て泣いている。産科医の主人公を中心にした周産期医療の物語。1話目から重い。苦しい。というか生命に関して、ましてや命の誕生にまつわることが軽い訳が無い。

職場の人がみんな綾野剛さん(コウノトリ先生)みたいだったら良いのにな。


私はいまだに、生まれてきて良かったと思うことができない。うまくいかないことがたくさんで、命の重さとか奇跡とか、そんなこと言われてもだ。命がどんなに重かろうと、その命のために生活を回さねばならないこの心身のことを考えて欲しい。

でも、それでも、ドラマの中の赤ちゃんやお母さん、家族の幸せを強く祈った。産まれてよかった、よくやった、と泣いていた。

今ここで生きている私は、命や人生を大事とか尊いとかそんなことを言えるような心は持ち合わせていない。けれど、胎児たち、乳幼児たちの生命力には驚く。泣き声に生命の強さを感じる。

その存在の強さを否定することはできない。私の価値観がどうあれ。

多くの生命ができるだけ元気で、幸せでありますように。

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